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山岳フリマ

    我が手中に収めるのに相応しい世界。
    山岳の頂上に魔王城を建てるため、側近と共に山岳の土地権利書が売られているフリマという所に来た。
    力ずくで奪おうとしたが、商人共しょうにんどもの熱い商人魂に根負けし、全て金で支払う。
    「魔王様。手下達の給料が無くなってしまいます。そんなに沢山の山岳を買ってどうするんですか」
    側近は気にくわなさそうな顔をしながら言った。
    「金は自ら奪いに行かせればいい。魔王城はいくつあってもいいだろ」
    「あと、頂上に建てるのはちょっと……」
    「ええい!我の言うことが聞けんのか!」
    「こんな頭の悪い魔王だとは思わなかった。辞めさせてもらいます!」
    側近はどこかへ行ったまま、戻ってくることはなかった。
    側近の言う通り、頂上に魔王城を建てるのに苦労し、四天王に城を与えても、まだ城が余っている。
    玉座で思い返していると、扉が勢いよく開く。
    「魔王!覚悟しろ!」
    扉を開けたのは、勇者共。
    その中に、側近の姿があった。


    たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
    以下の記事に詳細あります。


     
     
    小説、音楽、ゲームが好き。 色んなものを見て、聞いて、感じて、不思議な世界を作りたい。 ショートショートガーデン、エブリスタでも活動してます。

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