
ゼルダの伝説から学ぶ「セルフブランディング」
自己紹介って、難しいですよね。
僕は苦手です。
自分の過去だったり、
自分の家族のことを
あんまり話したくないから。
どうしても口数が少なくなる。
プロフィール作りには、
いつも苦労しています。
それでも。
最近になって、
気付いたことがあります。
口下手であっても、
他人から、
自分の経歴、履歴を
興味深く聞いてもらえるんです。
難病・クローン病の
希少性があるにしろ、
僕みたいなつまらない人間に
興味を持ってもらえるのはナゼか?
それは。
僕の原体験に
「物語性」が
あるからじゃないかと思うんです。
自分の魅せ方は、
まあまあ悪くないんじゃないかな。
自分の経歴、履歴に
面白さ、可笑しさがあって、
それを上手く
抽出できているのだと感じます。
僕みたいに口下手で
不器用な人間が
どうしたら、器用に、
自分の人生からエピソードを
選ぶことができるかと言ったら、
それは、やはり、
「ゲーム」のおかげだと思います。
いろいろなゲームを遊びすぎて、本能的に「ゲーマー根性」が体の芯にまで染みついてしまったんだろうね。
その中でも。
「ゼルダの伝説」は、
僕の好きなゲームの1つです。
ゼルダの伝説
スカイウォードソードHD
https://www.youtube.com/watch?v=2Az8zyI27IU
『ゼルダの伝説』は、任天堂が1986年に制作したアクションアドベンチャーゲームで、最新作「ティアーズオブザキングダム」まで、ファンタジーの世界を舞台にした壮大な冒険を楽しめます。
上から見下ろした2D探索、横スクロールのアクション、3DCG、オープンワールドと時代の変遷と共にグラフィックとプレイスタイルも柔軟に現在へと進化してきたゲームです。
プレイヤーは勇者リンクとなり、悪の勢力から王国や世界を救うためにさまざまな試練に立ち向かいます。
剣をメインとするアクションで、パズル要素が散りばめられたダンジョン攻略し、アイテムを手に入れ成長していきます。
戦略的な戦闘と自由度の高い冒険が楽しめるゲーム作品です。
最初に紹介したスカイウォードソードのPVなんですが、メインテーマが「女神の詩」という曲なんですが、それを逆再生すると、ゼルダ姫のテーマ曲である「ゼルダの子守唄」というシリーズ最重要曲になるんですよね。重厚なストーリーでありながら、遊び心を忘れないという任天堂らしさが詰まっていて、本当に大好きです。
「ゼルダの伝説」の歴代作品を振り返ってみて、面白かったところ、面倒くさかったところ、印象的だったところ、すぐに思い出せるんですよね。
僕はこのゲームのおかげで自分の人生のハイライトの取り出しが上手くなったのかなと思います。
ですから、今回は。
僕がゼルダの伝説から学んだこと。
いっしょに
情報共有していきましょう。
Here We Go !

