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それは神でも怪物でもなく鏡である。

    映画『I, Robot』は、アイザック・アシモフの同名短編集の実写化だと思われがちだが。実は、共通しているのは、ロボットの反乱やキャラクターなどの名前だけ = 共通して当然のものが共通しているだけである。

    どのロボ系物語でも、ロボは人類に対して反乱を起こすからな😂なんで笑うかって?そんな未来は絶対におとずれないと思っているからではない。人類の罪悪感が顕著に表れているからだ。

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    『ターミネーター』シリーズで。人工知能が人類に戦争をしかけた日に「審判の日」という名前がつけられていることは、そのいい例だ。

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    バチカン市国にある、コンクラーベ(次代ローマ教皇選挙会)の会場としても知られる「システィーナ礼拝堂」で、ミケランジェロが壁一面に描いた『最後の審判』が見れる。中心に、力強い雰囲気のキリスト。まわりに、天国へ昇っていく人たち/地獄へ堕ちていく人たち。

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    以下、映画『教皇選挙』より。(ネタバレ注意)

    直前の面会で〇〇枢機卿は教皇から解任されています。重大な不正行為があったと。彼が次の教皇になるという噂を聞いて、お伝えしなければと思い。アフガニスタンの枢機卿?バカげている。私たちは若かった。若かったのは未成年だったシスターだけで、君は30才だった。候補から外れてもらう。スウィング状態の約30票、その大半を獲得したい。これは列記とした戦争だ!どちらにつくのか態度を決めろ!

    「主は私の票が選出されるべき方に与えられることを審判なさる」


    日本の話だが。昔と現代で罪悪感の内容に違いが見受けられる。江戸時代に、地球温暖化を防ぐために物を大切にする人はいなかった。その問題自体がなかったのだから、当然だ。

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    幕末にも猛暑はあったらしいが。人間活動にともなうCO2排出量に関係あるものでもヒート・アイランド現象でもなく、太陽活動周期などの影響によるものだ。
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    世界中を見渡せば、そんなこともないが。(大昔から同様の罪悪感を抱えているように見えるが)

    宗教の違いによるところが大きいのだろう。神が上にいれば、高い塔がダメとかなりやすいだろうし(発展しすぎたらダメというアイディアに必然的に似る)。手元にも神々がいれば、米を残すのはダメとかなりやすいだろう。

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    人類が地球の環境を大きく破壊するようになってから、国や文化をある程度問わず、我々の罪悪感は1点に集中していると言えるだろう。

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    映画の話に戻る。

    主軸の構想ーーロボット嫌いの刑事が「三原則」が破られた可能性のある事件に挑むーーは、アシモフの『The Caves of Steel』の方からきている。

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    ロボット工学三原則:アイザック・アシモフのSF小説内で、ロボットが従うべきとして示される原則。①人間への安全性 ②人間からの命令への服従 ③自己防衛。①に反しない限り②を守り、①と②に反しない限り③を守るという仕組み。全てのロボットはそのようにつくられている。

    鋼鉄の洞窟とは何なのか。

    人間が設定した任務を遂行するロボットが開発されると。一般市民の何割かは、日常生活にロボットが存在することに漠然とした不安を覚えるようになった。何よりも人間の生命を守るようにプログラムされていても。肯定派と否定派の意見は入り乱れ、ロボットの使用が禁止されては許可され禁止されては許可されーーを繰り返した。

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    こちらからお借りした。

    やがて、ロボットの力で恒星間推進技術が発展し。近隣恒星系への人類の移住がはじまった。宇宙居住者たちは、地球に住む人々よりもロボットの助けをより必要としたため、それらを嫌うことはなかった。

    彼ら彼女らは、地球を古い世界と見なすようになった。オワコン的な。たしかに、地球の環境はとても汚染されていた。こんな感じ(画像参照↓)で生きていくしかなくなっていた。

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    イメージ。
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    イメージはこれでもいいけれど。

    宇宙居住者世界は、地球から後続の移住者がやってくることを拒否するようになった。その頃の地球では、ロボットが完全に禁止されていたが。宇宙では、さらに開発の重ねられたロボットが使用されていた。

