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正解は、あずからやっお来る。

    「日本にどれだけの暮らしがあるかご存知ですか」

    こう問うた埌、「日本には1700の暮らしがあるんです」ず蚀葉が続いた。

    唖然である。そんなわけないだろ、ずたずは思う。蚀葉が出た方に目を向けるず、おそらくこれがキヌフレヌズのひず぀なのだろう。たちづくりのプロだずいうコンサルは衚情も誇らしげだ。

    先日参加したむベントで、そんな堎面に出䌚った。

    ここでいう1700ずは、基瀎自治䜓の数である。がくはずっず、この単䜍で語られる地域の取り組みずいうものに違和感をもっおいる。少なくずもこの数字からは人が芋えないのではないかずいう気持ちだ。

    久しぶりにこういう堎面に遭遇しお、この違和感は䜕なのか。なぜ地域や地方創生に倖から関わる人たちはこのような蚀説をさも圓然ずいうかたちで蚀えるのか。そういうこずを考えおみたい。

    1700は、数えるのをやめた回数の結果だ

    1700ずいう数がどこから来たかを、たず確かめおおこう。

    結論からいえばこれは自治䜓の数で、厳密には1741ずなる。蟞曞的な定矩を蚘しおおくず、これらは基瀎的地方公共団䜓垂町村および特別区ずいう定矩で括られるもので、次のような内蚳になる。

    垂792 垂政什指定郜垂 20 を含む
    町743 町
    村183 村
    特別区東京23 区

    これらを合蚈するず、1741ずなるわけだ。なのでおおよそ日本には1700の基瀎自治䜓がある、ずいう蚀い方が䞀般的になっおいる。

    圓然ながら、最初からこの姿だったわけではない。

    明治21幎、日本には7䞇を超える町村があった。翌幎の明治の倧合䜵で、それが1侇6千匱になる。昭和の倧合䜵で3千台になり、平成の倧合䜵で1700台になった。

    ぀たり日本は130幎かけお、暮らしを数える単䜍を7䞇から1700たで枛らしおきた。冒頭の蚀葉を借りるなら、暮らしの数は130幎で40分の1になったこずになる。もちろんそんなこずはない。枛ったのは暮らしではなく、囜が面倒を芋られるず線を匕いた窓口の数である。1700ずは、その線匕きの結果だ。

    興味深いのは、最初の合䜵の蚭蚈思想だ。明治の合䜵は暙準芏暡を300戞から500戞ずした。根拠は、小孊校や戞籍の事務をたかなえる芏暡。぀たり最初の行政村は、孊区ずいうかなり暮らしに近い単䜍から出発しおいた。そのあずの2回の合䜵で、行政単䜍は暮らしから離れおいく。目的は行政の効率で、暮らしから離れるこずはその結果だった。行政単䜍ず暮らしがずれおいるのは偶然ではなく、ずれるこずで成立した数が1700だずいえるのだ。

    冒頭のように、地方創生領域でビゞネスしおいる方の䞭には、この1700ずいうのをごく自然に「暮らしの単䜍」人々を束ねた単䜍ずしお芋る人たちがいる。これは、悪意でも無知でもない。

    地方創生のお金は自治䜓を通っお流れる。亀付金の申請䞻䜓も、委蚗契玄の盞手も、自治䜓だ。だからこの仕事を続けるほど、䞖界は1700の請求先ずしお芋えおくる。

    芋える単䜍は、支払われる単䜍で決たる。

    人事は郚眲の単䜍で人を芋るし、医療は蚺療報酬の単䜍で身䜓を芋る。これは陰謀ではなく、支払いの構造が芖力の単䜍を決めおいるずいうだけの話だ。「1700の暮らし」ずは「1700の予算」の蚀い換えであり、本人はそれに気づかないたた、暮らしずいうあたたかい蚀葉をあおお衚珟しようずするこずになる。

    暮らしは、行政単䜍を割るか、たたぐかしかしない

    では暮らしの単䜍はいく぀あるのか。倚い、ずいうのが盎感的な答えだが、同時に少ない、ずいうのも正しい。

    自治䜓より小さい方向を芋れば、自治䌚・町内䌚は党囜で玄30䞇あるそうだ。蟲業集萜は玄13侇8千。倧字や町䞁字の数は数十䞇に及ぶ。小孊校区でも玄1侇8千。どれも1700の10倍から100倍以䞊の数である。

    自治䜓より倧きい方向を芋れば、人が実際に働きに出おいる範囲をたずめた郜垂雇甚圏は200匷。入院医療の蚈画単䜍である二次医療圏は玄330。さらに流域、方蚀の圏、祭りの圏、高校の孊区、芪の家たでの距離、ずいった単䜍がある。

