
マウンテンバイク|違うスポーツにも生かせること
昨日、バイト先に女性のお客さまが来られました。
これまでは冬になるとスキーを楽しんでいたそうですが、スノーボードを始めたところ、すっかりハマってしまったとのこと。
そして、オフトレーニングとしてマウンテンバイクをレンタルしてみたら、こちらも面白い!
どうやら、マウンテンバイクにもハマってしまいそうだということで、コースの回数券とレンタルの回数券を購入して、これから通ってくださるそうです。
2時間ほど走って、ニコニコしながら事務所に寄ってくれました。
そんなお客さまに、わたしから少しアドバイスをしました。
「ペダルの位置を意識すると、スノーボードにも役に立ちますよ」
ペダルの位置と身体の使い方
まずは、わたしがバイクの前輪を支えながら、実際にバイクにまたがってもらいました。
そこで確認したのが、ペダルを並行にすることと、ニュートラルポジションです。
マウンテンバイクでは、ペダルを水平にした状態を基本姿勢のひとつとして考えます。
そして、コーナーを曲がるときには、ペダルを並行にして、利き足を前にすることを基本にしてみます。
そして、利き足を前にして曲がることから始めてみます。曲がりやすさを感じてもらうと同時に、BB付近に荷重する意識も持ってもらいたいからです。
もちろん、いつも同じ足の位置で曲がればいいというわけではありません。最初は基本となる動きを意識し、そこから状況に応じた身体の使い方を覚えていけばいいと思います。
例えば、右コーナーなら右足を前に、左コーナーなら左足を前にする。
もちろん、コースや状況によって使い分けはありますが、まずはこの動きを意識してみると、身体の使い方がわかりやすくなります。
スノーボードでスイッチスタンスに切り替えたときのように、左右で違う感覚を意識してみるわけです。
さらに、ウェーブを通過するときの身体の使い方についても話しました。
スノーボードでウェーブに入るとき、膝を使って地形の変化に合わせますよね。
マウンテンバイクでも同じように、膝を柔軟に動かして、地形の変化をこなしてほしいと伝えました。
バイクをただ走らせるのではなく、地形に合わせて身体を使う。
そんな感覚が身につくと、走ることがさらに楽しくなると思います。
ショーン・パーマーもスノーボード出身
異なるスポーツの動きが生きるという話で、わたしが思い出すのはショーン・パーマーです。
わたしたちの世代にとっては、まさにヒーローのような存在でした。
彼はもともとプロのスノーボーダーとして活躍していて、その後マウンテンバイクのダウンヒルにも参戦。世界選手権で2位になるほどの成績を残しました。
スノーボードなど、ほかのアクションスポーツで培った身体感覚が、マウンテンバイクでも生きていたのでしょう。当時は、エクストリームスポーツの中心はマウンテンバイクダウンヒルだ(あくまでマウンテンバイクから見た視点です)ということも言われていました。

見た目は違うスポーツでも、身体の使い方やバランスの取り方など、共通する部分はあります。
もちろん、スノーボードができればマウンテンバイクもすぐに上達する、という単純な話ではありません。
それでも、これまで身につけてきた感覚を別のスポーツで意識してみると、新しい発見があるものです。
違うスポーツから学ぶ
帰り際、お客さまは「また近いうちに来るので、意識してみます」と、楽しそうに話してくれました。
マウンテンバイクもますます楽しくなりそうだと、意気揚々と帰っていかれました。
こういう姿を見ると、こちらもうれしくなりますね。
マウンテンバイクを上達するために、マウンテンバイクだけを練習しなければいけないわけではありません。
スノーボードで身につけたバランス感覚や、地形に合わせた身体の使い方が役立つこともあります。
反対に、マウンテンバイクで覚えた身体の動きが、スノーボードに生きることもあるかもしれません。
違うスポーツだからと切り離して考えるのではなく、共通する動きがないか意識してみる。
そんな視点を持つだけでも、スポーツの楽しみ方が広がるのではないでしょうか。