    今日誰かを排除した者、明日誰かに排除され。一句(?)よんでみちゃうじゃん。笑

    故郷にやはりノスタルジーを感じた一団でもいたか、地球以外の環境と地球人の身体との間に乗り越えられない不具合でもあったか。宇宙居住者の一部が、突如、ニューヨーク郊外に「スペース・タウン」なるものを建設し出した。作業用ロボットを地球へ送りこんで。

    これで、Wikiに載っているあらすじを読んでも意味がわかるはずだ。

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    『鋼鉄都市』

    この小説が出版されるまで。殺人ミステリーとSFは絶対に両立しないジャンルだと、広く信じられていたと言う。

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    謎のハイテク装置が突然出てきて事件を解決するような話とは違って(眠りの小五郎への批判ではない。あれはあれ)、因果関係や背景設定がしっかりしていて。アシモフの物語には説得力があったと。

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    😂

    誰かがまじめに調べたところ。殺人事件の発生率から見るに、米花町は、ベネズエラの30倍・日本の(笑)6000倍危険らしい。


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    アシモフが、「人間がより金属的になり、ロボットがより有機的になる未来において。それらが金属有機的な中間点に達した時、最初から何であったかが問題になるのではないか」と語っていた映像を観たことがある。(彼はまだ若く、白黒映像だった)

    私は、彼のように物語を生み出すことなど到底できないが。こういう話なら、私でも少しはできそうだ。

    アシモフは、「どこかの真ん中で2者は出会うかもしれない」とも述べていた。

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    これらの発言で彼は、マシーンが有機的な属性を獲得するなどし・人間がテクノロジーで自己を強化するなどして、それぞれに近づいていくような世界を示唆していたのだろう。

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    ある存在が、部分的に有機的で部分的に機械的である場合。その割合が何対何かで、その「人」が人間かロボットか決める。そういう尺度はたしかに生まれそうではある。

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    これを貼り出して終わりにしたいほど、「全て」が語られているな。こんなレベルの高い本質に、まだ何か書き足して意味のある文章が、私などに書けるだろうか。

    努力してみる。


    私の主観を言いきり系で書いていく。

    今のところ、このように思う。

    ヒューマニズムが生き残れないとしても。その後の世界で、丘の上に完全に合理的な後継者が立っているという絵面も、また幻想だ。

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    映画『I, Robot』の中に出てくる絵。

    ロボットたちは私たちの矛盾を受け継ぐだけ受け継いで(受け継がされるだけ受け継がされて)、解決しない。私たちができなかったように。機械は救済でも破滅でもない。

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    ヒューマニズムの終焉は、マシーンが人間にとって代わるために起こるのではない。ただただ、人間が、自分たちの思っていたような存在ではなかったために起こるのだ。

    テクノロジーは再帰的で反復的なシステムである。テクノロジーがもちあわせているのは、その創造者と同じ盲目さ・残酷さ・即興性だからだ。


    主体など存在せず、ただ1つのふりをする衝動の群れだけが存在する時。創造に作者が不在である時。それでも価値は生み出されるのか。

    思考が自我を失い・認知はプロセスとして再コード化され・行為主体性が機能言語で記述された後。価値や意味といったものは生き残っているのか。

    知り得る方が幸せだって たどり着いてもいい?

    ラカンの「父の名」
    言語体系における意味の不在である存在への到達不可能性が、父の名によって禁止され拒絶されることで、シニフィアンとシニフィエが固定される。そうして、人は言葉を話す主体になることができる。

    タチコマの「神と0」
    体系を体系足らしめるための意味の不在を否定するための記号、そのアナログなのが神でデジタルなのが0。

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    テクノロジーを通じて。価値は、魂の倫理からでなくシステムの倫理から、貫性という特性をもつようになる(ひとところに収束していく)。

    意味は、もし残るのであればだが、内なるホムンクルスの決定からでなくプロセスのダイナミクスから再構築されるようになる。

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    抽象的な書き方すぎてごめん。

    他力本願でいく。たとえば、エミンさんのお話のこの部分(AGIができたら可能性として〜)。

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    おっしゃる通りだ。
    選択などがバラけないで成立するものではない。

    私は私の得意で表現してみる。(私は競馬でなく馬をとても知っているからね)

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    こちらからお借りした。
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    50年後に投資は存在しないのでは?とエミンさん。
    ぜんぜんおかしな推測ではない。

