
韓国で介護士になりたい日本人へ/資格取得から就職まで完全ガイド
0.はじめに
わたしは、韓国で介護士として働き始めて2年目の元日本人看護師です。
2019年に韓国語ゼロ状態で韓国に来て子育てをしていましたが、常に物足りない気持ちでした。
「韓国人夫から経済的自立をして、自分がやりたいことをしたい」
そう思った私は韓国の「国民就職支援制度」を利用して介護士(요양보호사)の資格を取得して自転車通勤10分圏内の老人ホームで働き始めました。
就職する前は子どもを幼稚園に送り出してから、ひたすらスマホで意味のない動画を見て「今日も何やってたんだろう」と罪悪感を抱いたまま眠りに落ちていましたが、
仕事をはじめてからは韓国人の同僚や高齢者との社会的つながりができ、「コマウォヨ(ありがとう)」と言われて自己肯定感が高まっています。
また最低賃金ではありますが手取りで月190万ウォンの収入を得られるので夫の機嫌をうかがうことなく韓国で自分が好きなことをできています。
わたしのように韓国人と結婚をして韓国に住む日本人女性の多くが働きたいのに就職ができず専業主婦に甘んじているのではないでしょうか?
日本人の働き口は多くがソウルの首都圏に集まるので、地方に住んでいる方は働くことをはじめから諦めていることも想像できます。
しかし、韓国のどんな地方都市にも老人はいるので、介護士なら近所に必ず働き口があります。
また、介護士に求められる韓国語能力は会社員をするよりはるかに低いレベルなので、現時点で韓国語能力が高くない人でも始めることが可能です。
介護の仕事は初心者でも施設で数か月働けば習得できるので、日本で看護師や介護士未経験者でも始めることは可能です。
韓国語能力が低い、韓国で働きたいけど働く場所がないと考えている日本人に介護士はおすすめできます。
ちなみに以下の記事で詳しくまとめますが、韓国で介護士をするには양보호사の資格(介護福祉士)を取得しなければなりません。
この資格は国家資格で320時間の教育を受け、試験に合格する必要があります。
試験問題は問題集をやり込めばそんなに難しくなく、外国人でも合格する人は多い試験です。TOPIK5級のわたしも一発合格できました。
この資格を取得し就職できるビザはF‐6、F‐2、F‐5、F‐4です。
介護士ができないビザはH‐1、C‐3、D系(留学など)ビザです。
요양보호사の資格(介護福祉士)は韓国で介護士として働くほかにも、家族療養制度を利用する際にも有用です。
家族が介護認定を受け介護が必要になった場合、自分で家族の介護をすれば韓国政府から自分に給料が支払われる制度です。
日本では家族の介護は無給で行うのが常ですが、韓国では介護士の資格を持っていれば給料が入るのです。
よって韓国では介護士になるつもりがない人でも、親や配偶者の介護を念頭に置き、介護士の資格を取ろうとする人が多くいます。
この記事では介護士の資格の取り方、資格試験の合格方法、資格を取る際に利用してほしい制度、就職可能な場所、求人情報の探し方についてできるだけ詳しく解説しています。
ここから先は有料記事になりますが、韓国で介護士ができないビザの方は、有料記事を購入しても役に立たないと思いますので、あらかじめご了承の上、ご購入ください。