
【語学学習】ワンピースで日本語を学ぶ夫はいずれルフィになってしまうのか
懺悔します
「1年も住めば現地の言葉は話せるようになるものでしょ?」と外国語を勉強したことがない人が仰るのは頭突きをかましてやってもいいくらい罪なことだと思うが、実際8年タイに住んでこの有り様のわたしが同じセリフを言おうものならどの口が言うの罪で市中引き回しの刑に処されても文句は言えない。

バベルの塔も崩壊した甲斐がないというもの
しかし夫はこのnoteを読んでいないので身の安全を信じて言わせてもらうと、
「1年で日本語いけるんじゃないか?君なら。」と思ってしまっている。
罪犯しついでにそう思った理由も書いてみる
タイ人耳がいい
タイ語の音が日本語より多いこともあり、夫は日本語を聞き取ってマネして発音するということがほぼ問題なくできる。
とりあえず発音できるというのは勉強の楽しさを継続する上でも大きなアドバンテージになると、タイ語の発音で心が折れたわたしは思う。
しかし強いていえば「し」と「ち」の聞き分け、サ行とカ行の濁点有りなしの聞き分けが難しいようだ。
例えばしりとりをしていると、「カズコ(わたしの母)」のあとに「ゴリラ」と続けてくるので、コとゴの区別ができていないことがわかる。
母とゴリラの区別はついていると思う。
あとちびまる子ちゃんの歌を「ピーしゃらピーしゃら」と歌うので、
ヒャ、ヒュ、ヒョの発音も難しいっぽい。
まあヒャヒュヒョを使う単語なんてそんなに多くはないので大した問題ではないだろう。
ワンピースが効いてる
最近わたしたちはNetflixでアニメ、ワンピースを第一話から見ているが、
夫はそこから早くも「クソジジイ」「コロス」「富、チカラ」など
日本の生活で毎日使えそうな言葉をどんどん習得している。

悪魔の実の名前からはスベスベやモクモクなどのオノマトペもたくさん学べてすばらしい。
この勉強法で心配なのは「仲間だ」「友達だ」ばかり言うアツい男に仕上がってしまったら根っからボッチのわたしにはちょっとウザいな、というところだ。
まだこの先1,000話くらいあるようなので経過を見守ることにする。
日本語使わないとサバイブできない環境になる
以前書いたように、わたしはタイでも日本語と英語のみで生きられるぬるま湯にどっぷり浸かっている。
しかし夫の場合、わたしの地元のド田舎で暮らすということはもう日本語を話すほか生きる術はない。
これが彼にとってどのくらいストレスになるのかはまだやってみないとわからない。
ぬるま湯に浸かっているわたしでさえ、たま〜に家族や友人の集まりで全員がタイ語で盛り上がっている場にいるとなんだか特殊な孤独を感じる。
みんなが何で笑っているのかわからなくて、無表情でいても気を使わせるし、いっしょに笑うのもおかしいし、適当な表情が選べず仮面でもかぶっておきたいあの感じ。
ひとりでいるより何倍もひとりな感じがする。

そんな経験があるので、わたしはできるだけ夫とは英語かタイ語で話し、家族のささいなやり取りも訳して伝えようと思う。
日本人でもよくわからない父の冗談を訳したら絶対わたしがスベッたみたいな感じになる…それでも…!
結局のところどっちでもいい
そんな感じで夫の日本語にちょっと期待をしてしまっているわけだが、
別に全然伸びなかったとしても結局のところどっちでもいい。
私と関わらなければ無縁でいられたはずの、日本という小さな島国でしか通じない言語にどれだけ人生の労力を捧ぐかは彼の自由である。
楽しく暮らせればなんでもいい
そーゆーこと。