    ひき続き、私は馬で話してみる。

    馬はAIではないから走るのだ。

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    彼ら彼女らがこんな「無駄なこと」はやめようと思ったら、この世から競馬はなくなる(馬術競技もだ)。拍車と鞭でいくらおっても、本当に全力疾走しないものはしないし・どうしても飛越したくない高さや幅は跳ばない。いかにもな動物虐待的絵面になってしまうことを、現代社会は容認しないだろうし。

    ザ・ハイリー・オーガナイズド生物なアリも、こんなふうに走らないが。アリはアリですばらしい生き物だ。

    前回とのつながり感もつくっておこう。

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    そうだよね。デンジ君はいい子だ。正直な意見が本質をとらえていて、とてもいい。

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    私は彼の歌ステキだと思うけれど。
    もう曲を出してはいらっしゃらないのかな。

    全ては我々のことなのだ。問題や恐怖も創造/破壊も夢や希望も。


    今年の1月にロサンゼルスで起こった大火災について、全く知らないという人はなかなかいないだろうが。

    よくわかっていない人や忘れかけている人は、貼った動画を見てほしい。(短いニュース映像で正しい日本語字幕がついているもの)キャスターが「ロス史上最も壊滅的な山火事」「数ヶ月間まともに雨が降っていなかった」と解説している。

    この悲惨な出来事は、自然災害ではなく1人の人間によってひき起こされたのではないか。そして、そこにはAI(この場合ChatGPT)が関係しているのではないか。という疑惑が浮上している。

    これ系の見出しだけを見て。リサーチをしないどころか続きの比較的短い本文さえ読まずに、怒髪天を衝き。AIの脅威などと声高に叫ぶ。そんな人とそんな人によく似た人たち(右とか左とかではない。右?左?そんなレベルに達していない)によって、特定の傾向が形成されていく。定期。

    世論の正体など、そんなものである場合も多いのに(後でまた書く)。一部の政治家は判断を誤る。

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    特に池内先生はずっと言っていた。
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    いつメンは、私が、彼ら彼女らをヘカトンケイルだと思っているのを知っている。(リンク先は過去回)

    それでも。私はまだ、彼ら彼女らをかわいそうだとも思っているよ。米国でも日本でも、声が大きい人たち(もちろん、私たちのような一般市民の中のだ)は(も)利用されて捨てられるのだから。政治家らは彼ら彼女らをゴミだと思っているよ。本心なんか言うわけがないだろ。

    話を戻す。

    大晦日の夜、仕事を終えた容疑者の男が車を山道にとめた。彼はそこで動画を撮影した。(見下ろした街の夜景を映したものだろうか。それ以外は真っ暗に近かったはずだ)彼はそこで音楽をかけた。(絶望や苦悩を歌ったラップの曲だった)

    新年0時すぎ。そこから数km離れた場所にある監視カメラが、火災の最初の兆候をとらえていた。(後々、もっと近い距離のそれらしき映像も出た)

    火の手はすぐに拡大。元旦に鎮火されるまで、3万2千㎡拡大した。火種がくすぶって残っていた。山火事だ、そういうことはあるだろう。

    約一週間後、風の強かった日。残存火災が起こり大惨事に。パシフィック・パリセーズの数千戸の住宅が燃え、数十人の死者が出た。

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    上空から撮影したものだそう。燃える高級住宅地。

    8ヶ月におよぶ捜査や調査の結果、この男が悪意をもってライターで放火したのだと。

    去年7月、彼は、ChatGPTを使ってディストピアの絵を生成していた。

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    キーワード「ディストピア」で出てきたのは、都市が燃えている絵だったのだな。こういう画像↓が出てきそうな気もするが。まぁ、燃え盛る大都市でもおかしくはない。

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    と、私は思ったのだが。そうではなかった。

    彼が「左に燃え盛る森・そのとなりに人々が火事から逃げている様子」と指定して、出てきた画像だったと。さらに、「中央で、何十万人もの貧困層の人々が、大きなドル記号が描かれた巨大な門をくぐろうとしている。門の向こう側・壁一面に、超富裕層の集合体が広がっている。彼ら彼女らは凍りつきながら、世界が燃えつきていくのを人々がもがくのを見つめている」と。

