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どくのいろ②

    オレンジジュースがお高かったので、ミックスジュースでニンジャタートルを作ってみたら、ひどい色になりました。わァ…ぁ…。

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    ミックスジュース版ニンジャタートル

    ……それはさておき、緑が植物の色なのに毒のイメージがあることに続いて、紫の「毒ポメラニアン」はどうして毒ポメなのかも考えてみたいと思います。
    というわけで『イメージ・シンボル事典』のむのところを引いてみましょう。
    むといったらきです!

    ――ではなくて。
    しかもじつはこの事典はアルファベット順なのでした。なのでpを。

    「これは非常に古くからある色(染料)でホネガイの貝殻から採られた」と書かれています。
    基本的に西洋のイメージ・シンボルの解説が多い本ですけど、ヘブライ・ギリシャ・ローマと、どこでも高貴な色とされていたことがわかります。
    東洋でもそうでしょうけれど、希少な色はとうぜんというか高貴とみなされますよね。

    では、毒ではないのかというと……3番目に「死,服喪,霊化,暴行に関連」とあります。
    『イリアス』に、「紫の死が彼にふりかかった」という表現があると書かれていて、とても昔からあることが分かります。
    うちみは紫色になりますから、これはこれで納得のいくイメージです。

    ただ、「死」以下略であって、「毒」ではないです。
    たしかに緑のほうも「死や腐敗を表す」でしたけれど、あちらは「腐敗」という不気味な単語はありましたし、カビという由来からも毒性が感じられます。
    それに対してこちらはさきほどの「紫の死」や、ローマで葬儀のときに着る色、キリスト教で殉教者の色、といった表現から、死を示す場合でも緑よりは「綺麗な」感じで、あまり「毒」のニュアンスは感じられません。
    葬儀や殉教は、「高貴」に自然に接続することでもあるわけですし。

    ネットでは、コンピュータRPGの状態異常を表す色として、他に使われていない(緑は回復とかにすでに使われている)紫を使った、という説を見かけました。
    死と紫の結びつきは『イリアス』の時代からでも、毒と紫の結びつきは比較的あたらしい、のかもしれません。

    ……ということは、ジークアクスは「毒ポメラニアン」ではなく「デスポメラニアン」がより正しいのでしょうか? おそろしいですね……。
    扉画像はそんなわけでくらげです。
    →諸悪の根源?ブルーキュラソーにもどります

     
     
    本を読む人。ノンジャンルで本の感想を書いたり雑記を放流したりしています。写真は基本的にすべて自分で撮影したものです。

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