
手書きへのこだわり
小学生の頃、テストで平仮名や漢字の「止め」「払い」がちゃんと書けていないと×になったり減点されていた経験って皆様にもありますかね。
僕にはあって、字が綺麗な友達に50音の平仮名を書いてもらって、ただそれをずっとなぞり続けるという練習をしていました。
それをみた父は「字は、シュ!!とか、ウニュ!って声を出しながら書け」とアドバイスをくれました。
父の字は別に綺麗ではありません。
今はペンで字を書く機会もほぼなくなり、僕の仕事のカバンにもメモ帳やペンが入っていない日も多いです。
でも、年賀状は子供が産まれるまでは「全て手書き」と決めて毎年書いていたり(そろそろ年賀状も終わりですかね)、お世話になった人への御礼状を手書きで書いたりと、なんとなく手書きへのこだわりがあります。
仕事でも、取引先に何かを送るついでにいつも手書きの手紙を添えるようにしています。
決して達筆なわけではないのですが、そんな感じでまだ「手書きの文字」に抵抗のない僕。
先日イラスト担当の友人に「字も手書きしようかな」と何の気なしに言ってしまったところ、「それはいいね、やろうよ」と。
後になって考え直すと、「いやいや、こんな汚い字を世間にお披露目するなんて」と急に怖くなって、「でもさ、よく考えると字って好き嫌いが分かれるし、たくさんの人に読んでもらいたいと思うなら手書きじゃない方がいいかな」と電話で伝えると、「いや万人受けをしようと思うと字も、絵も、印刷も紙も、もっとシンプルなやり方があるだろうけど、俺だって絵を描いたことないのに描くんだからさ」と。
珍しく論破されて「そっかぁ、じゃあ、書くかぁ。」と。
となるととても難しいのが表紙のタイトルで、ただの汚い字で「空飛ぶペンペン」と書くわけにもいかないし、ちゃんとタイトルとして成立するデザイン性を持たせて、ペンペンの世界観をうまく表現する方法を模索中です。
ストーリーは考えた、絵を友人が描いてくれてる。あとは紙を決めて製本だと思っていたところに、思っていなかったクリエイティブな作業が生まれました。

どこまでいっても相変わらずブレず、ナイスガイです。
丁寧に楽しく書き上げたいと思います。