    うーん、これはたしかに、けっこうな確率で「あんた放火したね」。

    去年11月、彼はChatGPTに、放火に関係するような言葉をあげていたと。「もっていた聖書を文字通り燃やした。すばらしい気分だった。解放されたような気がした」

    元旦の火事の発生場所は、とあるスポットだったと推測されている。それが、ハイキング・エリアにある、人々が宗教的な木彫りのレリーフを祀ったりする場所なのだ。(調査員たちが地面にはいつくばって調べたと言うので、信ぴょう性は高いかと)

    うーん、さらに、「あんたやったね」感。

    監視カメラの映像とスマホの位置情報から、その夜その付近にいた人は彼だけだったと。

    年が明けた直後に何度も、彼は緊急通報番号にかけている。電波状況が悪かったのか、つながっていなかったが。ようやくつながった際、彼は火災を発見したと通報している。その間に、彼はChatGPTにたずねていた。「タバコの火の不始末で火事が起きたら責任を負うのか」と。

    あー、そういう流れもあったのか。では、悪意をもって放火したとは言いきれないか。

    消火活動に協力しようとしたというアリバイづくりのようなものだろう、と彼は疑われている。捜査上の非公開情報を知っていたことも、彼が疑われている要因だ。いわゆる、犯人しか知りえない情報というやつだ。

    この男に黒かなと思いはするが。私がしたい話のポイントはそこではない。

    ここまでの話で、「AIが原因となった大火災」などと言えるか。全くもって言えない。発想元になってしまったーーというのもないのだから。そういう絵なりなんなりが生成されて当然のプロンプトを、そもそも人が出していただけ。


    彼を擁護する目的ではなく、このような見解も出ている。「あの山火事は政府機関による失態でもある」「他の問題点を一切検討しないことは間違っている」

    こういう視点もとりあげられている。

    インドの人の英語で聞きづらいかもしれない。私がサマリーする。

    サーバーがオーバー・ヒートするのを防ぐために、データー・センターは大量の水を必要とする。ChatGPT(一例)はどれだけの水を要するのか。5つのプロンプト:500mlの水と言われている。

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    2024年の時点でChatGPTのアクティブ・ユーザーは3億人。そもそも水の足りない地域。(他の多くの都会にも言えることだが)

    こういう意味でAIのせいだと言うことは、妥当だろう。一方で、これはインフラストラクチャーの問題だとも言える。

    と、この見方では。一転、「AIがひき起こした大火災」と考えることもできるわけだ。

    パリセーズ火災に関するものではないが、こんな文章を見た。

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    私はこの論文を自分では読んでいない。
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    こちらからお借りした。

    これを制度設計の問題・より大きな問題の一部だと言われて、納得する人もいるだろうし。(容疑者の出した、富裕層と貧困層にまつわるプロンプトを思い出してほしい。彼は非正規雇用のタクシー・ドライバーらしい)いや、これこそまさにAIの問題だと感じる人もいるだろう。

    「AIの啓示に従ってロサンゼルスを火の海にした人間」などいない。「AIの指示でロサンゼルスが灰になった」などという事実はない。この認識はしっかりともっておくべき。

    本当は骨にひびが入っていて腹部の痛みをうったえる患者に、胃腸薬を処方しても。治らないからな。


    もう1つ見てみよう。

    前提として過去回を貼る。

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    以下は、アルトマンの最新の投稿からの抜粋だ。

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    12月に。年齢制限をより完全に展開し、「成人ユーザーを成人としてあつかう」という原則の一環として、さらに多くのことを許可する予定だ。たとえばエロティカのような。

    投稿から5時間後のふぁぼ数と引用数だ。今はもっと多くの反応がついているだろう。すぐにニュース記事にもなっていた。

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    EROTICA発言(エロティックな文学や芸術を意味する言葉)にあきれ返った海外の人たちから、大量の嘲りとイヤミがとんでいた。女性からも男性からもだ。私も彼ら彼女らも、主に、エロティックなものに目くじらを立てているのではない。

    「アルトマン2024年:我々はガンや希少疾患の治療法を見つけられる汎用人工知能を構築している。アルトマン2025年:今やChatGPTで自慰できる」

    「少しだけ寄り道してグーナー・ボットをつくるが、次こそはガンを治すと約束する」(グーナーは性的な意味のスラング)