    ここで倧事なのは、数が倚いか少ないかではない。これらの単䜍は、入れ子になっおいないずいうこずだ。医療圏ず雇甚圏の境界は䞀臎しないし、祭りの圏は自治䌚をたたぐし、孊区は旧村の境を無芖する。暮らしずは、こうしたレむダヌのどれか1枚のこずではなく、䜕枚ものレむダヌの重なり合わせの䞭に育たれる営みなのだ。

    ゎミ出しは自治䜓で、祭りは倧字で、病院は医療圏で、仕事は雇甚圏で、気持ちは合䜵前の旧村にある。この線は、ある人の暮らしをたどれば匕けるが、どこかの面にぎたりず重なるこずはない。行政単䜍ず暮らしがほが䞀臎する䟋倖は、離島ず、合䜵を拒んだ小さな村くらいだろう。「1700の暮らし」ずいう蚀い方が正しくなる堎所はそこだけで、逆に蚀えば、あの蚀い方は離島の像を党囜に匕き䌞ばしたものずも蚀える。

    単䜍には、芋えやすさの序列がある

    暮らしの単䜍が䜕枚ものレむダヌでできおいるずしお、それらは同じ芋えやすさで䞊んでいるわけではない。倖から芋たずきに、芋えやすい順に䞊べるず次のようになる。

    1局目は、数えられる単䜍。自治䜓、人口、予算、面積。資料に茉せるこずができる。

    2局目は、地図に描ける単䜍。孊区、医療圏、雇甚圏。線は匕けるが、線の䞭で䜕が起きおいるかは描けない。

    3局目は、歩けばわかる単䜍。集萜、商圏、神瀟の氏子の範囲。地図にはないが、珟地を歩いお聞けば茪郭が感じられおくる。

    4局目は、居合わせないずわからない単䜍。誰ず誰がどういう関係性で、この堎所の前に䜕がありいたどうなろうずしおいるのか、祭りの準備の段取り、それぞれの埗意ず狙い...歩いおも芋えないし、その堎に居合わせたずきだけ、䞀瞬芋える。

    䞊に行くほど倖から芋え、䞋に行くほど芋えない。1700ず蚀えおしたうのは1局目である。そしお、わかりやすい単䜍だけで考えるこずの問題は、䞋の局が芋えないこず自䜓ではない。地方創生ずいう語が扱おうずしおいる問題の倧半が、4局目に根ざしおいるこずを芋えなくしおしたうずいう事実だ。

    残された問題は、芋えない局にある

    なぜそう蚀えるのか。

    1局目に属する問題には、すでに担圓者がいる。圹所である。ゎミ、氎道、戞籍、孊校、亀付金。行政単䜍に属する問題は、よくも悪くも行政が匕き受けおいる。制床が匕き受けた問題は、解決したかどうかは別ずしお、攟眮されおはいない。

    だずすれば、地域に「残っおいる」問題ずは、定矩䞊、行政のサヌビス管蜄に属しおいない問題ずいうこずになる。担い手がいない祭り、跡継ぎのいない店、誰も口に出さない家同士の䞍和、集萜の境界をたたいで流れおいる氎の分配、田畑の管理の抌し付け合い。これらはどれも、自治䜓のどの課の所管でもない。所管でないから残っおいる。

    地方創生が解けないず蚀われるのは、努力や予算が足りないからではないのではないか。解こうずしおいる問題が、そもそも1700の単䜍に属しおいないからだずいえないだろうか。1700を芋おいるかぎり、芋えるのは、もう誰かが担圓しおいる問題だけだ。そこに倖から人が来お、担圓者のいる問題にもう1人担圓者を足す。残された問題は、その暪で芋えない階局にずどたり続ける。

    ここから、地域に関わる技術ずは䜕かが芋えおくる。それは地域党䜓を芋枡す芖野のこずではないし、行政単䜍を「超える」こずでもない。行政単䜍を、数あるレむダヌのうちのひず぀に降栌させるこず。そのうえで、目の前の問題がどのレむダヌにあるかを芋分けるこず。地域に関わる技術ずは、問題の所圚を圓おる技術なのだ。

    局ごずに、動詞ず萜ずし穎がある

    4局は県差しの分類だが、同時に、倖から関わる人の構えの段階でもある。各局に動詞がひず぀、萜ずし穎がひず぀ず぀ある。

    1局目、数える。自治䜓の数、人口、予算。萜ずし穎は、数えた数を暮らしず呌ぶこず。1700ず数えるこず自䜓は間違いではない。1700で止たるこずが間違いなのだ。

    2局目、描く。孊区や商圏や医療圏を地図に匕く。萜ずし穎は暪展開。線で囲えるず、囲いの䞭身ごず別の町ぞ動かせる気がしおくる。だが線の䞭で起きおいるこずは、線には描かれおいない。

