メインコンテンツへスキップ
見出し画像

ウルトラマンみたいなフルーツ

    その名は、ソルダム。
    親戚から大量にいただいた。

    画像

    プラムに似ているけど、青くて白い。なんだかジャンボ青梅にも見える。どういう名前か知らなくてGoogleレンズで調べたら、「ソルダム」と出てきた。プラムの仲間らしい。

    ソルダム。
    なんだかウルトラマンに出てきそうな名前だ。
    ウルトラマンソルダムってありそうじゃない?

    とりあえず、ものは試しと食べてみることにした。プラムみたいにくるりと包丁で切れ目を入れて半分に分けたあと、くし切りにして皮を剥いた。すると、ピンク色の果肉が出てきた。

    画像

    ただ、固い。しゃりしゃりする。熟したプラムだったら、包丁を使わなくても皮が剥けたのに、ソルダムは包丁で剥くしかない。プラムとの感触の違いに戸惑いつつも、覚悟して一口。

    す、酸っぱい!

    唾液が口の中にぎゅっと溜まる。これはいかん。明らかにまだ食べごろじゃなさそうだ。

    また調べるしかないと、Geminiに聞いてみた。

    Geminiによると、食べごろの3大サインがあるらしい。 「色・柔らかさ・香り」 だという。

    食べごろの3大サイン
    1. 皮の色が深みのある赤〜赤紫色に
    2. 触るとほんのり弾力がある
    3. 甘い香りが漂う

    どうやらまだ食べごろではないようだ。追熟したら実が赤くなるらしいので、しばらく置いておくことにした。

    3日後。

    画像

    真ん中の実だけ赤くなった。他のも少しずつ赤みを帯びている。箱を開けると同時に、前は香らなかったスモモっぽい香りが広がった。今日は、期待してもいいかな。

    そこで、とりあえず赤い実を取り出してみた。先日の青いソルダムと比べて、触り心地が少し柔らかい気がする。

    画像

    とりあえず、前回と同様にくし切りにしようとした。半分に切った時、実の赤さに思わず声が出た。皮から色が透けて見えていたけど、中は鮮やかに赤い。

    しかし、くし切りにしようとしても実が柔らかくてうまく切れない。皮を剥こうとすると、形が崩れるので断念。皮付きのままくし切りにした。そういえばGeminiも皮付きがおすすめだと言っていた。

    画像

    これを中2長男と小6二男に見せると、二男から「マグロの赤身みたいだね」と言われた。大好物で表現するとは、さすが我が道を行く男である。

    マグロの赤身。
    確かにそうかもしれないけど、お母さんは別のもので例えてほしかったぞ。トマトとか、他にもあるじゃん。

    文句はあるけど、ジューシーでとろりとしておいしそうなソルダム。今度は酸っぱくありませんようにと祈りながら、一口頬張った。

    甘い。
    ちょっと酸っぱいけど、甘味の圧倒的勝利。

    皮のすぐ下に甘いところがあって、果実はトロトロ。ねっとり甘くて、ほんの少し酸味がある。酸味のおかげで、ますます甘く感じる。プラムより味が濃いかもしれない。ぎゅっと濃い味がする。

    こりゃあ、おいしい。

    ちゃんと食べごろまで待てば、こんなにおいしいんだ。じっくり熟させる。これがソルダムをいただくコツなんだな。

    気づくと赤い実を3個も食べていた。でもまだ在庫がある。

    画像

    だから、これからも長く楽しめそう。ニマニマしながら、ソルダムの箱を閉めた。

    次はどの実が赤くなるだろう。

     
     
    そらはらゆに。エッセイを書いて生きる文筆家。 ほっこりエッセイ|旅行記|短編小説|読書|喋りすぎる口下手|向上心で突き抜ける|2人の息子の育児に奮闘|感謝を忘れない|つけ麺しか勝たん|好きな色は空色|隠せないジュビロ磐田愛|イメージは抹茶|霊長類最弱女子|

    あなたへのおすすめ