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【搭乗記】羽田〜庄内 NH393便(A321neo):奇跡の64番ゲートと、超速10分の朝食。そして見え隠れするANAのジレンマ

    仕事で定期的に通っている庄内への移動。今回は2026年9月某日、羽田発・庄内行きの朝一番機NH393便(A321neo プレミアムクラス)の搭乗レポートです。

    羽田〜庄内線といえば、所要時間わずか1時間弱のショートフライト。その短い空の旅の中に、嬉しいサプライズと超慌ただしいミールサービス、そして最近のANAに対するリアルなモヤモヤ(笑)までギュッと凝縮されたフライトとなりました。


    🚪 まさかの64番ゲート!いつものバス搭乗から一転、ラウンジ激近の歓喜

    このNH393便に乗るとき、普段ならほぼ確定で「バス搭乗(沖止め)」なんです。 そのため、普段は6:45頃には泣く泣くラウンジを出て、1階のバスラウンジへ移動しなければならないのがルーティンでした。

    ところがこの日、搭乗口案内を見て思わず二度見しました。 なんと「64番ゲート」がアサインされているではありませんか!


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    羽田空港第2ターミナルマップ

    第2ターミナルの南側ANAラウンジを出て、エスカレーターを降りたら目の前がもう64番。近すぎる! おかげでラウンジで6:50過ぎまでコーヒーを片手にのんびり過ごすことができました。

    搭乗口が激近なうえ、この日のA321neoの搭乗率は7割程度。改札も極めてスムーズで、7:10前には早々にドアクローズ。7:18にプッシュバックを開始し、7:28頃には羽田の滑走路を軽やかに飛び立ちました。


    ⚡️ ベルト消灯わずか10分!CAさんの神速サーブと「10分完食チャレンジ」

    9月は秋雨前線や台風の影響もあってか、気流が落ち着かないフライトが本当に多かった印象です。 この日も離陸後のアナウンスで「上空の気流が不安定なため、シートベルト着用サインの消灯時間は約10分程度を見込んでおります」との案内が入りました。

    羽田〜庄内というただでさえ短いフライトで、消灯時間わずか10分。 7:40頃にサインが「ポーン」と消えた瞬間、CAさんの超神速ミールサービスが幕を開けました。

    幸い、この日のプレミアムクラス利用客は私を含めて4名のみ。CAさんの手際も素晴らしく、消灯後すぐに朝食が目の前に運ばれてきました。 ……が、案の定、配膳されてから10分も経たないうちに再び「ポーン」とベルトサインが点灯(笑)。

    とはいえ、メニューはサンドイッチ2つと温かいスープ。慌てて詰め込むようにして、10分足らずで見事に平らげました。ショートフライトのプレミアムクラスあるあるの「早食い選手権」です。
    しかしながら、CAさんたちは、短い時間であっても精一杯のサービスをするよう声かけだったり、気配りを感じました。ありがたいことですね。


    🥪 蛸とブロッコリーのデニッシュは美味しかった!……でも拭えない「コストカット感」

    慌ただしくいただいた今回の朝食メニューはこちらです。

    • ハムとチーズのサンドイッチ

    • 蛸とブロッコリーのデニッシュサンドイッチ

    • フライドオニオンと海苔のスープ

    • フルーツ

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    この日の機内食

    この中でキラリと光っていたのが「蛸とブロッコリーのデニッシュサンド」。蛸の旨みがしっかり引き出されていて、デニッシュ生地のほんのり甘い味と合わさって非常に美味しかったです。

    ……ただ、一言本音を言わせていただくなら、もう一方の「ハムとチーズのサンドイッチ」を食べながら思ってしまったんです。 「プレミアムクラス(最上位クラス)にしては、ずいぶんと原材料費を抑えにきたな……笑」と。

    もちろん味自体は普通に美味しいですし、短距離の朝食として手軽なのは分かります。しかし、パンにハムとチーズを挟んだだけの構成は、コンビニのサンドイッチと大差ないと言われても否定できません。


    💸 値上げとサービス低下のジレンマ。「効率優先」に傾くANAへの違和感

    2024年5月の新運賃体系への移行以降、プレミアムクラスのアップグレード料金や普通運賃は実質的に値上がりしました。 にもかかわらず、機内食の質やボリューム、食器の簡素化など、目に見えるサービスの「コストカット感」は年々強まるばかりです。

    燃料高騰や人件費の上昇など、航空会社を取り巻く経営環境が厳しいのは重々承知しています。どのエアラインも似たような傾向にあるのかもしれません。 ただ、最近のSFC新ルールの件も含め、今のANAにはどうしても「顧客への還元よりも、利益や効率(お金)第一主義」という姿勢が透けて見えてしまい、一乗客としてどうしてもジレンマを感じてしまいます。高い運賃を払っているからこそ、その対価に見合うワクワク感や特別感が薄れていくのは寂しいものです。


    ✈️ 10月からはB737へ……さよならA321、こんにちは「ペッタンコ旧式シート」

    機内食を早食いし、ベルトサイン点灯のまま機体は順調に降下。定刻よりも早い8:11には庄内空港のスポットへ無事にインしました。 上空では気流の影響で全くゆっくりできませんでしたが、早く着いてくれる分には次の予定もスムーズに進むので、結果としては良いフライトでした。

    しかし、この路線にはもう一つ、頭の痛い現実が迫っています。

    羽田〜庄内線のNH393便、エアバスA321neoで飛んでくれるのはこの9月末までなんです。 10月以降は機材がボーイング737-800へと変更されます。

    A321neoのプレミアムクラスといえば、全席個人モニター完備で電動リクライニング、座り心地も抜群の「当たり機材」。 それが10月からは、モニターもコンセントも頼りなく、クッションもへたったあの昭和レトロな「ペッタンコ旧式シート」へと容赦なくダウングレードされます。

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    ボロボロなETCペッタンコ旧式シート

    同じ「プレミアムクラス」という名前で同じ高い運賃を徴収しておきながら、機材によって天と地ほどの格差があるこの現状。「名ばかりファーストクラス」のハリボテ感から、ANAには一刻も早く脱出してほしいと切に願うばかりです。

    快適なA321neoでのラストフライトを満喫できた喜びと、機内食や今後の機材変更に対するちょっぴり辛口なモヤモヤ。 定期利用者だからこそ感じるリアルな空気感を胸に、秋の庄内へと降り立ちました。

     
     
    ソラノオヤジです。ANAダイヤモンド、JAL JGC 3star。旅と食を愛する男。飛行機を利用した出張多め。noteでは雲の上から届ける日常を記録中🛫☁️📘 同じように修行に勤しんでいたり、旅好きな方、つながっていただけると嬉しいです😄

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