
【連載 第41回】(放送第121回):新春スペシャル「ビートルズ・アンソロジー4という名の奇跡」
2026年という新しい年の幕開け。記念すべき「第121回」の放送日は、なんと元旦の木曜日でした。 これ以上ない「声はじめ」となった特別な夜、私たちが熱く語り合ったのは、音楽史におけるひとつの「奇跡」について。時がどれほど流れても私たちの心を震わせ続ける古き良き音楽と、それを現代に蘇らせる最新技術の美しい調和の物語です。

◆なじバンのすたるじあ コミュニティFM局「RainbowTownFM 88.5MHz」にて放送中。 幼馴染バンド「BLUES CHAPLIN(ブルースチャップリン)」の山岸竜司(竜)と高橋正臣(臣)が、毎週、音楽・建築・宗教など、お互いの専門分野を交えながら、愛おしいノスタルジーの引き出しを開けていく10分間。

【放送アーカイブ:最新技術で救出された、ジョンの生々しい息遣い】
竜ちゃん(竜): リスナーの皆さん、2026年、新年あけましておめでとうございます!BLUES CHAPLINの山岸竜司です。
臣さん(臣): 明けましておめでとうございます。高橋正臣です。元旦のこの時間に皆さんの耳元にお邪魔できるなんて、本当にパーソナリティ冥利に尽きますね。
竜: 番組もこの夏にはいよいよ4年目に突入します。そんなおめでたい元旦のテーマは、世界中を驚かせた『ビートルズ・アンソロジー4』。これについて、僕たち「ビートリート(ビートルズ愛好家)」の視点でたっぷり語り尽くしたいと思います。2023年に『Now and Then』が発表された時も衝撃でしたが、今回はさらにその先を行く感動がありました。
臣: あの時はピーター・ジャクソン監督が開発した機械学習技術で、ジョンの古いカセットテープのノイズから、まるでナイフで切り分けるようにピアノとボーカルを綺麗に分離したんですよね。ポールの執念が、40年越しにジョンをスタジオに呼び戻した。
竜: ええ。当時のミックスはジョンの声を補うためにかなり深くエフェクトがかかっていましたが、今回の『アンソロジー4』でリミックスされた音源を聴いて、本当に鳥肌が立ちました。特に『Real Love』! ジョンがすぐ隣で歌っているようなクリアさで、ポールのベースのうねりや、リンゴのタイトなドラムの「会話」がはっきり聴こえる。まさに4人が2020年代に再び集結したという興奮です。
臣: ジョンもジョージも肉体はこの世にないけれど、残された音楽遺産と、生きているポールとリンゴの情熱があれば、ビートルズはいつでも完成する。これはもはや、技術の恩恵というより「愛の証明」ですね。
竜: 最高の言葉ですね。僕たちBLUES CHAPLINのステージでも、奏でているのは60年代のあのマインドそのものです。臣さん、今年のライブではこの複雑なコーラスとサビのハイトーン、頼みますよ!

【Music of The Week】
Now and Then(The Beatles Cover / BLUES CHAPLIN)
AI技術への賛辞と、4人のメンバーへの尽きない愛を込めて。時空を超えて僕たちの元へ届いた奇跡の新曲を、僕たちの解釈と変わらないビートマインドを込めてカバーしました。
編集後記
元旦からこれだけ熱く語ると、2026年はビートルズ色にどっぷりと染まりそうな予感がします((笑))。
古き良きものを大切にしながら、最新の感動も追いかけていく。これこそが『なじバンのすたるじあ』の精神です。4年目に向けてさらにステージを増やし、音楽を通じて皆さんとより深く繋がっていければと思っています。今年も素晴らしい一年になりますように!
🎥 Vol.121:新春スペシャル「ビートルズ・アンソロジー4という名の奇跡」 👉 なじバンのすたるじあ Vol.121 アーカイブを視聴する(YouTube)