
「うちの子、不器用かも」と思ったら、練習の前に見てほしい5つのこと(作業療法士・3児の母より)
ハサミがうまく使えない。お箸がぎこちない。ボタンに時間がかかる。線が引けない。工作を嫌がる。
まわりの子ができているのを見ると、「うちの子、大丈夫かな」と気になりますよね…💦
そして「家で練習させなきゃ」と焦り始める。あるあるです。
私は小児分野の作業療法士として、発達障害や小児疾患のあるお子さんを見てきました。
今は3人の子の母でもあります。
正直に言うと、家では職業の面影ゼロです。
「いやー!」と泣かれるのは日常茶飯事🤣
じっくり机に向かう時間もありません。
そんな私が、家でだけは決めていることがあります!
できないことを、そのまま練習させない。
ハサミが苦手だからハサミ。
箸が苦手だから箸。
これが答えになる場面ももちろんあります。でもその前に、一つだけ考えてほしいことがあります!
「この子は、どこで困っているんだろう?」
ハサミで紙を切るとき、子どもは同時にこれだけのことをしています。
・座って姿勢を保つ
・利き手でハサミを動かす
・反対の手で紙を持つ
・線を目で追う
・力を入れすぎず、弱すぎずに動かす
つまり「ハサミが苦手」の裏側は、子どもによってまったく違います。
指の力ではなく、紙を持つ手が難しいのかもしれない。座っているだけで疲れているのかもしれない。
理由が違えば、家でやることも変わります!
この先では、次のことをお伝えします。
・不器用に見える子の「見るポイント」5つ
・それぞれに合った、おうちでできる遊び
・「練習させなきゃ」でしんどくならないための考え方
特別な教材も、毎日の療育タイムも要りません。
「これなら今日できそう」というものを、ひとつ持ち帰ってもらえたら嬉しいです☺️
よく、「作業療法士だから、しつけも上手でしょ」と言われます。
……全然です。
長男は動きがとにかく速い。「あ、危ない」と思った時には、もう次の場所にいます。言葉で止めるより先に、体が動いて止めてしまう。あとから説明しようとしても、まだ伝わらないことも多くて、気づけば「もう!」と怒っている。
わかっているのに、怒ってしまう。
子どもを見る仕事をしているのに、家ではこうです😭
だからこの記事は、「専門家の立派な子育て」の話ではありません!
同じように毎日バタバタしている親が、家で無理なく使える見方をまとめました☺️
ぜひ気になる方は読んでください!
巻末に、「保存版 不器用な子の 何したらいい? 早見表」をつけました!
困りごと別に、“まず見るところ”と“遊びのヒント”をまとめました☺️