
スペインの首都マドリードを観光 ヨーロッパ経由の一時帰国旅#3
前回に引き続き,アメリカからヨーロッパ経由の東回りで一時帰国した旅行記をお届けする。
Fly to Madrid
今回の旅の目的は日本への一時帰国である。楽しかったポルトガルを離れてさらに東へ,リスボンから飛行機でスペインはマドリードに向かった。これにより時差1時間分だけ日本に近づく。
リスボンではANAラウンジというラウンジを使える。リスボンの空港を管理している会社名がANAだそう。ANAが就航していないこの空港にANAラウンジという名前のラウンジがあるのが面白い。
ラウンジの食事にはポルトガル料理もあり,ポルトガルを発つ前最後にポルトガルの食を堪能できた。エッグタルトは無いかと思いきや,バーカウンターで注文する方式であり,最後に再びエッグタルトも食べられた。




そしてスペインの航空会社であるイベリア航空のリージョナル機に搭乗しマドリードへ向かった。




マドリードに到着したら既に日没が近づいていたので,この日はそのまま宿に向かった。
Madrid
Sol
翌朝はマドリードの旧市街の中心である Puerta del Sol から観光を始めた。この場所には広場の前に時計台のあるマドリード政府庁舎があり,その前にはスペイン各地に向かう道路の起点を示すプレートが埋め込まれている。つまり,ここがスペインの中心部なのだ。




そういえばヨーロッパの広場には馬に乗った銅像が多い

こちらは可愛らしい銅像である


ここから少し進むと Plaza Mayor という広場に出る。開けた場所である Puerta del Sol とは異なり,こちらは四方を建物に囲まれた場所で,より旧市街らしさを感じる。


ハム博物館の広告も気になる


Plaza Mayor を抜けたその先に Colegiata de San Isidro という教会がある。飾りすぎていない厳かな内装がまた美しい。

その先に見える立派な建物は Colegiata de San Isidro


教会から Plaza Mayor 方面に戻り,広場の隣にある Mercado de San Miguel という市場に行った。市場と言ってもタパス(軽食)やスイーツが売られている場所で,スペインのグルメを気軽に楽しめる。




市場には様々なグルメが集まるが,その中でも特に気になったイベリコ豚のサンドを食べた。9ユーロと高かったが,しょっぱいイメージのあった生ハムはそこまで塩味は強くなくさっぱりしており,ガーリックの効いたパンと合わさってとても美味しかった。食べ終わった後にさらに食べたくなったが,さすがにお金がないので諦めた。


市場の前には Plaza Mayor で広告を見かけたハム博物館があったが,こちらは閉まっていた。ちょっと気になっていただけに残念である。

Palacio Real
市場を離れ,次に Palacio Real de Madrid (王宮)へ行った。この王宮は18世紀に建てられたもので,現在は王族は住んでいないものの,王族の公式行事がある際には今もこの王宮が使われるそう。外観の大きさからもわかるように内部は広く,数多くの部屋がある。多くの部屋の天井には素敵な絵画が描かれており,またそれぞれの部屋ごとに違った装飾がされており,見ていて飽きなかった。



こういう場所では古い絵画が多い印象があるので目新しい
20年かけて2014年に完成したものだそう





異世界アニメに出てきそうな雰囲気である




私はヨーロッパ史の知識は殆ど無いのだが,王宮内のいずれの部屋もそれぞれの美しさがあり,知識無しでも愉しめた(もちろん知識があればもっと面白いのだろう)。
Palacio de Cibeles
王宮から少し歩いて Plaza de España という広場に行った。この広場は遊具やベンチがあったりと公園のようになっていて,旧市街の広場とはまた違った雰囲気だった。


そこからマドリードの東側に移動し,Palacio de Cibeles に向かった。かつては郵便局として使われていた宮殿だが,現在は市庁舎がおかれ,2階から6階(ヨーロッパ式では1階から5階)には無料で見られるアート作品やマドリードの歴史などの展示がある。

ここから宮殿まで道が繋がる




Moncloa
そして今度はマドリードの西側の Moncloa という地区に向かった。この場所には Faro de Moncloa という塔があり,その展望台から街を一望できる。



マドリードの街を一望できた
展望台を下りたら Casa de Campo という公園に行った。マドリードの西側に広がる大きな公園である。公園へはロープウェイが繋がっているが,改修工事中で運行されておらず残念だった。公園内には広い池や街を望める展望所などがあり,市民の憩いの場的な感じの場所だった。




公園を離れて中心部に戻り夕食を摂る。既にこの旅の予算をオーバーしているが,どうしても本場のパエリアが食べたい気分だったので,安いレストランを探して Taberna Más Al Sur という店に入った。パエリア (Paella de Mariscos) に加え,市場で食べたイベリコ豚の生ハムの味も忘れられず,ただし生ハムは高いので,焼きハムの載ったポルチーニのリゾット (Risotto de Boletus con Jamón) も頼んだ。パエリアは魚介の旨みがしっかり効いていて,リゾットはクリーミーな味わいにハムのしょっぱさが良いアクセントになっていて,どちらもとても美味しかった。

どちらもとても美味しかった
Train to Barcelona
夕食の後はスペインの高速列車であるAVEに乗ってマドリードを離れ,バルセロナに向かった。


バルセロナには3時間弱で到着したが,着いた頃には既に日は落ちていたので,そのまま宿へ向かった。
次回は,スペインとフランスの間にある小国アンドラに行った旅行記をお届けする。