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8月7日 立秋の朝のテッポウユリ【私の二十四節気】

     「ユリ、咲いたね!」

     今朝、出勤のため駐車場に向かっていた時に夫が教えてくれた。
     見ると、駐車場の隅に10センチほどの長さの白い花が咲いていた
     昨日までは、まだつぼみだった。テッポウユリだろうか。茎の高さは、7、80センチほどに真っ直ぐ伸びていた。その先に咲いた花は、このあたりでよく目にするオレンジ色のオニユリや小さな斑点模様のあるヤマユリとは違い、花弁の中も外も真っ白だった。

     「咲いたねぇ」
     「きれいだね」
     「夏だねぇ」

     夫婦で話しながら、それぞれの職場に向かった。
     私と夫はそれぞれ正社員として働いているけれど、職種も違えば職場も全く別のところにある。互いの職場に関連は無い。
     なのに今週は、夫婦そろって仕事が忙しく、残業が続いている。
     帰宅が遅くなれば、夕食の時間も遅くなる。
     就寝も、いつもより遅めになってしまうので、やや睡眠不足気味。
     結果的に、朝の時間は慌ただしくなっていた。


     けれど今朝は、夫婦でユリを眺めて、ほっと一息ついた。
     出勤前のひととき、思いがけず心が柔らかくなった。



     「百合の花」は、夏の季語だと聞いたことがある。
     つい先日、8月4日に梅雨明けしたばかりの東北地方。私が今暮らしている宮城県では、例年より11日も遅い梅雨明けだった。
     梅雨明けの直前は急に気温が下がった日もあったが、今日の予想最高気温は30度超えである。
     来週は、お盆。
     午前7時前の空はまだ少し雲が多かったけれど、気温はすでに高かった。
     いよいよ、夏なのだな、と思った。

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    2026.8.7.AM 仙台市内の空
    (ユリの写真は他の方の車が写ってしまうので遠慮しました)
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    出勤途中
    青空が広がってきました


     けれど、出勤して立ち上げたパソコンに表示されたニュースには、「暦の上では今日から秋」とあった。
     二十四節気では、今日から「立秋」の期間に入るという。


     
     ユリの花に夏を感じた直後ということもあり「お盆の前なのに秋?!」とビックリした。
     けれど、生まれ育った北海道での日々を振り返れば、なるほど、とも思った。
     最近は、温暖化の影響なのか、北海道でも厳しい残暑が報じられることは多い。でも私が幼い頃は、お盆を過ぎればもう秋だった。お盆中でもやけに寒くて、長袖で過ごした年もあったように思う。
     北海道よりも南に位置しているとはいえ、ここは、東北。
     夏は、短い。

     ・・・とはいえ、
     やっぱり
     もう少しだけ、夏を楽しみたいなぁ、と思う。


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    夏が終わる前に、と今週は浴衣を出しました
    外にゆっくり出かける時間が取れないので、仕事の後に家で着ています
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    冬には白鳥の群れが毎朝横切っていた空
    今朝はとんびの姿がありました


     この週末には、牡鹿半島の鮎川浜で恒例の牡鹿鯨まつりも開催される。
     今年も石巻への帰省の前に、夫婦で足を運ぶつもりでいる。
     立秋、という暦を今は少しだけ忘れて、残り少ない夏を楽しもうと思う。



     今回も、はしさんの投稿企画【私の二十四節気】に参加させていただきます。



     前回「大暑」の記事を、はしさんがまとめてくださいました。
     はしさん、いつもありがとうございます。




     
     
    文学部国文学科出身の排水設備工事責任技術者。2級管工事施工管理技士。危険物取扱者(乙四)。第一種衛生管理者。北海道生まれ宮城在住。エッセイ、魚と晩酌、プロレス、野球、上下水道等の関連法令解説等書いてます。執筆にAIは使いません。デマ&陰謀論&情報商材詐欺アカウントはブロック。