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Photo bydongmu

中学生の息子に手渡したい未来。AIと向き合って気づいた「思いやり」の正体


    #AIとできたこと

    精神科看護師として約30年、現在は主任を務めています。

    少し前、妻が大腸がんの末期と診断され、家計は治療費で切迫しました。家事と育児を一手に引き受けることとなり、押しつぶされそうな感情のなか、副業を探してAIに相談したところ、noteの存在を知りました。

    現在は、時折いただくサポート機能でのご支援に助けられるだけでなく、ここを「心の吐き出し口」としても活用しています。

    今回、このnoteの企画を知り、AIのおかげで気づけたことがあったため、筆を執ることにしました。

    私は長年、精神科で勤務してきました。その長い年月の中で、よく耳にしたのは「私、バツイチなんだよね」という言葉です。

    私はもともと人間観察や心理に興味があり、人の話を聞くことが幼少期から大好きでした。そのため、新人時代から多くの職員と話をさせてもらってきました。いわば「耳年増」だったのかもしれません。

    お子さんのいる女性スタッフの中には、非常に魅力的で仕事もできる方が多くいらっしゃいますが、先述の通りバツイチの方も少なくありません。

    ある時、先輩に「なぜ看護師はバツイチの方が多いのでしょうか?」と質問したことがあります。返ってきた答えは、「看護師は経済的に自立できるから」というものでした。

    一般的な職種では、妊娠・出産で職場を離れると復職が難しかったり、離婚後の経済的困窮を恐れて結婚生活を耐え忍んだりすることもあります。

    しかし看護師は資格があるため、納得のいかない環境に留まる必要がない、という意見が多かったのです。

    一方で、私個人としては別の側面も感じていました。看護師はプロ意識が高く、負けん気が強い方が多いものです。時には感情が先走ってしまう場面も目にします。

    そうした性格的な強さが、家庭生活における「譲り合い」を難しくさせているのではないか、と感じることもありました。

    最近、職場の人間関係で悩むことがありました。ある独身の女性スタッフが、自分の正義を強く主張し、周囲を威圧するような態度をとっていたのです。

    その時、信頼している先輩が「だから結婚できない奴には難がある」と、かつての古い価値観に基づいた言葉をこっそり耳打ちしてきました。

    今の時代、独身であることを否定的に捉えるのは適切ではありません。しかし、その時の私には、彼女の「他者への配慮の欠如」が、独身であることによる「他者と深くぶつかり合い、歩み寄る経験の不足」に起因しているように見えてしまったのです。

    なぜ、これほどまでに人間関係がうまくいかない人が多いのか。私は現代の知恵であるAIに、「結婚できない人に共通する特徴」を尋ねてみました。AIの回答は、驚くほど的確でした。実際の回答は以下の通りです。


    結婚できない人の主な特徴

    • 減点方式で相手を見ている

      • 加点して良いところを見るのではなく、少しの欠点や理想との不一致を見つけて「ナシ」と判断する。 [1]

    • 「安心感」より「ドキドキ(恋愛感情)」を求める

      • 結婚生活に不釣り合いな刺激や運命感を期待し、穏やかな関係性を退屈と感じてしまう。 [1]

    • 理想が高すぎる・条件が非現実的

      • 自分の市場価値(客観的なメタ認知)と相手に求める条件のバランスが噛み合っていない。 [1, 2, 3]

    • 受け身で自分から動かない

      • 「良い人がいれば」「誘われたら」と待ちの姿勢で、行動量や自己開示が不足している。 [1, 2]

    • コミュニケーションのズレ(面接状態になって本音を出さない)

      • 嫌われたくない一心で「ちゃんとした自分」を演じ、お互いのリラックスした信頼関係が育たない。


    この回答を見た時、長年の疑問が一気に解消されると同時に、強い危機感を覚えました。私の周囲で人間関係に苦しんでいる人たちの特徴と、あまりにも合致していたからです。

    個人的な意見ですが、結婚や子育ては、人間を大きく成長させる要素を多分に含んでいると信じています。

    異性を理解しようと努めること、家族を守る責任感を持つこと、そして、赤ちゃんと言う自分よりも大切な存在を持つこと。これらは、自己中心的な考えを脱し、社会性を育むための貴重な体験です。

    もちろん、結婚だけが人生の正解ではありません。しかし、AIが指摘したような「減点方式」や「過度な自己防衛」に陥っている人は、社会生活においても周囲に不利益をもたらしかねません。

    特にチーム医療が求められる精神科の現場では、他者への想像力や気遣いは不可欠です。また、精神科では暴力を受けることが多分にあり、人に協力を求めることやチームワークが必須なのに、不利益な態度を取るのです。

    「AIが示した『減点方式』や『過度な自己防衛』という心の癖が、結婚生活だけでなく、あらゆる人間関係を難しくさせているのではないか?」

    私は、今の日本にこそ「人を思いやり、自分以外の誰かのために生きる喜び」を再認識する文化が必要だと感じています。

    少子高齢化が進む中で、次世代に何を残せるのか。中学生の息子に、より良い日本の未来を手渡したい。その一心で、私は今日も現場に立ち、家族と向き合っています。

    ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
    もしよろしければ、サポートという形で妻の治療費をご支援いただけないでしょうか。皆様の温かいお気持ちが励みになります。どうかよろしくお願いいたします。


     
     
    精神科看護師歴28年目の奥さんが大腸がんステージ4で全身転移し手術も免疫阻害薬の適応もなく正真正銘の末期で、結果的に健康オタクになった一寸先は闇おじさんです。 以前は多趣味で食べ歩き、音楽も服もインテリアも雑貨もスポーツも旅行も将棋もサバゲーとか他にも好きが一杯ありました。

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