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世界最長の洞窟!マンモスケーブ国立公園に行ってきた

     アメリカ・ケンタッキー州にあり,世界自然遺産にも登録されているマンモスケーブ国立公園には,世界最長の洞窟がある。今回は,洞窟好きな私にとって特に行きたい国立公園のひとつであったそのマンモスケーブ国立公園へ行ってきた。

    Fly to Nashville

     今回の旅の玄関口はケンタッキー州のひとつ南にあるテネシー州のナッシュビルである。シアトルからはアラスカ航空のレッドアイフライトで向かった。

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    アラスカ航空でナッシュビルへ向かう
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    シアトルのアラスカ航空ラウンジにはチキンカツがあった!
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    アラスカ航空ラウンジは2階建てであり,2階には異なる食事が用意されていた。

    Nashville

     テネシー州最大の都市であり州都でもあるナッシュビルは,ミュージックシティとも呼ばれるカントリーミュージックの中心部である。私は特段洋楽が好きな訳ではないので,今回は州会議事堂とその周辺だけ軽くまわった。

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    ダウンタウンの東を流れる Cumberland River からナッシュビルのスカイラインを見る
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    リバーフロントには日産が命名権を持つニッサンスタジアムがあった
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    ミッドタウンの Centennial Park に古代ギリシャの神殿を実物大で復元した The Parthenon がある
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    州会議事堂は小高い丘の上にあった
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    Tennessee State Capitol
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    下院の議場
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    上院の議場
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    州会議事堂の丘からはダウンタウンの北の街を見渡せる

    Mammoth Cave National Park #1

     午前中にはナッシュビルを離れて今回の旅の目的であるマンモスケーブ国立公園へ向かった。

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    マンモスケーブ国立公園に到着!

    Trails

     マンモスケーブの一番の見どころはもちろん洞窟だが,自然の中を散策できるトレイルも複数ある。洞窟に入るツアーの時間よりも早く到着したので,ツアーの前に Sand Cave Trail というトレイルを散策した。

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    新緑に囲まれた中を散策する
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    トレイルの終点には Sand Cave という洞窟の入口がある
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    道路沿いにある Doyel Valley Overlook からはアパラチア山脈の西端が見える

    Domes and Dripstones Tour

     トレイルの散策後は洞窟ツアーが始まるビジターセンターへ向かった。ビジターセンターでは洞窟の地学や歴史に関する展示も充実しており,ツアー開始までの時間を潰せる。

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    洞窟の模型
    洞窟は現在見つかっているだけで426マイルもあるそう

     ビジターセンターからはバスで10分ほど移動してから洞窟に入る。洞窟内に入ったら地下水の滴る岩に囲まれた中を進み,長い階段で一気に深くまで降りてゆく。

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    洞窟の入口には立派なドアがあった
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    岩に囲まれた狭い小道を歩き進める
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    階段で一気に深くまで降りる
    想像以上に深かった

     階段を下りきるまでは狭く岩に囲まれていた中を進むので面白かったが,その後は広めで乾いたトンネルのような道が続き,少々面白みに欠けていた。洞窟と言ったら湿っていて鍾乳石があるイメージが強かったので,乾いていて岩が転がっている光景は想像と異なっていたが,ガイドによるとこれは現在歩いている部分が古い層であるからだそう。
     そもそもマンモスケーブは石灰岩が川の水によって侵食されてできた洞窟だそう。ケンタッキー州は特に川が多い州で,多くの川がマンモスケーブを流れる Green River に注ぐ。それにより Green River は谷を削り,その過程で石灰岩を侵食して洞窟を作る。そのため複数層の洞窟ができ,現在は5層あるそう。最下層には今も川の水が流れ込んでいるのだとか。
     そしてマンモスケーブの石灰岩の上にある砂岩は水が浸透しにくいため,川の水が流れ込まなくなった層は乾燥し,洞窟内の石灰岩は崩壊する。そのため,ツアーで歩いている最上層は,崩壊した石灰岩が転がり乾燥しているのだとか。
     そんな説明を聞くと,それまで退屈だった乾いた洞窟も面白く感じる。景色を愉しむにも知識は大事である。実際,説明を聞くまでは乾いた洞窟内の写真を撮っていなかったが,説明を聞いたらその乾いた洞窟にも魅力を感じて写真を撮り始めた。

