メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bydao0505

接吻代行【毎週ショートショートnote】裏お題

    20XX年、接吻によって感染する感染症がまん延した。そのため、全世界において接吻禁止法が施行された。

    接吻をせずに、ほっぺを擦り合わせるのが新しい愛の表現方法になった。

    人々はそれで仕方なしという雰囲気ではあった。しかし、それでも接吻をしたい人はいた。ただ、接吻をする者は、見つかると逮捕されるのだ。

    そして、プン活と呼ばれる接吻をしてお金を得る者も出てきた。

    街にはプン活女子が溢れていた。男が街を歩いていると、たらこくちびるを強調した女性が近づいてきた。

    「本物よ。1万でどう?」

    女性は血色の良い真っ赤なくちびるをしていた。

    男はその場で女にお金を支払い接吻をした。

    「うわ!しょっぱ」

    「そうよ。本物って言ったでしょ。本物のたらこよ。はい、あげる」

    男はたらこを受け取って、とぼとぼと家に帰った。

    すると家には配達物が届いてた。

    「接吻代行ロボットだ。やっと届いたな」

    さっそく、男は箱を開けて、ロボットにくちびるをセットして接吻をした。


    (410字)

    たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。

    ※初稿を最終稿といたしました。


    *この記事は、以下の企画に参加しております。

     
     
    小説を書き始めたいと考えた男性51歳。小説書き方本等で独学で勉強中。書きたいことは頭の中にいろいろあります。公募してみたいと思っているがまだまだ全然の人。

    あなたへのおすすめ