ストーリーで語ろう
自分の経歴をストーリーにして
語ることは、
等身大の自分を上手に
相手に伝えることになります。
「ストーリーテリング」と
呼ばれるものです。
その具体的なメリットは、
次の4つです。
1. 記憶に残りやすい
ストーリーテリングは、単なる箇条書きの事実よりも、相手の記憶に残りやすい。
人間の記憶のプロセスは、記銘、保持、再生、再認の4段階になっています。物覚えが悪いというのは、記銘が苦手で、物忘れが激しいというのは、保持が苦手だったりします。
記憶の保持は、保存期間によって3つに分類されます。
保持時間1~2秒:感覚記憶
保持時間 20秒:短期記憶
保持時間 半永久的:長期記憶
ストーリーテリングは、この中で、長期記憶に働きかけます。
長期記憶には、エピソード記憶というものがあり、日常生活の中で経験した出来事や、それに関連する時間や場所、感情などの情報を覚えておく記憶のことです。わかりやすく言えば、思い出ですね。
記憶の時間的・空間的な文脈が特徴となり、記憶に意味を持たせることで、長期記憶につなげているのです。
そのため。
ストーリーテリングは、自分の体験を相手に疑似体験させることによって、記憶を定着させるわけです。
だから、自己紹介を覚えてもらいやすい。
2.感情的な共感を引き出す
ストーリーを通じて自身の経験や価値観を語ることで、聞き手に感情的な共感を生み出します。
共感は、人間関係の構築や信頼感を高めるときに、重要な要素となります。
自分の原体験に喜怒哀楽を加えて相手に伝えると、より効果的です。
あなたのプロフィールに親近感を抱いてもらえるでしょう。
また、共感を得ることで相手はあなたに対してポジティブな印象を持ち、信頼関係の構築がしやすいというのが大きなメリットです。
3.複雑な情報を簡潔に伝える
神経科学の研究によれば、脳は断片的な情報よりも、因果関係や進行が明確なストーリーを理解しやすい傾向があると言われています。
ストーリー形式で経歴を伝えると、要点を無理なく整理し、複雑なキャリアの流れを簡潔に説明できます。
自分の経歴を漏れなくダブりなくというMECE(ミーシー)な伝え方もできるはずです。
障害・難病などの困難性を伝えやすくなる上に、周囲の理解も得やすくなる。
生きづらいと感じてる人たちにこそ使って欲しいテクニックですね。
4.個性を理解してもらえる
ストーリーテリングは、単なるスキルや業績を超えて、「あなた自身」を伝える方法でもあります。
どのように困難を乗り越えたのか、どんなきっかけでその道を選んだのかといった話は、相手にあなたの個性や価値観の背景を深く印象付けるからです。
自分のやりたい仕事などがある場合に、熱意をストーリーの体温に乗っけて、相手に届けてみてください。
きっと、情熱まで伝わるはずです。
今まで不遇で不利な状況であったからこそ有利に、心の底から訴える経験が相手の感情に響きます。
以上が、
ストーリーテリングのメリットです。
ゼルダの伝説の基本的なストーリーはプレイヤーの分身であるリンクがガノンという敵からお姫様のゼルダを助けるという物語が主軸になります。
まあ、どのゲームにも言えることなんですが、目的もなくお金を集めるだけ、敵をやっつけて経験値を得るだけ、アイテムを手に入れて使うだけであったら何も面白くもありません。
「世界を救う」という
大きな目標の物語があるから、
プロセスを楽しめるのです。
近年では、「メタバース」というものが、マスコミによって持て囃されています。
コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間やその経済的なサービスのことをメタバースと言います。
しかし、これはお金を流通させる売り手だけが得をし、利用するユーザーには現実に商品が届くワケでもなく、何も目的やメリットがない。ゲーム性のないオンラインゲームです。
ゲーム性のないゲームなんて、
つまらない。
本質がない。
価値がない。
買ったアイテムで難敵を倒せるというのなら理解できるけど、メタバースでアイテムを買っても他人に自慢するだけ。
ユーザーに「お金を使わせるだけ」で、その先のドラマがどこにもない。
だから、僕は、メタバースなんて絶対に流行らないと言い切れます。
お金をかけたって、ストーリーのない商品は売れない。
ですから。
自分の過去の経歴の中から
未来の「大きな目標」である
「ストーリーを語る」ということは、
とても重要です。
個性の裏にストーリーがあれば、
誰でも輝いて見えると思います。

