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動物農場から考えるコンボイの勝利

    カナダで2022年1月22日からフリーダムコンボイという
    政府が課している新型コロナウイルス対策に関する規制、義務撤廃に向けた抗議活動は今日も続いています。
    ↓参考記事こちら

    最近George OrwellのAnimal Farmという小説を読みました。
    (日本語での書籍については分かりませんが、ジョージ・オーウェル著「動物農場」というタイトルだと思います。)
    ジョージ・オーウェル作「1984年」については↓こちらの記事でおすすめ作品の一つにあげました。

    1945年に発行された「動物農場」という小説。
    題名からは想像できなかった
    政治の風刺ととれる物語の展開でした。

    それぞれの動物の性格や態度、また時間が経つにつれ変化していく様子は、まさに今起きている全体主義への流れ、権力を持ったものがそれをどう使うかという構造をとても分かりやすく表現していると思いました。

    まだ読んでいない方がいたら、とてもおすすめの本ですのでぜひ読んでみてください。
    個人的な体感ですが、SNSやニュースと睨めっこの毎日からこうして少し抜け出してみると、情緒の安定に役立ちました。

    今ジョージ・オーウェルさんが世界を見ていたら、テクノロジーの進化によって手法は1945年の当時と違えど、人間の本質は変わらないと、そう思っているでしょうか。


    さて
    1週間経っても日に日に規模を拡大しているフリーダムコンボイの動き。
    カナダ政府が課している新型コロナウイルス対策に関する規制、義務撤廃に向けて今歴史的な抗議が続いています。

    結果がどうなるかはまだ分かりませんが、
    Animal Farmを読んで思ったことがあります。
    それは
    「仮に政府が抗議に応じて規制を撤廃しコンボイが勝利したとしても、自由はやってこない。」
    ということです。

    せっかく今国民が立ち上がって自由を取り返すために活動しているのに、士気を下げるようなことを書いていますが、そのような意図はありません。
    私はトラックを運転できませんがコンボイの一員と思っていますし、規制義務撤廃が今の1番のそして唯一の望みです。
    フリーダムコンボイの活動はずっと孤立無援に思えていた私にとってようやく見えた希望の光です。


    仮に規制撤廃となれば、一旦奪われていた一部の自由がまたやってくることは確かです。

    ただ考えなくてはならないことがあります。
    今政府が全力で押し通しているこの規制、義務によって
    一定数の人間は守られていると感じている
    ということです。
    事実我々はこの2年間
    抗議もなく真面目に政府の言いなりになっていました。

    政府、メディア、SNSの情報操作により毎日浴びせられた一方的な情報により、その情報が正しいとしか思えなくなっている人は少なくありません。
    視野が狭くなり、自分が一度信じた情報以外には聞く耳を持たなくなっている人間にとって、このコンボイは邪魔者でしかありません。

    なぜなら自分が信じて従ってきたことが壊されてしまうからです。

    「今みんなが政府のルールに従うことで『自由』を取り返そうと協力しているのに、あのコンボイの連中達は『自由』の意味をはき違えていて迷惑だ。」
    そう感じているでしょう。


    自由には責任が伴います。

    でも
    今自分達が与えられている自由の幅を誰かが簡単に制限できてしまうことを許せば、ただの奴隷のままです。

    そして
    この奴隷のままでいたいと思っている多くの人々を含め、社会が成り立っていることを忘れてはいけません。
    これは国のトップが代わろうと関係ないのではないでしょうか。

    カナダのトルドー首相は
    「あくまで国民は自分の意思で政府の指示に従っており、強制されてはいない」
    と言っています。
    それは一理あると思います。
    誰も手足を拘束されて無理矢理マスクを着用されたわけではありませんし、家から連行されて本人の意思に反してまで実験中の注射を打たされたわけではありません。
    政府のやり方は虫唾が走る程汚いですが、
    未知のウイルスに対する恐怖を煽られてしまった人、
    政府のルールに従わないことで目の前の自由が奪われる不安に負けた結果、
    長期的には自由を奪われる生活を許した人間が
    程度の差はあれど
    ほとんどだったのではないでしょうか。


    さまざまな問題を抱える各国で
    実はずっと隠れていた人間の心の奥底が、
    このパンデミックという出来事により浮き彫りになっただけ。

    Animal Farm(動物農場)
    という本は
    そのようなことを考えさせてくれました。

    もう一度深く読み込んでみようかな

    歴史を学び直そうかな

    みんなで一緒に考えていきたいです。

    自由って何でしょうか。

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    小さな喜びを見つけながら、地球暮らしを楽しむ遊農民。今はカナダという国で絵を描きながら人間の心について探究中

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