
幼児の瞬きのサイン
これまでは、幼い子どもの脳の働きや自制心の発達を測るには、大掛かりな装置が必要でした。しかし、「まばたき」なら、特別な装置を使わずに観察するだけでおおよその傾向がつかめるのでは!?
京都大学などの研究チームが発表した「幼児期の瞬き(まばたき)と脳の発達・実行機能(頭の切り替え力)」に関する最新研究を発表した。
3歳〜6歳の子ども(113人)に、カードのルールを途中で変える「切り替えゲーム」をやってもらい、まばたきの回数をビデオカメラで計測
頭部に光をあてる脳波計で、前頭前野の動きを測定した。

その結果、【まばたきの回数が多い子ほど、ルールの切り替え成績が良い。また、まばたきが多い子は、脳の「右背外側前頭前野(思考や制御に関わる重要な部分)」が選択的に強く働いている。】ことが分かった。
日常のまばたきが、子どもの自制心や頭の働きの“サイン”になる可能性を示す、興味深い研究だ。
【参考資料】