
冬の読書。
こんばんは~ちいさなちいさな雑貨屋さんsweetmarronです。
相変わらず図書館へ通っています。
前回訪れたとき、人気の原田ひ香さんの本があったので、借りてきました!
①古本食堂
面白い本的な投稿などで見かける原田ひ香さんの「古本食堂」。
内容をほぼ知らずに借りて読み始めたら、自分が思っていたイメージ(古本屋さんで食事が提供されていると思っていた)とは異なるストーリー展開でした。
が、神保町あたりの名店の数々や、はるか昔の名作の本の紹介など、食べ物好き、読書好きにはなかなか楽しい1冊。

調べてみると大妻女子大学の日本文学科で中古文学を専攻ということなので、
この姪っ子の美希喜ちゃんは、そのまま若いころの作家さんの感じだったのかも。
兄が亡くなって北海道から東京に出てきた珊瑚さんと、姪の美希喜ちゃんが交互に語り手として、それぞれの出来事を軸に展開していく感じが、読んでいて飽きませんでした。1度読み始めるとあっという間に読み終えて、最後はじんわりとした爽快感というか読後感が残る1冊。
②定食屋「雑」
こちらも何の予備知識もなく、装丁のコロッケがおいしそうで手にした1冊。
ある日夫に突然離婚を切り出された沙也加と定食屋「雑」のぞうさん。
沙也加が定食屋「雑」でアルバイトを始めるところから、物語が始まります。
これも、沙也加とぞうさんがそれぞれ語り手として交互に登場するパターン。

最初は育ちが良くて、マイルール人間な、なんとなくいけすかない感じの沙也加と人に興味がなくて、目の前のことに一生懸命生きているだけのぞうさんの物語がどう展開していくのかと思っていたけれど、これが良かった!
育ってきた環境や好みが違っても、波長が合うということがあり
補え合える関係って素敵だなあと思うし、
そこから希望を生み出せるような、人との出会いが描かれていて、
普段人間関係がめんどくさいなと感じるタイプの私だけど、
人は結局人とのつながりで1筋の希望みたいなものが生まれることもあるなあと思う1冊でした。
話自体は重くないのだけど、希望が生まれる感じが良かった!
③隠密味見方同心
南町奉行の根岸肥前守シリーズにドはまりした風野真知雄さん。
南町奉行シリーズで読んでいないのがあるのだけど、私が借りていた本の続刊を誰かが借りている!ということで、ちょっと別のものをと手を出したのが隠密味見方同心。
これも食べ物にまつわるお話だ!どれだけ私は食べるのが好きなのかと思いつつ、江戸の食文化を知るのも楽しめる作品。
豆腐百珍という豆腐のレシピ本の話などが出てくるのだけど、
そのタイトルが古本食堂でも出てきて、ちょっと嬉しくなりました。

今日図書館へ行ったら借りられていてなかった!!
今まで沢山あったのに、なぜ突然!!
風野真知雄さんの作品は、ミステリー要素があるけれど、重ったるくないので、寝る前に読むのにちょうど良いなと思う。
(柔らかいタッチで、読んでると眠くなる…私は)
今日は図書館を歩きながら、死ぬまでにあと何冊読めるんだろうか。
ここにあるすべての本は無理だなあ~なんて考えながら、何冊かレシピ本も借りてきた。
そもそも読んでも忘れているものもあるし!
こうして記録に残せるものは残しておこう。