
石田三成の「三献茶」

映画『関ヶ原』(2017)も、その原作である司馬遼太郎『関ヶ原』も、石田三成の「三献茶」の話から始まります。
石田三成(『どうする家康』では織田信長の岡田准一さん)「ひとりが万民のために尽くし」
忍者初芽(『どうする家康』では瀬名姫の有村架純さん)「天下が泰平となれば、皆が心豊かに暮らせます」
大先生には申し訳ないけど、「大一 大万 大吉」って、「一人が万民のために尽くせば吉」であって、「みんなは一人のために、一人はみんなのために」(アレクサンドル・デュマ『三銃士』の「One for All」「All for one」という合言葉の誤訳(岡田監督の「アレ」が「優勝」を指すように、ここでのoneは「一人」ではなく、「勝利」を指す))のような意味ではなく、単に「伊勢」「八幡」「日吉」と神社名を列挙しただけだと思うけどね。毛利元就の軍旗に似てるかと。
『どうする家康』では、
「徳川家臣団が徳川家康を天下人にした」
「卑しい身分の豊臣秀吉には家臣がいなかったが、自分の才覚で天下人になった」
と対比的に描かれています。豊臣秀吉には、長浜城主時代から「近江衆」という家臣がいるんですけどね。「五奉行」の内の3人
・石田三成(近江坂田郡石田村)
・長束正家(近江栗太郡長束村)
・増田長盛(近江浅井郡益田村)
など。
※織田信長は、木下氏の発祥地が長浜市出身と知っていて、長浜市生誕説もある豊臣秀吉に長浜を与えたのか? 柴田氏の本貫地が尾張国知多郡柴田村ではなく、新発田市だと知っていて柴田勝家を北陸方面に侵攻させたのか?
※コンピュータのプログラミング能力は、貿易の計算により「0」の存在を発見したインド人が長けている。「近江衆」も算術に長けていた。後に「近江商人」が現れたことを考えると、理系の人間が多い土地柄なのかもしれない。(余談であるが、石田三成の頭蓋骨から、彼の頭は、前後に長い長頭形、よく言う「才槌頭」であったことが分かっている。)
豊臣秀吉の死を看取ったのは、茶々でも、石田三成でもなく、寧々だと思いますが、寧々も病で伏せていたとも。