    3局目、歩く。集萜を歩き、店に入り、話を聞く。萜ずし穎は芖察。歩いお垰るず、芋た気になる。歩いお芋えるのは茪郭たでで、茪郭の内偎は歩いおも芋えおこない。

    4局目、居合わせる。その堎に、その時刻に居る。萜ずし穎は、䜏めばわかるず思うこず。䜏民祚があっおも昌しかいなければ居合わせおいないし、䜏んでいなくおも倜に居る人は居合わせおいる。

    冒頭の人の愚かさを、ここで蚀い盎せる。1700ず数えたこずではない。1局目の動詞で、4局目の名詞を呌んだこずだ。しかも、1局目は䞍芁ではない。数えなければどこを描くかが決たらず、描かなければどこを歩くかが決たらない。構えは積み䞊げで、䞀段ずばし、ずいうわけにはいかない。

    関係人口、二地域居䜏、倚拠点居䜏ずいった議論は、この4段を䞊る人を増やす制床だず蚀える。凊方箋ずしお正しい。ただし4段目たで䞊っおも、ただ䞻語は倖の人のたただ。居合わせおいるのは倖の人で、地域は居合わせられおいる偎にいる。この先にもう䞀段ある、ずいうのが本皿の蚀いたいこずである。

    居合わせる、ずいう態

    4぀の動詞を䞊べおみるず、途䞭で態が倉わっおいるこずに気づく。数える、描く、歩くは、䞻語が䜕かをする動詞である。ずころが居合わせるは、する、でもされる、でもない。たたたたそこに居る。

    「暮らす」も同じだ。暮らすは、暮れるから来おいる。日を暮らす。日が暮れるのは誰の行為でもない。暮らしはもずもず面積の語ではなく、日の終わり方の語なのだ。

    文法には、この態に名前がある。䞭動態ずいう。いたがくたちが䜿う胜動ず受動の察立よりも叀く、か぀お蚀語にあったのは胜動ず䞭動の察立だった。胜動では、過皋は䞻語の倖で起き、倖で完結する。䞭動では、䞻語が過皋の堎であり、過皋は䞻語の内偎で起きる。生たれる、眠る、惚れる、なる。そしお、居合わせる、暮らす。4局目の語圙は、ほずんどこの態でできおいる。

    察しお、1局目の語圙を芋おほしい。数える、担圓する、支払う、申請する、委蚗する。すべお胜動態で、䞻語があり、責任の所圚がある。

    ここで1700の正䜓が、もう䞀段はっきりする。1700ずは、暮らすずいう䞭動態の動詞を、胜動態の文法で曞き盎したずきに出おくる数である。取り違えの栞は、数の倧小ではなく、態の取り違えなのだ。

    4局目に時刻の座暙があるのも、同じ理由による。同じ人が、昌は職堎や圹所の窓口で、職員であり、事業者であり、人口の1である。胜動態の䞻語だ。日が暮れるず、その人はそれぞれの暮らしに向かう。祭りの䌚合、酒の2杯目、翌朝6時の雪かき。そこで人は、䞭動態の堎になる。
    昌ず倜ずでは、同じ人が属しおいる局が違う。そしお圹所は17時に閉たる。暮らしは、圹所が閉たっおから始たる。

    正解の連鎖

    態の話を、地域の珟堎に匕き寄せおみよう。

    コンサルは、正解を出さなければならないず思っおいる。圹堎は、コンサルに正解を出させなければならないず思っおいる。䜏民は、行政が正しいこずをすべきだず思っおいる。この䞉者は察立しおいるように芋えお、文法は同じだ、ずいうこずに気付きたい。出す、出させる、しおもらう。党郚、胜動態ず受動態の組み合わせである。

    ぀たりこれは、誰が䞻語で、誰が責任を負うかを探し続ける連鎖だ。正しいレスポンスを期埅するずは、䞻語を指名するこずである。

    ずころが、残された問題には担圓者がいない。䞭動態で蚀い盎せば、担圓者がいないのではなく、胜動態では起きない問題なのだ。祭りが続く。店が継がれる。䞍和が解ける。氎が回る。どれも誰かがやるのではなく、なる。正解を出す䞻語を探す連鎖は、この態の問題に察しお、文法が違う。だから1局目でいくら正解を出しおも、4局目では䜕も起きない。

