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1変数zの関数u(z)に対する微分方程式で、
(zdz2d2+(γ−z)dzd−α)u=0(A.16)
の形のものを合流型超幾何微分方程式という。zが0および無限大のまわりにあるときは、(A.16) は、
(zdz2d2+γdzd)u=0(A.17a)(dz2d2−dzd)u=0(A.17b)
となるから、1次独立な2つの解はz∼0のまわりでは、
u∼z0,z1−γ(z∼0)(A.18a)
疑問
(A.17a) はどんな極限操作によって導出されたのか。
解説
zについての次数を考慮すれば良い。
関数uをTaylor級数で表して、最低次の項がzβであるとする。zβを(A.16)に代入すると
β(β−1)zβ−1+γβzβ−1−βzβ−αzβ=β(β+γ−1)zβ−1+o(zβ−1)=0
であり、これをβについて解けば(A.18a)を得る。
ここから遡って考えれば、(A.17a)の意味も自ずとわかる。(A.17a)は(A.16)の中で次数が最低となるものを選んで持ってきている。