
アイキャッチ画像生成はAIにお任せを。Nano Banana Proのプロンプトテンプレートと実際のフロー
アイキャッチ画像の制作、毎回時間がかかりますよね。
デザイナーである私でもそうなんだから、そうじゃない方々はよほど苦労している部分なのかなとも思う。
記事を書き終えた後に「さて画像どうしよう」となって、結局30分近く費やしているケースは珍しくない。テーマを考えて、ツールを開いて、プロンプトを試行錯誤して、出力を確認して、リサイズして。工程が多い。
今日はその工程を5分以内に収めるフローを紹介します。
前提:使うツールと環境
使っているのは以下の2つだけ。
Nano Banana Pro(画像生成AIツール)
Claude(プロンプト補完・最終確認用)
Nano Banana Proは2026年現在、最もコスト効率が高い画像生成ツールのひとつ。バッチ生成とプリセット保存ができる点が特に実用的。料金プランは公式サイトで確認してほしい。
実際のフロー:全体像
Before(約35分)
記事執筆 → アイキャッチで詰まる → 検索 → 試行錯誤
After(約5分)
テンプレートに記事テーマを貼る → 生成 → 選ぶ → 書き出し
差は30分。週に5本書くなら月間で約10時間の圧縮になる。
テンプレートの設計思想
ポイントは変数を1箇所だけにすること。
プロンプト全体を毎回書き直すのではなく、固定部分と可変部分を分離する。変えるのは「テーマ」の部分だけ。それ以外はすべて固定。
これだけで迷いがなくなる。
Nano Banana Pro用プロンプトテンプレート
以下がそのまま使えるテンプレート。
ブログのアイキャッチ画像
テーマ:【ここに記事テーマを1行で入れる】
構図:横長、アスペクト比1.91:1(1500×792px相当)
スタイル:フォトリアル、シネマティックライティング
カラー:ダークネイビー、ライトブルー、ホワイト
テキストなし、ロゴなし
プロフェッショナルで親しみやすい雰囲気
重要な要素は中央に配置する【ここに記事テーマを1行で入れる】の部分だけ毎回書き換える。
サイズは少し大きめに出力するのがコツ。
スタイルとか、カラーとかは文章の内容によって色々試してみると良い。
テキストを入れたければ テキスト:タイトル名◯◯◯ とすればOK。
テーマの書き方の具体例
抽象的なテーマだと出力がブレる。具体的なシーンで書くのが鉄則。
✗ 「AIについて」
✓ 「日本人のエンジニアがPCの前でAIツールを操作している落ち着いたオフィスシーン」
✗ 「仕事効率化」
✓ 「整理されたデスクの上にノートとスマートフォンが並び、ソフトな朝の光が差し込むシーン」
シーンとして描写できる粒度まで落とす。これが精度を上げる唯一の方法。

ブログのアイキャッチ画像
テーマ:整理されたデスクの上にキーボードとメモ帳とコーヒーカップが並び、画面にプロンプト入力中のUIが映し出されているシーン。落ち着いた間接照明の光が差し込んでいる
構図:横長、アスペクト比1.91:1(1500×792px相当)
スタイル:フォトリアル、シネマティックライティング
カラー:ダークネイビー、ライトブルー、ホワイト
テキストなし、ロゴなし
プロフェッショナルで親しみやすい雰囲気
重要な要素は中央に配置する
Claudeをどう使うか
記事テーマだけ渡して、シーン描写に変換してもらうのが効率的。
プロンプトの補完に使う感覚。自分でうまく言語化できないときだけ頼る。毎回使うわけではない。
Claudeへの依頼文はシンプルでいい。
以下の記事テーマを、画像生成AIに渡せるシーン描写に変換してください。
1文で、具体的に、日本人が登場する場合はそう明記してください。
テーマ:【記事タイトルや概要を貼る】これで出てきた文章をテンプレートの【テーマ】部分に入れるだけ。
定型化のメリットとは
例えば20本の記事を執筆するのであれば、アイキャッチ制作だけで10時間以上が消えている可能性がある。
テンプレートと固定フローを持てば、その時間はゼロに近づく。浮いた時間を記事の質に使えばいい。
品質の均一化というメリットもある。毎回スタイルがバラバラだったものが、カラーとトーンが統一されるようになるので、ブランディン部と言う視点で考えるとこれはプラスに働く。
テンプレートを持つ。変数は1つに絞る。迷わない仕組みを先に作る。
「毎回ゼロから考える」をやめるだけで、制作時間は35分から5分になった。
よかったら使ってみてください。