
『豊臣兄弟!』の登場人物・別所長治


別所小三郎長治
播州三木の城主。はじめ赤城義祐、小寺政職夲と計り、藝備の猛なるを患ひて信長に通じ、秀吉、中国発向のころは無二の味方なりしも、後、信長に畔(そむき)て籠城が色をあらはす。是において、近城、過半、長治応ぜしかば、秀吉、これを責めんとすに、堅固にして容易(たやすく)落つべくもなかねば、山路、舟路、総(すべ)て兵粮の運送を断ちたりしかば、城兵、大に屈し、竟に人馬、草木を食すにいたれり。長治、「今はこれまでなりしかじ。士卒を助命なさんにば」と伯父・山城、弟・友之夲とともに自殺なしたかけり。
辞世「今はただうらみもあらじ諸人の いのちにかはる我身とおもへば 」
(自分が自害することで城兵の命が助かるのだから、今は秀吉を恨んではいない。)

🔳二人の叔父



【別所氏系図】
別所就治┳安治━長治(1555(1558?)~1580)
┣吉親(よしちか、賀相(よしすけ/よしちか):反織田派
┣重宗(しげむね、重棟):親織田派
┣治之
┣治友
┣治房
┗女子(淡河定範室)