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世界一しょぼいタイムスリップ/毎週ショートショートnote




    タクヤは、ある日突然、💡閃き、タイムスリップの能力に目覚める。
    「うわーボク、なんか閃いちゃってどうしよう」
    タクヤはワクワクしていた。

    だが、その能力はあまりに「しょぼい」ものだった。

    •過去に戻れるが、最大で3分前まで。

    • 未来を見れるが、ちょうど30秒後だけ。

    • 時間を止められるが、5秒間だけ。

    ある日、好きなミヨちゃんに告白しようとするが、タイミングを誤り、思わず「す…すき焼き…!」と叫んでしまう。3分前に戻っても結局緊張で「す…酢豚…!」としか言えず、結果として食べ物を勧める変な奴として認識される。
    ミヨちゃんは、大笑いして、

    「タクヤくん、おもしろい」

    と言ってくれたが気持ちは伝わらない。
    「しょぼい」「しょぼ過ぎる」
    タクヤは泣きたくなったが、何度か練習を重ねて、とうとう出来るようになった。

    しかし、ミヨちゃんは、隣に住むテツと付き合っているのだった。

    「ボク、頑張ったのに」

    タクヤは夕陽に向かって走るのだった。


    410字

     
     

    てみ

     
     
    書くことが好きです。映画感想文、読書感想文、短歌、小説、体験談、エッセイなど書いています。宮沢賢治、新美南吉の童話好きです。柳田國男の「遠野物語」は大好きです。初noteは、20240222です。

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