キャラクターを見つけよう
ロールモデルを
掴むことは重要です。
ストーリーテリングにおいて、
自分の「役割」を理解して、
相手に物事を伝えることは、
より鮮明に、よりわかりやすく、
伝えたいことを
伝える効果があります。
ゼルダの伝説には、
たくさんの人物が登場します。
ゼルダ無双ハイラルオールスターズDX
https://www.youtube.com/watch?v=FCWN_klRn_c
https://www.youtube.com/watch?v=GvgI2c_BNsY
https://www.youtube.com/watch?v=EgBLsfMILcM
https://www.youtube.com/watch?v=uP-B82kA0xs
https://www.youtube.com/watch?v=g0K_9gMifHs
自分がどのようなタイプの人間か
理解することは重要です。
それでは。
ゼルダの伝説の登場人物の
タイプ別の役割を見ていきましょう。
自分に当てはまる
キャラクターはいますか?
・ヒーロー(主人公):
リンク
ヒーローの役割は時代や文化によって異なりますが、共通する要素として「希望を与える存在」「道徳的な模範」「困難に立ち向かう者」などが挙げられます。周囲のピンチを救ったり、仲間の気持ちを明るくする。明確な目標やビジョンを示し、チームや組織が進むべき方向を決定できるリーダー。誰からも愛される存在。まさしく、カリスマ。
・ヒロイン(パートナー):
ゼルダ姫
支え合う存在。かつては「助けられる存在」として描かれることが多かったのですが、現代では強く、自立し、影響力を持つ人物として認識されることが増えてきています。互いに思いやりを持ってコミュニケーションをとることができ、新しい価値観や生き方を提示し、成長を促します。困難な時には助け合い、精神的な支えとなり、安心感を与える役割です。
・ライバル(競争相手):
ガノンドロフ、ギラフィム
単なる競争相手ではなく、成長を促し、組織に活気をもたらす重要な役割を果たします。競争心を刺激し、自分自身を高める成長の原動力になります。切磋琢磨することで、より高いレベルを目指し、技術やモチベーションが向上していきます。競争があることで、新しいアイデアが生まれ、意見の言い合える風通しの良い環境となるため、周囲を活性化させてくれる存在です。
・賢者(知恵を授ける者):
インパ、ファイ
知識や経験を活かして組織に貢献する重要な役割を持つ存在。複雑な問題や困難な課題に対して深く考え、解決策を示します。その鋭い洞察と落ち着いた判断力は、困難な状況でも希望をもたらします。豊富な知識を持ち、それを次世代に伝える役割も果たす。深い教養は、他者との間の理解を深め、新しいアイデアの創出につながります。
・トリックスター(道化):
ミドナ、スタルキッド
社会の固定概念や常識を揺さぶり、新しい視点や変化を生み出す存在です。社会の常識やルールに疑問を投げかけ、新しい価値観を生み出す。型にはまった考え方に挑戦し、既存の枠組みを崩して進化を促す。真剣な問題をユーモアや風刺を使って表現することで、社会に気づきを与えることもできます。「正しい」「間違い」といった二極的な考え方を崩し、多様な視点を示すのもトリックスターの役割です。
・案内人(メッセンジャー):
シーク、ハイラル王
有益な情報を伝えることで、人と人をつなぎ、成長を促す存在です。正確で信頼できる情報を提供し、人々の意思決定を支援する重要な役割を果たします。異なるコミュニティや文化をつなぐことで、意識の変革を促すことも可能です。新しい情報を広め、組織に創造的な変化をもたらし、個々の才能を引き出す。正確性・誠実さ・責任感が求められる重要な役割です。
・ヒーラー(癒やし手):
大妖精、薬売りの魔女
心身の回復を助け、調和をもたらす重要な存在です。病気や怪我からの回復を助け、人々の健康を支えるだけでなく、精神的な支えとなります。人々の不安や悩みを和らげることで、より良い人生へと導く手助けもできる。コミュニティ全体の癒しを促し、人とのつながりを築くことで安定にも貢献します。心身の健康と幸福を支え、周囲とのバランスを促す役割です。
・サポーター(技術者):
ラヴィオ、道具屋
生活や仕事を支える道具や技術を提供して、問題解決のサポートを行う存在です。単に道具や技術を提供するだけでなく、使い方の指導や技術の共有をすることで、初心者から専門家までがより効率的に作業できるようにチュートリアルも担います。技術革新や生産性の向上に貢献しながら、目標達成を支援します。成長を支える縁の下の力持ちです。
あなたに似た
キャラクターはいましたか?
僕の役割は、
トリックスターだと思っています。
ゼルダの伝説でなくても、
あなたの好きな物語の登場人物に
なぞらえて話をするというのは、
自分の個性や背景を知ってもらう
手助けになります。
より具体的に、
自分を理解してもらいたいときには、
有効な方法です。

人生をチャートにしてみよう
ここまでのことができたら、
オススメしたいことがあります。
人生を図解してみましょう。
ぜひ、
「ライフラインチャート」を
作成してみてください。
次のようなものです。

厚生労働省でも
キャリア分析ツールとして
使われています。
ライフラインチャートとは。
人生の満足度の変化を時系列で
可視化するグラフのことです。
横軸に時間(年齢)、
縦軸に幸福度や充実度を設定し、
人生の浮き沈みを曲線で表す。
これを作成することで、自分の価値観や人生の転機を振り返り、自己理解を深めることができます。
試しに。
僕のライフラインチャートを
作ってみました。