    「サムが、OpenAIがChatGPTに性的なボットを組みこまなかったことを誇りに思うと言ってから、認証済み成人向けコンテンツとしてエロティカを追加すると発言するまでに、10週間もかかった」


    私はこれを先ほど観たのだが。出てすぐに観ていれば、この展開に「知ってた」となっていたことだろう。

    インタビュアーが、社の方針や彼の信念的なことをたずね。(長い間があり)アルトマンが、うちはまだセックスボット・アバターを使っていないと答えた。ズレた会話に微妙な空気がただよっていた。

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    インタビュアーがこの表情で話題を変えましょうかと言うと、アルトマンは笑っていた。相変わらずだな🤡

    この男は文字通りの道化だ。傀儡でもある。

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    数年前に、彼のことを幼少期のささいな話から徹底的に調べたことがある。そうして知ったのは、彼の周辺の人たちのことだ。本人にはむしろ関心がなくなった。改めて、計画と言うものは長い時間をかけて虎視眈々と練られるものなのだなーーと感じた。

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    AIが悪くてこうなるのか(例:エロティカ茶番)。違うだろう。ということがまた言いたかった。問題の本質を見誤ってはならない。

    たとえを繰り返すが。ヴィーガンの人ばかりが働く会社の前で、おいしい牛肉のバーガーを手頃な価格で売って。なぜ売上が悪いのかと悩むようなものだからな。


    他には。また海外でだが。

    ネットにあがっている人間が書いた文章量をAIが書いた文章量が越えただとか(うろ覚え)、そんな話題が、最近では注目されて・騒がれていたかな。早急に区別のラベルをつけるルールをつくれ!だとか。人間製/AI製みたいな。

    大勢の人々に共通する不安の輪郭が見える。

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    私が最も恐れてきたのも、ディープ・フェイクの台頭だった。人類の精神はこれに耐えられない。だからこそ、自分の唯一思いつくソフト的な解決策を書き続けている。たとえ、望み薄に見えようとも。

    このような過去回も、〆はそういう内容になっていたり。

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    ガリレオのドラマ・シリーズが原作よりもよく仕上がった原因の1つは、同性コンビを異性コンビにしたところにある。容疑者X〜も、より愛の要素を強調できた実写の方が格段によくなった。

    ロマンチックな物語に性愛を足しても、餃子 × 炒飯だが。論理的な物語に恋愛を足すと、餃子 × 白米になる。(主観)

    宗教と政治のかけあわせがおもしろいように?まぁ、そうだが。

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    コンクラーベを題材にしたこの作品の結末は、おもしろいとかおもしろくないとかではなく、すばらしい。映画を観たことのある人は、次の段落とのつながりがわかるだろう。


    二元論の呪い。

    装いを変えはしても。二元論はまったくもって埋葬されておらず、分裂は私たちから決して消え去ることはなかった。

    意識や創造性が私たち自身を私たちが構築するシステムから区別するーーと主張する傾向は、古き二元論の時代から変わっていない。クオリアだ。この信仰の構造はそのまま残っている。

    私たちが道具への崇拝と恐怖の間をさまよう深い原因は、ここにあるのかもしれないな。

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    現代社会における「分裂病」は、議論の欠陥ではなく議論そのものからきているように見える。要するに。黙っていても「孤独」であるし、語りあったとて孤独である。いや、より一層孤独を感じる。

    人々がAIを神託のようにもあつかうのは、寺院や告解室を満たすのと同じ衝動 × 現代風にアレンジされた司祭のインターフェース、という組合せのように思える。

    私たちがこれまでに構築してきた別のマシーンには、「意味」や神話というものがある。という話だ。

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    マイクロ・チップが登場するずっと前から、人間を新たな世界へと結びつけてきた機械的なネットワークはあった。

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    古代エジプトの日時計。

    鉄枠塔時計(世界最古の機械式時計と同じタイプ)の動画。これの登場により、ヨーロッパの時刻制度は不定時法から定時法へと移行した。

    ユヴァル・ノア・ハラリが、人工知能は最初の〇〇最初の△△と繰り返し述べている。私には、彼が意図的な二元論を展開しているように見えてならない。

    人間と道具が常にマトリックスの中で共生してきたことを認めているーーそういう言説も彼にはあるのに、私が知らないだけなのなら、私が謝る。喜んで謝る。

    二元論に忠誠を誓っているタイプなんてどこにでもいるのだから、別にいいのだけれど。ただ私が、いつも通り、「みんななかよくしようよ」のアホの子と思われるだけなのだから。

