
【オカ譚行ってみとうせ】幕末に破門された絵師『絵金』を訪ねる土佐の旅・室戸に伝わる空海七不思議・日本の九龍城塞『沢田マンション』見学編
番組をお聞きの方もそうでない方もこんにちはぜよ。
ポッドキャスト番組『昭和オカルト奇譚』のマサぜよ。2025年4月の高知県出張に有給をくっつけて行うたがよ。そのついでに、現地でリポート取材もしっかりやっちょったきねぇ。おおまかに二つに分けて、12月26日の配信回と、1月16日の配信回で流す予定ながよ。
ほいたらまず、12月26日配信の内容を紹介しちょこうかね。
この回では、幕末の絵師・絵金を訪ねて赤岡をぶらっと巡る旅に、
室戸岬に今も残っちゅう空海の七不思議とお遍路体験、ほんでまた、日本の九龍城塞とも言われゆう、あの「沢田マンション」編ながよ。
※2025.12.26(Fri.)配信回用の記事ぞね。
★年末まで隔週配信中のため、12/26配信時期の状況を加味した結果、note記事は先に公開することに踏み切ったぜよ★
2月7日(金)Naked Loft YOKOHAMAトークライブのチケット販売がスタート!
コミカライズが動き出す(連載開始)付近にちょうどイベントあったらいいなーという話をしていたら、前回の横浜で当日に、そして6月に実施した梅田からもオファーがあったので、ここぞとばかりにお受けしました!
※梅田の後は、たぶん単行本発売記念イベントまでは無いと思う。
会場チケット、オンラインチケットの販売を開始しておりますので、スケジュールのご都合がつく方、特にまだ一度もオカ譚イベントに来たことがないリスナーはぜひお越しください。新体制での初イベントとなります。
3月20日の梅田ラテラルトークライブは今月中にチケット販売開始予定。
▼チケットの購入はこちらから
※今回もツイキャス(オンライン)配信はあります。
ついに来た!幕末の絵師「絵金」の町、赤岡と絵金蔵
以前、note出張所でも書いたことのある、毎年7月の第三土日におこなわれている『絵金祭り』。その時期はやはりどうしても仕事的にスケジュールを空けることが厳しく、行きたいナァ(´・ω・ `)と毎年言い続けて早20余年(ギャラリーフェイクがきっかけだとそういう計算に…恐ろしい)。
2025年4月についに赤岡の地に降り立つことができました。まずは、絵師金蔵については過去記事をご覧ください。
…というわけで、高知龍馬空港から時間との勝負でいきなりタクシーに乗り込んで到着した赤岡。土地勘もないのでわからなかったが、空港からも結構離れていた。この時、高知県香美市出身のやなせたかしさんがモデルのNHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』がちょうど始まった頃だったため運転手さんからはそっち関係の聖地巡礼と思われていたようだった。
実は、あんぱんの4作前である『らんまん』も高知県が舞台だったりするので、ここ数年はそういう観光客が増えているとのことだ。
「お兄ちゃん、あんぱんかい?」
「いえ、幕末の絵師、弘瀬金蔵の常設展、絵金蔵目当てなんです…(´・ω・ `)」
「…ホーゥ、あーた変わっとるねぇ⤴」
※大泉洋風のイントネーションで

実際の絵金祭りで屏風絵が飾られる通りを歩きながら絵金蔵に向かいたかったので、赤岡駅でおろしてもらう。ここから10分ほどの場所に、常設展の絵金蔵がある。

受付を済ませ、まずは2Fのシアタールームでそこそこ長い絵金と赤岡の歴史を学ぶ。ある程度の基礎は学習してはいたが、そこはやはり現地。知られざる絵金のエピソードなんかも詳しく教えてくれて満足。
1Fには展示があり、基本はレプリカだが数枚ホンモノが展示されている(この画像の隣のお部屋)。ここは絵金祭りを疑似体験できるように演出してくれているありがたいゾーン。提灯を持って、ろうそく(風)な灯りにゆらめく屏風絵を見物できる。


詳しくはポッドキャストを聞いてほしいところだが、この”血赤の絵金”の二つ名に相応しい、血みどろでおどろおどろしい屏風絵の数々を、まるで絵金祭りの中にいるかのような雰囲気で楽しむことができる。

