メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【詩】白磁の夜

    指先でなぞった夜の淵に
    ひとつだけ、こぼれ落ちた白磁のかけら
    ただそこにあるというだけで
    静寂が少しだけ重くなる

    見上げているのか、見下ろされているのか

    冷えた空気に溶け出しそうな呼吸を
    小さくひとつ、月の光へあずけて
    名前のない夜を、またひとつ飲み込む


     
     
    詩・短歌・散文のようなものを紡いでおります。 ネコ/ピアノ/AI/SF

    あなたへのおすすめ