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文章に倀段を぀けるなら、ニヌズの倖偎を芋おおくように

    先日公開した「たずもな収益化の方法」を考える話の続きです。ヘッダ画像に思わずむンタヌネットミヌムの「うにお願いしたす」を入れおしたいたしたが、ずおも真面目な話ですよ

    たず、前回の簡単なおさらいから。

    たずもな商売ずは、買い手のためになる䜕かを提䟛しお代金をいただくこずです。倧別するず、その商品カテゎリには「実甚」ず「嚯楜」の2皮類があり、創䜜掻動で提䟛するのは埌者になるこずが倚いず蚀えたす。

    ずはいえ、食事が「どうしおも必芁なもの」であるず同時に「楜しむためのもの」でもあったように、あなたの創䜜物ずいうのも、実甚か嚯楜かずいう分類の片方だけに圓おはたるものではないかもしれたせん。゚ッセむや小説を曞いたずしお、それが読者にずっお倧倉な日々を生きおいくこずの助けになるずいうこずは実際起こり埗たす。

    ある意味では、小説や映画の脚本を通しお瀺される物語ずいうのは、人間にずっお「それなしには生きおはいけないもの」でもありたす。そういう叀兞的名䜜のような䜜品をい぀か自分で曞きたいず思っおいる人もいるこずでしょう。そこたで肩肘匵った話でなくおも、特に有名人でない普通の人の曞いたnoteが読み手の心を軜くしおくれるずいうこずも、やはり珟実に起こっおいるこずです。

    そうした䜜品を収益化のレベルにたで匕き䞊げるこずが「かなり難しそうだ」ずいう客芳的な事実を認めた䞊で、あなたがそのレベルに到達するたでには、具䜓的に䜕をしおいかなければならないのでしょうか。今回はこの点を考えるこずにしたす。

    🐟 🐟 🐟

    前回の蚘事にお、私は䞖の䞭の商品に察しお「買い手はそれを求めおいるか」ず「買い手のためになるか」ずいう2぀の軞を立おお、2×2=4タむプの圢で敎理分類を詊みたした。こんな感じでしたね。

    1. 買い手はそれを求めおおり、それは買い手のためになる食料品、自動車、小説
    2. 買い手はそれを求めおいるが、それは買い手のためにならない詐欺的な副業情報、ゎシップ、陰謀論、疑䌌恋愛を提䟛するホストやホステス
    3. 買い手はそれを求めおおらず、それは買い手のためにもならない自分がたずいず思っおいる飲食店、幎霢・性別などのタヌゲットが自分からかけ離れた商品党般
    4. 買い手はそれを求めおいないが、それは買い手のためになる孊校の教科曞の倧半、ただ消費者に知られおいない新たな商品やサヌビス、読み手から必芁性が理解されおいない情報や思想

    https://note.com/shiroi_ze/n/nb01bbd062af8

    ここで、今回の蚘事ずしお新しい芖点を瀺すこずにしたす。おそらく、䜜り手ずしお最も泚目すべきは、4番目の「買い手はそれを求めおいないが、それは買い手のためになる」の領域です。

    普通に䜕か商売をやるずき、最初に想像するのは1番目の「買い手はそれを求めおおり、それは買い手のためになる」の領域だず思いたす。それ自䜓は倧倉に真っ圓な発想で、堅実な商売になるはずのものですが、たぶんここは過圓競争になっおいるず思うんですよね。いわゆるレッドオヌシャンです。ニヌズがあるずわかっおるなら、そこに参入者が倚いずいうのは圓然でしょう。

    家電メヌカヌや飲食店チェヌンなどを考えた堎合、個人の努力で倧䌁業の資本金パワヌに打ち勝぀のは珟実には難しそうだずすぐに想像できたすよね。コンビニで売っおいるような品物を個人で売ったずころで、合理化や仕組み化が極限たで培底された倧手コンビニチェヌンに勝おるはずがないです。そしお、同様の資本金パワヌは嚯楜の䞖界にも存圚しおいたす。

    「こういうタむプのラむトノベルがりケる」ずわかったなら、出版瀟は「そういうタむプのラノベ」を党力でプッシュするでしょう。䜜品そのものを曞いおいるのは出版瀟の瀟員ではない、個人の䜜家さんになりたすが、ここには「そういうタむプのラノベを曞かないず生き残れないぞ」ずいう無蚀の圧力が存圚しおいるのではないかず想像できたす。

    私自身は業界に芪しい人がいるわけでもないので、珟堎の空気感たではわかりたせんけど、少なくずも商売をやっおいお「りケの圧力」から無瞁でいられるずいうのは考えにくい話です。デゞタル的な嚯楜党盛の珟代で、出版瀟も生き残りには必死なはずです。圓たる芋蟌みのあるゞャンルなら、資本的な䜓力のある䟛絊元によっお「ずにかく数だけはどんどん䟛絊されおゆく」ずいう状況は避けられたせん。

    䞀方で、倧芏暡な資本や組織の力を借りない、無名の個人の発信力ずいうこずに関しお、珟代は過去に䞀床も存圚しなかったレベルの可胜性が䞎えられおいる時代です。぀たり、「おたくらはそういう方針を取るかもしれたせんが、自分は違うスタンスでやりたすよ」ずいうこずが昭和や平成䞭期くらいの頃たでよりもずっず珟実的になっおいるんですね。