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    暫くは崩壊した石灰岩が転がる乾燥した洞窟が続く
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    天井は石灰岩の崩壊で自然のものとは思えないほど真っ平ら

     しかしこのツアーの最後には鍾乳石のあるエリアがある。水を通しにくい砂岩も侵食されている部分があり,その場所は湿っていて鍾乳石があるのだとか。"Frozen Niagara" と呼ばれるこの鍾乳石は,その名の通り滝のように大きく立派であり,ここまでの光景とはがらっと変わっていて面白かった。

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    最後のエリアではここまでとはがらりと変わってたくさんの大きな鍾乳石が見られる
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    途中で Crystal Lake という湖が見られる
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    立派な鍾乳石がたくさん連なる中を進み出口に出る

     Frozen Niagara Tour というツアーでは,最後の部分だけを見るらしい。しかし,それではマンモスケーブを見たとは言えないと感じるので,このツアーに参加して良かったと思う。

    Green River

     洞窟を歩いた後は,洞窟を形作った川である Green River のそばへ行った。ビジターセンターの南側にある道は Green River で途切れており,その部分はフェリーで繋がっているが,フェリーは故障のためクローズとなっていた。フェリーでの川渡しを体験してみたかっただけに残念である。

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    フェリーでの川渡しが行われている Green River
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    フェリーのいる横には支流がある
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    支流の先には Echo River Spring という湧水地がある
    この湧水の源がどこかは分かっていないそう

    Louisville

     この日はマンモスケーブの北にあるケンタッキー州最大の都市ルイビルに泊まったが,レッドアイフライト明けで疲れていたので特に観光はせず宿へ向かった。

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    ダウンタウンの北を流れる Ohio River のウォーターフロントには広い公園がある
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    Ohio River には立派な橋がかかりインディアナ州と繋がっている

    Frankfort

     翌朝はケンタッキー州の州都である Frankfort へ向かった。テネシー州の州都は州最大の都市であり賑わっていた一方,こちらは田舎街で落ち着いた雰囲気であり,短い滞在ではあったが良い街だと感じた。

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    Kentucky State Capitol
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    州会議事堂の裏では何やらイベントの準備をしていた
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    ケンタッキー州の州会議事堂は隣になんと別館もあった
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    Kentucky Capitol Annex
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    Kentucky Old State Capitol
    旧州会議事堂は現在の州会議事堂とは離れた場所にある
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    旧州会議事堂の周辺には歴史的な街並みが広がる
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    Kentucky River の眺めがのどかで美しい

    Mammoth Cave National Park #2

    Historic Entrance

     2日目も再びマンモスケーブへと向かった。この日はツアーでなくても入れる Historic Entrance から洞窟に入った。この入口は国立公園になる前から洞窟内でのきのこ栽培などの活動に使われていた,名前の通り歴史的な入口だそう。これがマンモスケーブで最も大きな洞窟の入口でもあり,内部は前日に歩いた洞窟よりも広く最早トンネルのような感じであった。

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    Historic Entrance
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    前日に歩いた洞窟同様に乾いた洞窟である
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    内部は広くトンネルのよう
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    洞窟の終端
    崩落で塞がれているが,この先は谷の中腹だそう。

    Trails

     前日は昼頃から土砂降りであったが,この日は晴れて散策日和であったので,洞窟を出たらビジターセンター裏のトレイルを散策した。

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    Dixon Cave
    かつては Historic Entrance に繋がっていたが,崩落で分断されたそう。
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    Green River Bluffs Overlook
    トレイル沿いから美しい川の景色が見られる

     ビジターセンターから少し離れた場所にある Sloan's Crossing Pond という池のまわりには木道が整備されており,心地よく池の畔を散策できた。

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    Sloan's Crossing Pond
    水を浸透しにくい砂岩の窪みがこのような湿地を作るそう
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    池の周りの散策が心地よい
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    晴天下の池が美しい

    Fly back

     そしてナッシュビルに戻ったら,アラスカ航空便でシアトルへと帰った。

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     以前から行きたいと思っていた世界最長の洞窟は,想像とは異なる洞窟であったものの,その成り立ちは非常に面白いものであった。

     
     
    主に旅行記を投稿。いろいろなところへ旅行をしています。「日本最長片道きっぷの旅」実施中。総合旅行業務取扱管理者。

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