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「街の外れのレストラン」:【毎週ショートショートnote裏お題】ほころびタンシチュー

    ここは街の外れにあるレストラン。
    このレストランにあるメニューは1つだけ。

    その名も『ほころびタンシチュー』ーー。

    さあ、本日もこの店の味を求めてお客様がやってきました。
    やって来たのは、臆病なクマさん。
    人目につかない片隅の席に座ると、すぐに『ほころびタンシチュー』が提供されます。
    クマさんは恐る恐るひと口、しばらく目を閉じていました。
    ひと口目をしばらく味わった後、その後もゆっくりと味わいました。
    クマさんは顔をほころばせながら、帰っていきました。

    次にやって来たのは、とても疲れた顔をしたフクロウさん。
    窓際に座ると、すぐに『ほころびタンシチュー』が来ました。
    フクロウさんはお腹が空いていたのか、あっという間に平らげました。
    フクロウさんも顔をほころばせながら、帰っていきました。

    本日最後にやって来たのは、ウシさんです。
    カウンターに座って待っていましたが、いつまで経っても『ほころびタンシチュー』が来ません。


    数分後、お店の入口には「準備中」の看板が……。

    (420字)

     
     

    蒼天

     
     
    SFショートショートをメインに投稿しています。 SFは「ショボいファンタジー」の略称です、あしからず。 まず1年間で100本投稿を目指しています。

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