このように、
人生の浮き沈みが、
一見して可視化されます。
可視化されたら、
まず、最初に。
人の心を動かすためのポイント。
「感動のコア」を探してください。
ゼルダの伝説で例えると、
「ハートの器」を
見つけましょう。
話題のライフポイントが
上がるから。
僕のコアは、20代でクローン病を発症したときです。
ライフラインチャートの沈みは、小中学生時代のいじめの方がつらかったけど、他人が僕に興味を持つのは、クローン病の闘病についてです。
だから、「クローン病」の話から、いじめの話につなげたり、ニートの話につなげて、クローン病を話題の起爆剤にしています。
人生の最大の落ち込みが、必ずしも他人に注目してもらえるとは限りません。
しかし。
図解しておいて、自分の人生の波がわかると、興味を持ってもらえなくても、すぐに次の話題を見つけることができます。
プロフィールの瞬発力が
上がるって言うのかな。
他人が注目する視点は
人それぞれ。
臨機応変な対応が
できるようになります。
人生の波から
「感動のコア」が見つかると
自分の個性・背景を知ってもらえる
大きなきっかけとなります。
また、チャートの波の
頂点と底辺で
「どんな気持ちだったのか?」
喜怒哀楽の感情をいっしょに
伝えることができると
あなたの個性、特性、背景の理解を
得やすくなるでしょう。
ライフラインチャートのメリットは、たくさんあります。
自己分析だと、過去の経験を振り返り、自分の強みや価値観を再確認することができる。
キャリア設計であれば、仕事や人生の方向性を考える参考の材料にできる。
目標設定では、幸福度が高かった時期の要因を分析し、今後の目標を立てる。
自分の人生の過去を客観的に見つめ直し、よりよい未来を手に入れるヒントにしてください。
かく言う僕も。
TOKYO創業ステーションのセミナーでこのやり方を教えてもらって、ちょっとだけ自己紹介がマシになりました。

個性をブランド化する
不利な状況にある人達だからこそ
その不運、不遇な身の上を
逆手にとって
上手く利用して欲しいと思います。
自分の個性。
病気・障害の特性。
恵まれなかった背景。
どれも一般の人たちが経験し得ない
稀少性、限定性のある
珍しい見聞です。
商品を単なる「モノ」ではなく、消費者にとって特別な存在にする「ブランド」化には、ちょっとしたコツがあります。
1.明確なメッセージを確立する
2. 統一的な世界観を持つ
3. ストーリーを作り、共感を生む
逆境にあるからこそ、
今の立場を上手く利用してほしい
と思います。
・ストーリーで語る
・キャラクターをつかむ
・人生をチャートにしてみる
これらのことが、
みんな、ひとりひとりの
ブランド化に役立てれば、
嬉しいです。
自分の魅せ方ひとつで
「生きやすさ」が手に入るかも。
ぜひ、利用してみてください。
ゼルダの伝説には、
触れた者の願いを叶える神の力。
三角形のトライフォース
というものが3つあります。
それぞれが「力」「知恵」「勇気」を司り、ガノン、ゼルダ、リンクがそれらの力を宿す運命にあります。
その力を独占しようすることにより、バランスが崩壊し、争いにつながるのです。
ダイヤモンドも傷がある。
価値あるものも欠点は持つものです。
完璧を追い求めすぎないことも
幸せが長続きする極意なのかもね。
ここで、最後に、ご報告。
私事ですが。
第20回(令和6年度)
紛争解決手続代理業務試験に
合格できました。
特定社会保険労務士に
なることができます。
労働紛争の代理業務を行うことができる資格です。
個別労働紛争についての「あっせん」「調停」「仲裁」などの代理業務を行うことが認められています。
研修を1回でも休むと、受験資格がなくなる試験で、行政協力で体調を崩して以来、体調が戻らなくて、39℃の熱を解熱剤で抑えながら研修を受けたり、解熱剤を使いすぎてアスピリン性の喘息になったり、万全の状態ではない中での受験だったので、1回目のストレートで合格できるとは思っていませんでした。
クローン病に配慮してくれたグループリーダーの社労士の先生、昼食に席がないときに席を確保してくれ、普段からさりげない気遣いをしてくれた研修仲間の社労士のメンバー、私的な質問にも答えてくれたゼミナールの弁護士の先生、本当にみんなのおかげです。
ありがとう。
合格率は、46.5%。合格基準点は、100点満点中、55点以上、かつ、第2問10点以上。


ご覧の通り。
僕の点数は65点でした。
まあ、合格基準点より10点上しか取れていないから、ギリギリなのかな。
「社会保険労務士に向いてない」とか、「落ちこぼれ」って裏で言われている僕にしては、がんばったのかも。
たぶん、日本で初めての
クローン病患者の
「特定社会保険労務士」です。
特定社会保険労務士になれば、
社会保険労務士の独占業務は、
すべて扱えるようになります。
ゼルダの伝説にしたら、
リンクが
地面に刺さったマスターソードを
引き抜くところかな?
冒険はこれから。
「特定社会保険労務士」の名に恥じない仕事をしていきたいと思います。
あ~。
でも、僕は。
ニワトリに悪戯して、
追っかけられたり、
意味なく草を刈って、
ルピーを拾ってる人生も好きだな。
今回も
ブログを最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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