
【写真詩】 儚く燃える 秋模様
通り過ぎていく季節に
移ろう夢 枯れて
未練心で舞い降りた
我が身を焦がす 枯葉かな

夏の残り火 消えて
散らされて 舞い降りた
はぐれ枯葉の行き着くところ
せめて一夜の ねぐらに
凍えそうな 心に温もりを
秋の深さは次の命のため
凍てつく冬が始まる前に
命の輝きを そっと終てゆく
色を放つは 命恋しき別れ詠
大地の吐息に抱かれて
叶わぬ夢が散り積もる
寄せ合う手に落ちた 奇跡に
優しい褥(しとね)に 四葉の願い
未練ひと彩(いろ) 燃え立ちて
哀しき枯葉の 移り香 抱く
色ずく秋の
ひと時の 出逢い
たそがれ老人のつぶやき
季節の儚さ告げるように、冷たい風が流れています。
ざわめく樹々から舞い散る情報、頑張れ人間、負けちゃだめよと囁きながら、風の合間に聞こえてくるAI賛歌。
しぐれ身にしむ神無月。
今日は先負、 明日は仏滅 、過ぎれば大安、とりとめもない事、呟きながら日めくりめくる。
人の世の儚さに生まれた言葉たち。
いくら集積回路を積み上げても、語られた言葉を巧みに並び替えたとて、出来ない、夢の中の詩の世界。
非現実から生まれる言葉たちは、老木の迷い子、今を限りの 、命 の残 り 火。
帰れぬ流れに心を沈め、無常の理を知る、未練も枯れて,やがて土に帰るさだめ。
忘れきれない月日を抱いて
あなたの為に芽生えて燃えて
落葉心を錦に染めて
ただ散るだけの夢