
東野圭吾さんの訃報を受けて
作家・東野圭吾さんの訃報が届きました。
講談社の発表によると、東野さんは7月23日、大腸がんのため68歳で亡くなられたそうです。突然の知らせに、残念な気持ちになりました。
子どもの頃、有名人の訃報を聞いても、名前を知っている程度の方が多かった気がします。けれど年齢を重ねるにつれ、作品に触れたり、テレビで何度も目にしたりしてきた方の訃報に接することが増えました。
志村けんさんや鳥山明さんの訃報は本当にショックでした。直接お会いしたことはなくても、その人の作品が自分の人生の一部に入り込んでいると、訃報は想像以上に身近なものとして感じられます。
私は東野さんの小説を30冊ほど読んでいます。それなりに読んできたつもりでしたが、8月に刊行されるガリレオシリーズ最新作『永遠の記憶』で、著書は106冊になるそうです。2023年には著書100冊、国内累計発行部数1億部も突破したようです。
そう考えると、私が読んだのはまだ一部にすぎませんでした。
新しい作品がもう生まれないことは寂しいですが、残された作品の中には、私がまだ出会っていない物語がたくさんあります。
訃報をきっかけに本を手に取ることには、少し複雑な気持ちもあります。それでも作品を読むことは、その人が残したものに触れ続けることでもあるはずです。
これから少しずつ、未読の作品を読んでいきたいと思います。
東野圭吾さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。