
お米が安くて踊る!大感謝祭
新米が安かった。
二日前たまたま実家に行ったら、新聞のテレビ欄の下に米特売の広告がデカデカと載っていた。すごく近所だ。グッドタイミング!
品質や入手ルートを疑うレベルで安い。怪しい会社かと思ったが、母に聞けば、そこは農家の皆さんにはお馴染みの農機具の販売店だということだった。機械の修理や米の買取りもしている、農家さんからの信頼も厚いお店。
入手ルートは太い。ズブズブの関係だ。地元の農家さんを敵に回すような粗悪な米など売るはずはない。
早速行くと、30㎏の米袋が倉庫の高い天井まで山積みになっていて、元気なお兄さんが「いらっしゃい!」と言った。広告通りの値札に、
「なんでこんなに安いの?ビックリした!」
と言うとお兄さんは、
「俺もビックリした!」
と笑って、その理由を教えてはくれなかった。
農家と農機具店は持ちつ持たれつ、農機具を買ってもらうことを条件に薄利で直売してるのかもな。販売を手伝っているお兄さんも農家さんかもしれない。しらんけど。
とにかくひっきりなしにお客さんの車が出入りしていた。
それで一体いくらなの?!…と思っているそこのあなた!!
……ここだけの話な。
ひとめぼれ 9000円
コシヒカリ 9500円
ちょっといいコシヒカリ 10500円
(税込 玄米30㎏)
ちょっといいコシヒカリっていうのは、いい肥料を使ってて粒が大きいんだって。ひとめぼれは新米のうちは甘いから、食べるなら今でしょ!お兄さん詳しいな、やはりキミは農家さんか。新米なら全部おいしいだろうと、私は一番安いひとめぼれを購入した。
「車、どれ?」
とお兄さんは私の車まで米を運んでくれた。
私は小躍りした。大収穫である。意気揚々と家に帰り、玄関先で夫にマウントをとった。
「米買ってきたから運んで!!安かった!」
夫は、この前スーパーで買った米は一体なんだったんだ…と敗北を認めた。下手な買い物しないで現金を私に渡すがよい、と思う。
ここはどこ?
その米倉庫(お店)の場所は、
「ほら、この前行った、あれ、あの近く」
母の言う「あれ」に行ったのは、8月のことだった。昨年から手伝っている市民オペラの『感謝祭』、これがまたビックリだった。
ファンミーティング的な感じで、合唱団の皆さんだけでなく、東京からオペラ歌手の先生やマエストロ、財団の会長までもがフランクな笑顔で迎えてくれた。軽食や飲物も用意され、お酒を呑みながらプロのオペラ歌手の生歌を至近距離で楽しめるという稀有な機会。
すると椿姫の『乾杯の歌』でダンスタイム(!)が始まった。私はダンスなんてやったことないから引きで見ていた。会場の端にいた東京のスタッフさんも、あら~って感じで傍観していた。演者とスタッフの気質の違いである。こういう時、全体の雰囲気を冷静に眺めてしまう。
「ここは…どこでしたっけ」笑
「ここは、喜多方ですよ」
にわかに信じがたい。
※その時に撮った実際の写真をイラストに加工してみましたのでどうぞご査収ください。

ふと見ると、母(87)がオペラの先生とダンスを踊っているではないか。見たことないような満面の笑みで。
「私、誘われたのよ♡」
母は「あの人誰だっけ?」と言ったが、あなたが踊っていたあの人はさっきトゥーランドットを朗々と歌いあげてた(ほら、荒川静香さんのイナバウアーの曲ね)東京のプロのオペラ歌手で演出家、パンフレットにも載ってる…すごい人なんだから!と言うと母は満足気に頷き、後日、家族親族ご近所の皆に自慢していた。10歳くらい若返ったと思う。
ココロ、オドル。
私はダンスは踊らなかったが、米が安くて心躍った。
さて今週は、普段あまり来ないnoteの通知がよく届く。米を買っていて忙しい時にも、電波が届きにくい田舎でも…なんだなんだ?
①実家に行く前に急いで書いたショートショート、スキ♡が70個!祭りか?
②思いつきで『みんなのフォトギャラリー』に上げた写真、使ってくれてるらしい。「夏の湖畔に停泊するスワンボート」10回!「夕陽がきれいな坂の上」21回も! これはすごい。そりゃ米も炊飯器の中で踊るわ。
スキ♡がいつも何百もついている人からしたら大したことないと思うが、私にとっては上を下への大騒ぎなのである。
そして更に。
『mom』10月号。これはイオンから毎月届く雑誌で、定期購読しているのだが11月号で刊行終了してしまうという。そこで、
\すがゆきは、犬の写真を送った/
それが10月号に掲載されたのだ!
めでたい。赤飯でも炊くか。
うちの犬さ~、やっぱりかわいいからな~、載っちゃうよな~、全国の全イオンの全momファンに、うちの犬のかわいさがバレてしまった。皆さま、お手元にmomがございましたら、是非ご覧ください。
なんのはなしか知らんけど、ココロ、オドル。ならそれでいい。
※大阪には行けないので、赤飯を炊きリモートで踊る!ことにする。
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