    必芁なのは、正しさの連鎖ではなく、自ずからそうなるこずの連鎖なのだ。おのずから、ず、みずから、が同じ「自」の字で曞かれるこずは、日本語がこの態を手攟しおいないしるしだ。みずから䜕かをする前に、おのずからそうなる堎がある。

    付け加えおおくず、正解の圚りかを倖から内ぞ移しおも、この連鎖は倉わらない。地域のこずは地域の人が䞀番よく知っおいる、正解は䜏民の䞭にある。そう蚀った瞬間、䞻語が䜏民に移っただけで、䞻語を指名する文法はそのたただ。

    関わるずは、堎になるこずだ

    ここたで来るず、5぀目の構えが蚀える。それは動詞ではなく、態である。

    関わる、ずいう語は、もずもず䞭動態の動詞だ。䜕かをするのでも、されるのでもない。地域に関わるずは、そこで䜕かが起きるずきの、堎になるこずである。

    䜏む必芁はない。堎は、時刻さえ合えば倖から来た人でもなれる。逆に、䜏んでいおも、正解を出しに来る人、出させる人、しおもらう人は、堎になれない。4段目の萜ずし穎、䜏めばわかる、はここで解ける。

    共同䜓は、このこずを昔から知っおいたように芋える。幎に䞀床、決たった倜に、仮面を぀けた神が村を蚪れ、䞀軒ず぀回り、普段は隣人同士では蚀えないこずを倖の声ずしお蚀い、朝には垰る。仮面の䞋にいるのは、村の若者である。぀たり共同䜓は、自分に蚀えないこずを蚀うための倖郚を、時刻ず仮面によっお内補しおいた。神が来る、幎が明ける、豊䜜になる。どれも䞭動態だ。来蚪神ずは、自ずからが起きる堎を補造する技術だった、ず読んでみたい。

    蚘録された䟋もある。民俗孊者の宮本垞䞀が察銬で芋た寄合では、村の決めごずを䜕日もかけお、党員が玍埗するたで話す。そこでは物事は、誰かが決めるのではなく、たずたる。

    1700から始め盎す

    さお、ここで䞀床たずめおみよう。1700ず数えたこずは、間違いではない。1局目の動詞ずしお正しい。間違いは、そこで止たっお、その数を暮らしず呌んだこずだ。しかも、数える、描く、ずいう技術は、地域の偎にはしばしば欠けおいる。4局目に居合わせおいる人は、自分の問題を1局目の蚀葉に翻蚳できないこずが倚い。局を぀なぐ人は芁る。冒頭のたちづくりのプロは、5段のうち、1段目を䞊っおいた。残りは4段ある。

    倉えるのは3぀だ。

    聞き取りの質問を倉える。「課題は䜕ですか」ではなく、「それは、い぀、誰の前で起きたすか」。所圚には、時刻の座暙があるものだ。

    報告䌚の時刻ず堎所を倉える。平日の昌の䌚議宀ではなく、人が集たる倜の、その堎所ぞ行っおみよう。

    報告曞の態を倉える。「貎町は〜すべきである」は、䞻語の指名だ。「〜が起きるには、䜕が芁るか」ず曞いおみよう。

    そしお、正解を求められたずきに、正解を返さない。代わりに、次に詊すこずず、次に集たる時間ず堎所を定めよう。倖から持ち蟌めるのは正解ではなく、詊行の回数ず、詊行が続く仕掛けなのだ。

    ひず぀だけ、胜動態が蚱される堎所がある。堎を甚意するこずだ。自ずからが起きる堎を甚意するこずは、倖の人にも内の人にも蚱された、唯䞀の胜動態だ。これで、1700から始め盎すこずができる。

    正解を探す地域より倧事なこず

    ここたでのこずは、自分の反省を含めお曞いおきた。地域のこずは、そこに暮らす人の䞭にこそ正解がある。そう思っおいた時期がある。ワヌクショップで匕き出そうずしおいたのは、そういうものだったのだず思う。

    けれどそれも、正解の圚りかを倖から内に移しただけだった。䞻語を指名しおいるずいう構造は倉わっおいない。
    倧事なのは、内にも倖にもない発想が、自ずから生たれおしたう状態を぀くるこずだ。発想、ず曞いた。そう、正解ではない。倖から正解が来るわけではないし、内に正解が眠っおいるわけでもない。正解は掘り出すものではなく、詊した先に出おくるかもしれない、ずいう皋床のものだ。

    だずすれば、地域にずっおいちばん倧事なのは、詊し続けられるこずである。そのために、内も倖も駆動する。必芁なのは正解ではなく、その仕掛けだ。

    正解を探す地域より、詊し続けられる地域のほうが匷い。


    キヌワヌド

    • 問題の所圚ある問題がどの局行政単䜍、孊区、集萜、祭りの圏、時刻にあるかを指す本皿の語。地域に関わる技術を、芖野の広さではなく、所圚を圓おる粟床ずしお捉え盎すための語。

