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月夜の寝ぐせ/毎週ショートショートnote

    これから夜勤に向かう俺は起きたばかりだ。
    夜食にラーメンでも食べようと夕飯は食べない。ラーメンの屋台が仕事場の近くに来るのだ。これが美味く、俺好みの味なんだ。夜勤の楽しみの一つだ。

    そもそも夜勤をするには理由がある。まず時間給が良いこと。休み時間が2時間取れること。
    俺の場合は、午後6時から始まり、11時まで働き2時間休憩があり、午前4時に終わる。1時間は残業もある。
    朝を迎える頃、少し疲れはあるが以外とさっぱりだ。
    そして朝食を食べに定食屋に行き、家に帰る。
    あ、俺の仕事は建設業、鳶の仕事だ。
    と、何故か自分のことばかり書いてるが、困ったことが一つだけある。
    寝ぐせが直らない。仕事ではヘルメットをかぶるんだが、寝ぐせの髪でメットを被るから寝ぐせが直らない。
    ラーメン屋には、オヤジの娘がいるんだ。毎日、笑われる。まあ、その笑顔がかわいいんだけどな。そう、俺は彼女が好きなんだ。告白しようかと考えている。月夜の夜に寝ぐせのままで。

    410字


     
     

    てみ

     
     
    書くことが好きです。映画感想文、読書感想文、短歌、小説、体験談、エッセイなど書いています。宮沢賢治、新美南吉の童話好きです。柳田國男の「遠野物語」は大好きです。初noteは、20240222です。

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