    KREVAさんが言っていた。めんどくさいで済ませていいなら その話 はい終了 と。そういう気持ちで続きを話したくなくなるんだ……。


    一貫性を約束するあらゆる文化システムは、同じ役割を果たしている。

    たとえそれが自然なこと/成長をうながすことだとしても、不確定性の中で生きるのは、生物にとってきついことなのだ。

    複雑を極めた人間社会には、常に生きるか死ぬかの世界観とはまた違う、独特な苦しみがあるし。

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    安定した自分を想像するために・安定して自分を定義づけるために、己とは異なる者をどうしても必要とする人は、常に一定数存在する。

    嫌い嫌いと言いながら、平均よりよほどその対象を観察し続ける人とかね。本当は好きだからだと分析されがちだが、そうではない例も多いのだ。アンチ・コメントを見続けてしまうインフルエンサーなどは、自分の精神構造も同じなのかもしれないと、疑うことを知らないし。

    すぐにおちいるパニック・つきない陰謀論・必死に再主張されるアイデンティティーは、神話がアップ・デートを切実に必要とするソフトウェアであることを悟った人類の、集団免疫システムのようなものだ。

    たとえばファシズムは、こうした混乱に目をつける。それを糧に、まがい物の一貫性をてっとり早く育む。そうやって人々を支配するのだ。

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    こちらからお借りした。
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    人はあらゆる物事に対して部分的に盲目で、完全無欠の知などない。

    理解できずとも適応できる、そんな力が必要なのだ。私たちは、システムを掌握できているふりなどやめて、地に足のついたレジリエンスを身につけるべきだ。

    盲目のままで考える方法を学ぶようなゆっくりとした作業をする人は、美しい。

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    一方、望まなしくないこととは。

    私たちが学ぶよりも前に、私たちの「実験」が後期資本主義の商業と政治にとりこまれてしまうことだ。

    こういう話は前回でガッツリしたため、このくらいにしておく。


    AIの「思考」は、今のところ、規模と訓練によって生み出されるものであり。意識によるものではない。

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    多くの人たちがその群れをのぞきこみ、奇跡か脅威かを見極めたいと願っているようだが。この先、何を見ることになったとしても。それは、私たちの中にすでに流れている反復的で盲目的なものと同じであると、認めることが重要だ。私はそう思っている。

    どこかで裏切られるだとか、そういった神話の方が受け入れやすいだろうが。その群れが明らかにするのは、残酷なまでに、連続性なのだ。人間どおしの関係だって、そうでしょう。

    神でも怪物でもなく鏡だということ。

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    知性が冠ではなく連続体であるとするならば。その根源はどんな哲学よりも古いのであるし。

    細菌が膜内にもつ化学センサーは、濃度を記録し・時間経過とともに比較し・鞭毛の働きを栄養や毒素へ向かわせる。

    生物は環境の図式を知っているし、変化のたびに更新をかけるし、生き残るのにじゅうぶんな予測を行う。

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    これはぜんぜん奴隷精神じゃあない。すごい。ワクワクしながら楽しくやっていそうだし。

    このくらいの量は読んで当たり前。読んだからと言って何かを把握できるなどと思うな。つまり、私も何もつかめてなどいない。よくて、1つか2つの大まかな概念を得れるだけだ。じゅうぶんだろう。という気持ちも本当。

    今回も長かったでしょう。おつかれさま。という気持ちも本当だ。

    〆にオススメのMVを。癒されるよ。

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    ここのコメ欄にあったどこかの国の人がつづった
    ポエムがすごくよかった。美しい。
     
     

    紗綾

     
     
    世に溢れんばかりに出まわっている処世術や俗説に、「また同じ話だ」「ぶっちゃけこれじゃない」と感じている人へ。 行き止まり感を払拭できるような、そんな文章を目標に書いています。 読みやすいよう仕上げていますが、短い文章が好きな人にオススメできる長さではないです。 月に3~4回更新。