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【詩】孤独の輪郭

    漆黒の静寂を切り裂いて
    銀の舟が 音もなく帆を上げる

    地上の喧騒を遠くに置き去り
    溜息のような淡い光が
    そっと肩に降り積もる

    触れれば冷たい記憶の残り火か
    あるいは誰かが置いていった祈りか

    見上げる瞳の中にだけ
    その満ち欠けは静かに呼吸し
    凍てつく夜の淵で
    孤独を輪郭へと変えてゆく

    誰もいないはずの空から
    ただ静かに 見守られているような気がして
    私は今夜 影さえ忘れて立つ



     
     
    詩・短歌・散文のようなものを紡いでおります。 ネコ/ピアノ/AI/SF

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