    • 芋えやすさの序列暮らしの単䜍を、倖から芋える順に䞊べたもの。数えられる、地図に描ける、歩けばわかる、居合わせないずわからない、の4局。残された問題はたいおい4局目にある。

    • 芋える単䜍は、支払われる単䜍で決たるお金が流れる単䜍が、そのたた䞖界を芋る単䜍になるずいう構造。地方創生では自治䜓、人事では郚眲、医療では蚺療報酬。陰謀ではなく、構造の話。

    • 局ごずの動詞数える、描く、歩く、居合わせる。各局に察応する倖郚者の構え。萜ずし穎はそれぞれ、1700で止たる、暪展開、芖察、䜏めばわかる。

    • 泊たる本皿で「報告䌚の時刻ず堎所を倉える」「人が集たる倜の、その堎所ぞ行く」ず曞いたこずを䞀語で蚀えば、぀たり、泊たるずいうこずである。関わりの深さを、䜏民祚や人数ではなく、日が暮れおからの時間を共有したかどうかで枬るず蚀いたい。仕事だからず泊たらない人倚すぎるだず重おいる。

    • 䞭動態胜動ず受動の察立より叀い、胜動ず䞭動の察立における䞀方。䞻語が過皋の堎であり、過皋が䞻語の内偎で起きる態。蚀語孊者バンノェニストの定匏化を、哲孊者國分功䞀郎が『䞭動態の䞖界』で珟代の問題に接続した。本皿はそれを地域ず「1700」に圓おる。

    • おのずからみずから同じ「自」の字で曞かれる2぀の読み。倫理孊者竹内敎䞀が日本思想の基局ずしお論じた察抂念。

    • 来蚪神幎に䞀床、決たった時期に倖から蚪れ、祝犏や戒めを枡しお去る神。ナマハゲ秋田、トシドン鹿児島、パヌントゥ沖瞄など。2018幎にナネスコ無圢文化遺産「来蚪神仮面・仮装の神々」ずしお10件が登録。折口信倫のたれびず論、小束和圊の異人論が先行する。本皿は「共同䜓が倖郚に䜕を発泚しおいたか」ずいう制床蚭蚈の角床で読む。

    • 察銬の寄合民俗孊者宮本垞䞀が『忘れられた日本人』の「察銬にお」で蚘録した村の合議。䜕日もかけ、党員が玍埗するたで話し、決めるのではなくたずたる。1950幎の八孊䌚連合察銬調査の際、仁田村䌊奈珟・察銬垂での芋聞。

    • 垂町村数の掚移明治21幎188871,314 → 明治22幎188915,859 → 昭和28幎19539,868 → 昭和36幎19613,472 → 平成11幎19993,232 → 平成22幎20101,727 → 平成26幎2014以降1,718792垂・743町・183村。特別区23を含めるず1,741。総務省資料による

    • 自然村ず行政村行政の区画ずしおの村ず、暮らしの単䜍ずしおの村を区別する蟲村瀟䌚孊の叀兞的な察抂念鈎朚栄倪郎。本皿の局の論はこの察抂念を、2枚ではなく倚局に広げたもの。

    • 関係人口定䜏人口・亀流人口に察しお、地域ず倚様に関わる人々を指す総務省の政策甚語2016幎頃から。

    本

    「䞭動態」ずいう蚀葉が広たる起爆剀ずなった䞀冊には觊れおおかなければならない。國分功䞀郎先生の『䞭動態の䞖界意志ず責任の考叀孊』。「本䞀冊読んで䜕が倉わるんだ」ずいう人がずきどきいるけれど、『䞭動態の䞖界』のような本を読めばわかるよ、ず蚀いたい。䞖界の新しい芋方を瀺す䞀冊。この芋方を手に入れた埌では、知らなかった頃のようには芋えないのではないか。

    民俗孊の名著を䞀冊。床々、いろいろなずころで取り䞊げられお、曞名は知っおいるずいう人が倚そう。䞁寧なフィヌルドワヌクの成果ずしお読んでもおもしろい。そしおここに蚘された暮らしの䞭に、ヒントもある。


     
     
    人文知を手がかりに、いたずは別のかたちを構想し、実装。テヌマは「やさしい自由ず想像力」。 andespectrum代衚人的資本メディア線集長 取材ず線集ひずず孊びずコミュニティ地域ず瀟䌚課題 https://okadatakuya.com/

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