しかしそんなホラーな描写のなかにも、絵金の人柄を表すように遊び心が随所に見られるのもまたおもしろい。例えば、上の播州皿屋敷の青山鉄山が着ている裃(かみしも)の本来家紋がある部分には、男女がまぐわっているような隠れアイコンが潜んでいたりする。

そんなホラーとエロスのギャップを楽しみながら展示を眺めていると、あっという間に2時間ほど経っていた。詳しくはポッドキャストにて。
▼絵金蔵の場所
※tiktokには動画もアップしています。
@showaoccult 血みどろの芝居絵をダイナミックに描く幕末の絵師、絵金 #オカルト #高知県
♬ Cool Japanese style EDM(878587) - mu-ray
前編の高知ご当地グルメ『かつおラーメン』と『鯨竜田揚げ定食』
高知城のお膝元、武市瑞山を切腹させた広場があったあたりにある(どんな紹介)ひろめ市場は編集の都合上、後編(1月16日(金)配信予定)のほうにまわしたため、実質的に前編では2つのご当地グルメリポのみとなる。
そのひとつが、そもそもひろめ市場前の野外屋台ラーメンではあるのだが、『拉麺専門 神』のかつおラーメン。土佐といえば、かつお。かつおといえばモザイクがかかりそうな切り身のゆるキャラ。

というわけで、かつおのラーメンを食べなければ始まらないわけで。

そして、ダークマター・・黒いからあげ、鯨の竜田揚げ定食。こちらは、室戸岬に向かう道中で、たまたま海沿いで立ち寄った『道の駅キラメッセ室戸』にあるレストラン、鯨の里。

鯨肉というのは上野のアメ横で買えるまずい鯨カツしか知らなかったのだが、ここはかつて捕鯨が盛んだったらしく、その名残がこうしてレストランのメニューとして残っている。かなり正直にレビューしているので、味の感想は、ポッドキャストのほうで確認してくれると嬉しい。

空海の七不思議が根付く室戸の御蔵洞と最御崎寺
約1,200年前の平安時代、青年時代の大師が悟りを開いたといわれる洞窟が室戸岬にあるというので寄ってみた。ここは、配信内でもたぶん語っているかもしれないが、四国をバイクで旅する若者が時をこえて空海と出会うというNHKFMのFMシアターでかつて配信していたラジオドラマの印象が(自分としては)強い。とてもおもしろい話だった。空海の声優が納谷悟朗さんだったのもよく覚えている。
気になって調べてみると、1999年12月4日放送回の「時の旅人」だった。旅人役がまさかの高橋一生。もう一度聴きたいものだ。


さて、そんな室戸岬と月見ヶ浜をぶらぶらしていると、御蔵洞のわきの山道に入るルートに「二十四番寺 最御崎寺」(ほつみさきじ)という看板が見えた。お遍路旅の気分もついでに味わってやろうと、(例によって)何も持たずに山道に入っていくのであった―。

遍路旅はいつか、そういう機会とキッカケがあれば年老いてから、自らの意志で経験すべき時があるのかもしれないが、今のところはない。この時も、国道を歩く遍路姿の方々が散見されたが、外国人もかなり歩いていた。果たして、遍路体験として一部分だけなのか、最初から旅しているのか、道中の無事を祈るばかりであった。

配信中でも致命的に間違えていてお詫びしているのだが、この時なんでか四国八十八ヶ所を、「四十八ヶ所」だとずっと勘違いしており、二十四番寺の最御崎寺を、遍路旅の折り返し地点やら、真ん中やら言っている。再度訂正しておくが、普通に間違えた。すまん(´・ω・ `)

最御崎寺と室戸岬では、かつて空海が残したという七不思議の伝承が残っていた。このへんは、ポッドキャストからどうぞ。
そうそう、室戸岬にはなぜか安芸郡北川村(現在の安芸市)出身の中岡慎太郎像があった。安芸は岩崎彌太郎のイメージだからだろうか。どうやら、有志の手によって故郷高知市を思うような感じでここに設置されている、とのことだった。

世界各国の建築を学ぶ学生たちが訪れる、日本の九龍城塞『沢田マンション』
実は当初の予定にはなかった沢マン。たまたま夜に宿泊場所近辺の知らない史跡がないかGoogleMapを眺めていたところ、目に飛び込んできたので急遽行ってみたというのが実情。
既に、GoogleMapのクチコミのほうは5万回以上閲覧されているので、当初の沢マンの母と約束した「見学はとりあえずできるから、無断じゃなくて1F事務所を訪れて一声かけてほしい」というのを広める役目はマップのほうで果たしている(たぶん)ともいえる。
他にもクチコミ投稿しているのでよかったら読んでね。

