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詩|The Note Left Behind——斜光のメモワール

    冷えた琥珀色の午後に
    机の隅で 背を丸めていた紙片

    インクの染みは 昨日よりも淡く
    かつて誰かが辿った迷い道のように
    震える筆致が 余白に宿る

    「忘れないで」
    たった四文字の祈りが
    埃をかぶった窓辺で静かに呼吸している

    陽射しはすでに 斜めに傾き
    部屋の隅から 影が伸びゆく中で
    その小さな声だけが
    時を止めたまま ここに在る

    伝えられなかった言葉は
    光の粒に溶けて
    銀の塵ちりとともに空を舞い
    次の風を待っている






     
     
    詩・短歌・散文のようなものを紡いでおります。 ネコ/ピアノ/AI/SF

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