
「あやしい」を「ただしい」に
CAPDを回せ
ボクはよく「CAPDが大事」という言い方をする。
それは、ビジネスフレームワークの王道である「PDCAサイクル」を「P(Plan)」ではなく「C(Check)」からスタートさせる考え方だ。
王道の「P→D→C→A」の場合…
「P」からフレームワークをスタートさせると、多くの企業は「絵空事のPlan」を作ってしまう。それは「〇〇社のようなすごいイノベーションを起こしたい」とか「△△社みたいな日本でも有数の売上規模にしたい」などの、ファンタジーな「P」を掲げることが多いのだ。
そうすると、そのファンタジーに向かって進んでいくための「徒労となる可能性の高いDo」が乱発されることになり、現実味のない「真偽の怪しいCheck」や「本末転倒のAction」が実施されたり(結局実施されなかったり)する。
絵空事の「P」
それは「Plan」が絵空事であることが原因だ。
― どんな根拠に基づいてその「P」を置いたのか ―
― どんなステップを踏んでその「P」を目指すのか ―
それが明確でなければ「徒労となる可能性の高いDo」を乱発することになるのは火を見るより明らかじゃないか。
そうなると、現在自社が置かれている市場環境を把握し、自社のポジショニングを確認し、自社が有しているリソースと資金を見直すことが必要になる。
言わずもがなだが、それが「C(Check)」だ。
そう、「正しいC」だ。
「空P」からスタートしている会社は、だいたい「PDCA」にすらなっておらず、「DDDD(徒労となる可能性の高いDoの連発)」であることが多いのだ。
「怪C」を「正C」にせよ
だからボクは言う。
「空P」からスタートしてはいけない。
「正C」からスタートするんだ。
そうすれば「本当に必要なAction」に辿り着くことができ、「現実的なPlan」を置くことができる。そうして初めて「有益なDo」を推し進めることができるのだ。
では、改めて…
空P(絵空事のPlan)→ 徒D(徒労となる可能性の高いDo)→怪C(真偽の怪しいCheck)→ 違A(本末転倒のAction)へ進めてはいけない。
きっとそれではループは閉じないんだ。
正C(正しいCheck)→ 本A(本当に必要なAction)→ 実P(現実的なPlan)→ 益D(有益なDo)、そしてそこからさらに「正C」へ戻すループを回すんだ。
そうすればループが閉じて、問いに対する解を得ることができるのだ。