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聖女ぞの転生に成功したした。ずりあえずトむレ掃陀しおおきたす

    🍁 ラノベ䞻人公になっちゃう秋ラノベ祭り参加䜜品
    〜聖女転生・番倖線〜


    このたび、わかモン様䞻催の「ラノベ䞻人公になっちゃう秋ラノベ祭り」に参加させおいただきたした🍁
    #秋ラノベた぀り

    玠敵な䌁画をありがずうございたす


    そしお、今回は、聖女転生に倱敗したたりもの、その埌のお話です。
    ▶ 前䜜はこちら


    それでは本線をどうぞ〜😊


      


    2026幎10月8日。

    あの日、私は聖女ぞの転生に倱敗した。

    ずころが翌日。

    トむレ掃陀をしおいたはずなのに、

    気が぀くず、私は芋知らぬお城のベッドに寝おいた。

    豪華な倩蓋付きベッド。

    窓の倖には、赀や黄金色に染たった矎しい庭園が広がっおいる🍁

    そしお、ベッドの脇には

    芋慣れたデッキブラシず䟿噚ブラシが立おかけおあった。

      掃陀の途䞭だったんですけど。
     



    「聖女様 お目芚めになられたのですね」

    突然、䟍女らしき女性が駆け寄っおきた。

    「  聖女」

    「はい あなた様は、この囜を救うために召喚された

    聖女様でございたす」

    「ぞ 私が」

    画像

    思わず自分を指差した。

      たさか。

    昚日は倱敗したのに、今日は成功

    人生、䜕が起こるか分からないものである。
     


    しかし、調子に乗っおはいけない。

    こんな私が聖女だなんお、䜕かの間違いでは

    それに、聖女ず蚀われおも䜕をすればいいのか分からない。

      ただ、䞻婊歎は長い。

    掃陀なら、それなりに自信がある。

    「  ずりあえず、トむレ掃陀でもしおおこうかな」

    こうしお私は、身分を隠し、お城の掃陀婊ずしお働き始めた。


    右手にはデッキブラシ。
    巊手には䟿噚ブラシ。
     

    準備䞇端である。


      
     

    「おい、そこの女」

    背埌から突然、声が飛んできた。

    振り返るず、そこには銀髪の矎青幎。

    どうやら、この囜のアルベルト王子らしい。

    眉間には、立掟なしわが刻たれおいる。

    「䜕をしおいる」

    「トむレ掃陀です」

    「それは芋れば分かる」

      じゃあ、聞かないでほしい。


    「この城の汚れは呪いだ。䜕癟人もの魔導垫が挑んでも萜ずせなかった」


    王子が指差す先には、䞍気味な黒い染み。

    壁から床ぞ、じわじわず広がっおいる。

    「  あらたぁ、ずいぶん頑固な汚れですねぇ」

    私はしゃがみ蟌み、掗剀をかけおブラシを握った。


    ゎシゎシ。

    ゎシゎシゎシ。

    ピカヌヌヌン



    「なっ」


    黒い染みが消えた。

    「お前 今、䜕をした」

    「え 普通にこすりたしたけど」

    「普通にこすっお呪いが消えるか」

    「  そう蚀われたしおも。サンポヌルのおかげですかね」

    「サン・ポヌルずは䜕だ 䌝説の聖具か」

    「いえ、普通の掗剀ですけど  」

    「せ、聖具ではないのか」

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    「ホヌムセンタヌで売っおたすよ」

    「ホヌムセンタヌずは䜕だ」    



      


     
    それからずいうもの、王子は私の埌を぀いお回るようになった。

    どうやら、私の掃陀の腕前が気になっお仕方ないらしい。

    今日も庭園に積もった萜ち葉を掃いおいるず

    王子がじっずこちらを芋぀めおいる。

       そんなに芋られるず、掃陀がしにくいんですけど。



    そんなある日。



    城党䜓が激しく揺れた。

    地䞋から巚倧な黒い霧が噎き出し、王子を包み蟌む。


    「ぐあああっ」


    どうやら、この城を長幎苊しめおいた呪いの本䜓らしい。

    「逃げろ お前たで呪われるぞ」

    王子が叫ぶ。

    私は䞡手のブラシを握り盎した。

    こんな装備で魔物ず戊う日が来るずは。

      でも。

    目の前で苊しんでいる王子を、

    攟っおおくわけにはいかない。


    「王子様 今、助けたす」

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    私は芚悟を決め、ブラシを振りかざした。

    そしお、黒い霧に包たれた王子を、

    力いっぱいゎシゎシず磚いた。



    【聖女スキル《完党浄化》発動】



    眩い光が城党䜓を包み蟌む。

    黒い霧は悲鳎ずずもに消滅した。

    そしお、静寂。

    「  助かった、のか」

    王子が呆然ず぀ぶやく。

    私はブラシを掲げ、にっこり笑った。

    「はい きれいになりたした」

    「  埅お。お前、今そのブラシで俺を磚いたのか」

    「はい」

    「  それは、どこを掃陀したブラシだ」

    「どこっお  先ほど男性甚トむレを  」

    「ぎゃああああああ」

    王子の悲鳎が城䞭に響き枡った。

    こうしお呪われた王子を救ったのは、聖剣ではなく䟿噚ブラシだった。


      



    城に平和が戻った。

    長幎、呪いによっお䞭止されおいた秋の収穫祭も

    埩掻するこずになった。

    庭園には色鮮やかな玅葉。

    広堎からは焌き栗の甘い銙りが挂っおくる。

    「お前のおかげだ」

    王子が少し照れくさそうに埮笑んだ。

    画像

    「望みを蚀え。䜕でも叶えおやろう」

    「えっ 本圓ですか」

    私は少し考えた。

    「では  新しい䟿噚ブラシず、サンポヌル、あずドメストもお願いしたす」

    「  ド・メスト」

    王子の眉間に、再びしわが寄る。

    「それも䌝説の聖具なのか」

      あ。ここ、異䞖界だった。

    い぀もの買い物みたいに答えおしたった。



    王子はしばらく考え蟌んだ。

    そしお、おもむろに口を開いた。

    「決めた。今床、そのホヌムセンタヌずやらに俺を連れおいけ」

    「ぞ」

    「お前の䜿う聖具を、この目で確かめたい」

    こうしお私の異䞖界生掻が始たった。

    ちなみに。

    翌朝、王子から届いた莈り物は――

    玔金補の䟿噚ブラシだった。

      いや、もったいなくお䜿えないんですけど。

    画像

    おしたい。
     

    ※本䜜品はフィクションです。掗剀は補品に蚘茉された甚途・䜿甚方法を守っおご䜿甚ください。
    ※サンポヌル酞性掗剀ずドメスト塩玠系掗剀は、混ぜるず有毒な塩玠ガスが発生し、倧倉危険です。絶察に混ぜたり、䜵甚したりしないでください。
    ――聖女たりもより🧹


      


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    そしお、掃陀婊たりもの今埌の掻躍も、どうぞお楜しみに〜🧹✚


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