
【漫画エッセイ】ASDの私が、病院で働きながら心理学科で学ぶという挑戦!






カウンセラーとの出会い
私は些細なことで、小学生中学年になっても癇癪を起した。それを変えたのが、カウンセラーの “星先生” だった。
・先生が飼っている犬と散歩をする。
・多肉植物を一緒に世話する。
・カバンなどを手縫いでつくる。
そんな小さな挑戦で、先生は静かに私を変えた。
多様な「フレーム(捉え方)」が世界にはあるのだと。自分の感情・行動を捉え直す(ReFrameする) 方法を教えてくれた。
先生はASDの私という特性を、壁(障害)にすることなくジャンプ台にしてくれた。ジャンプ台へまでの助走は、一つずつの挑戦だった。




病院で働く気はなかった
私は、就労移行支援事業所でサポートを受けつつ就活をした。障害者雇用と一般雇用の選択があったが、私は真正面から夢を追った。
でも、就活は難航し続けた。
そんな時に、星先生や就労移行のスタッフから教えてもらった「新しいフレーム(捉え方)」が私を前に向かわせた。それはー
・「仕事」の目的は、両立も絞ることもできる。
・「仕事」の選択は、一度ではない。
・ASDという特性がある「自分」の現状がある。
という捉え直しだった。
私は「強い気持ちで挑戦」をする選択をやめた。「優先順位をつけた挑戦」をする選択をした。それで、私は病院の事務で働いている。
「仕事」は「生活」のために。
「やりたいこと」は「次のステップ」で。
私は、挑戦に優先順位を付けた。






通信大学の心理学科に合格!
病院で働き始めて1ヵ月後に、同じ就労移行支援事務所から男性が入職してきた。その男性は、私より大幅に優秀すぎた。
私が「存在意義」を感じられなくなるのに、時間はかからなかった。
でもそれも、偏った「フレーム」での見方に過ぎない。だから、私は少しずつ自分で「リ・フレーム」することを努めた。私が取った手段は、「通信大学の心理学科」に出願することだ。
・今の病院で直接、役に立たなくてもいい。
・人生のキャリアアップの一つにする。
・「前進している」と意識することを目的にする。
カウンセラーになれるかは分からない。
けど、それを長期目標に挑戦することに意味がある。役立たずの駄目人間だと、ウジウジしている方が非建設的だ。
心理学科だったわけ
私はASDの診断を受けている。そんな自分に、だいぶ悩んできたし今も悩んでいる。だから、自分の自己理解のためにも心理学を学びたかった。
私の夢は、「役者」だ。
人の心を理解できないこともあるからこそ、その心理に興味を持つことが多かった。そして、理解の手段に「演じる」ことがあった。
だから少し遠回りだが、「夢への挑戦」の延長線上に心理学があった。
また私は病院で働いてみて、患者さまのメンタルについて耳にすることが増えた。治療も必要、でも同時に心のケアも求められている。それを感じたから、「病院で役に立つ仕事」としてカウンセラーを目指そうと思った。
そして、恩師の「星先生」のように人の心を救いたいとも思った。
私が救われたように、恩を巡らせていきたい。
おわりに
働きながら学ぶことは、簡単じゃない。
でも、未来に向けて挑戦することに意味があるはずだ。
最大可能在籍年数まで、かかってもいい。
だから今の病院での業務を最優先に、通信大学の心理学科でも学びをやっていきたい。合格してからが、本番だ。
素敵な学びができることに、感謝を。
最後まで読んでくださったことに、感謝を。