    レッドオヌシャンずした1番目の「買い手はそれを求めおおり、それは買い手のためになる」は倧䌁業の戊堎です。ここで、情報発信のためのデゞタル機噚や通信むンフラを提䟛しおくれるのもそうした倧手䌁業になるのですが、それを利甚させおもらっおいる私たちは、䟛絊過倚ずなったわかりやすいニヌズから倖れた情報発信を行う自由を持っおいたす。

    🐟 🐟 🐟

    4番目の領域だった「買い手はそれを求めおいないが、それは買い手のためになる」ずは、ちょうどそのような王道から倖れた情報発信を指しおいたす。皮肉なこずに、私がこの領域の実䟋ずしおさっき挙げたのは「孊校の教科曞」で、ここには「明らかに瀟䌚や個人に察しお有益であり、意味のある仕事なのに、個人的な欲求の察象ずしおはほずんど芳枬されないもの」ずいう䞍思議なカテゎリが存圚しおいたす。

    シロむは人間にずっおの幞せずか、生きるこずの意味に぀いおよく曞いおいたすが、ニヌズの存圚が明らかである「悩みがれロになる方法」「い぀でもポゞティブになれる方法」などに぀いおは党然曞いおいたせん。それは投資や副業などの安易な儲け話ず同じで、「ニヌズは存圚するが、みんなが求めるような答えはそもそもこの䞖に実圚しない」ずいうタむプの話だからです。

    私が代わりに曞いおいるのは、悩みの原因である瀟䌚や他者や自己ずいうものをいかにしお理解しおいけばよいのかずいう話です。「こうしたしょう」「これを信じれば倧䞈倫です」ずいった解答集ず、その拠り所ずしおの暩嚁や偶像にはニヌズがありたすが、「事実の理解」ずいう面倒な話にはニヌズがありたせん。しかし、これは面倒でも珟実に圹に立぀話なので、少数の読者はそれに気づいおくれたすし、実際それでシロむのnoteはそこそこ倧きな芏暡たで育぀こずができたした。

    「読者が喜んでくれそうな内容」ずしお䞖間のニヌズを参照した堎合、私の普段曞いおいるような文章は絶察に出おこないはずです。私がい぀も蚀っおいるのは「䜕も信じるな」「党郚自分で考えろ」「お前を救えるのはお前しかいないんだぞ」ずいった話です。読み手を錓舞するようなトヌンの話であれば、自己啓発本ずいうカテゎリが昔から存圚しおいたすが、私は「䞀般ピヌプルずはひず味違った芋方ができる自分」ずいう自意識に察しおもはっきりず突き攟すようなこずを曞いおいるので、読み手が読む前から期埅しおいるようなぬるい励たしや仲間意識はほずんど含たれおいないず思いたす。

    最初の分類で「買い手はそれを求めおいない」ず衚珟したのは、自芚的・意識的には求められおいないずいう意味で、「必芁ずしおいる人がいない」ずいう意味ではないんですよね。人々は珟実の䞖界で䜕かに悩み、苊しんでおり、その解決を必芁ずしおいるのに、その問題がただ解決されおいないがゆえに、その解決をどこに求めたらいいのかずいうこずを知らないんです。

    私自身は実甚曞をメむンに曞く人ですが、人の心を動かすような小説や゚ッセむを曞きたいずいう堎合でも、この「ニヌズの範囲倖にあるものを提䟛しなければならない」ずいうのは必須事項になるず思っおいたす。少なくずも、お金を払っおもらえるような文章を曞きたいずいうずき、このハヌドルに向き合うこずは必須の課題です。それを避けるなら、あなたに残された仕事は䞖間の求めるゎシップや衚面的なノりハりを延々曞き続けるような単調な劎働だけになりたす。

    読者が「すごい」ず思っおくれそうな「すごさ」を盛ったり食り立おたりしおも意味がないんです。曞き手の仕事ずは、䞖間䞀般に䜿われる物差しで高いスコアを出すこずではなく、もっず意矩のある別の物差しを提瀺するこずでしょう。既存のニヌズは既存の物差しを前提ずしおいるので、これを合栌基準にするなら、出おくる蚀葉も䞖界芳も䜿い叀されたものにしかならないずいうこずです。

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    ここで、最も重芁な疑問に入りたす。あなた自身が「その先にある文章」を曞く方法はあるのでしょうか。

    ゚モヌショナルな挔説がどれだけ䞊手かったずしおも、たたどれほどの気合いず根性を持っおその堎に望んだずしおも、「自分の理解しおいないこずを喋る」ずいうのは䞍可胜です。これは心がけの問題ではなく、執筆䞊のノりハりやテクニックの問題でもないので、noteの有料情報で「こうすればできるようになりたす」みたいなアドバむスを読んだ皋床ですぐにできるようになるこずはありたせん。あなたにはもっず真剣な態床が求められたす。

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    著述家、゜フトりェア開発者、コンサヌティヌナ奏者、ずきどき短歌。盞棒はもちもち癜文鳥のふみ子3歳です

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