本来は6月ぐらいに配信する予定であったが、番組的にかなり重要なことが決まったりとバタバタし始めた頃で、現地リポの編集に時間を要するのでキビシイという要請を受け、伸ばし伸ばしになってしまったが、ようやく沢田マンション回が配信できる運びになった。
ちなみに、オカ譚2ndシーズンの新体制では、配信者でもある編集スタッフが新たに加わったが、後編の現地リポ音源は半日で仕上げてくださるというミラクルが起きている。これを受け、オカ譚でもAdobe Auditionを(ようやく)導入することが確定したという余談。ぼくも編集覚えます。

配信ではカットしている部分だと思うが、実はマップで見つけた日の夜に歩いて向かったのであった。この時は事務所がクローズしていたので、翌朝改めてうかがうことになった。
実はすべて収録されているのだが、この時、若めのカップルとも入口でバッタリ会っている。
(´・ω・ `)「もしかして、お二人も沢田マンション見学ですか?」
「あ、そっス!!なんかあるって聞いて」「これ入っちゃっていいのかな?」
(´・ω・ `)「クチコミに、居住している人がいるんで夜間は控えてとか撮影ダメ(共用部・外観OK)とか書いてますね」
「そーなんスか?でもいっちゃいまーす」
(´・ω・ `)「お気をつけてー・・ぼくは出直しますね」
というやりとりがあった。Z世代との意思疎通って難しいなと思った。

というわけで、ちゃんとあらためた。
建築物探訪の名所となっており、日々、世界中からの見学客が訪れている。結果的に、1F事務所において沢マンの母、裕江(ひろえ)さんから配信・撮影・掲載許可をいただいたのでこうして記事にさせていただくことになった。ありがとうございました。

1971年から夫婦でこつこつと、独学で作りあげてきた沢田マンション。1F事務所はひろえさんが日中管理しており、ステッカーなどの沢マングッズが販売されている。見学コースマップのしおり的なものが200円で売っていて、事実上それが入場券のようなものだが、この時は残念ながら売り切れになっていたため現物は入手できなかった。代わりに文旦という高知名物の柑橘系の果物をいただきながら、お話をうかがっていた。
そして外出から戻ってきた三女オーナー夫婦が民泊部屋のご紹介を兼ねて、沢田マンション全体を案内してくれることになった。

この時はちょうど、仕上がりの段階であった4F民泊部屋のことなど、急遽実施したインタビューの内容はポッドキャストでお聞きください。
※tiktokには動画もアップしています。
@showaoccult 日本の九龍城砦『沢田マンション』要塞のような現役のマンション #建築 #九龍城 #高知
♬ Sadly nostalgic piano Ghibli style(958677) - KBYS
おまけ:大分のストーンサークル『佐田京石』
大分県には、「安心院」という地名がある。多くのリスナーはこの地名というか漢字には見覚えがあるのも無理はなく、少年ジャンプで連載されていた、学園異能インフレ言語バトル漫画の『めだかボックス』(原作:西尾維新)のチートキャラ、安心院なじみである。

(´・ω・ `)(道路の看板をみて)「あんしんいん」
「??違いますよ」(大分支社の人)
(´・ω・ `)「えっ安心院なじみのあんしんいんじゃあないですか」
「なんですかそれ?あじむですよ」
(´・ω・ `)「あじむ」
というわけで読み方が違ったのだが、このあじむの近くになんでかストーンサークルがあるのだ。小さな公衆トイレもあったので、トイレ休憩にかこつけて隙を見て収録してきた。

(´・ω・ `)「なんという神秘的な・・まるでハッピーターンのよう」
米神山の麓に位置する『佐田京石』は、高さ2mから3mもある柱状の巨石が何かの方式に習って並び、天に向かって立っています。
祭祀遺産なのか、鳥居の原型なのか、仏教の経石なのかと様々な説がある『佐田京石』ですが、周辺にも同じような巨石が林立しており、パワースポットやミステリースポットとして注目を集めている場所です。
毎年3月に開催されるイベント「巨石祭」では、米神山の登山会が行われます。
ということで、よくわかっていない遺跡らしい。

古代のハッピーターン遺跡をちょっとだけ現地リポートしてきたものを最後におまけでくっつけたので、聞いてみて。
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