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できる!のチカラ ~自己効力感~

    今回は社会的学習理論の1つ、”自己効力感”を紹介します!

    この概念はポジティブ心理学の研究でも扱われている背景もありますが、個人的にとても好きでいつも意識しているのでぜひ知って頂けると嬉しいです。


    自己効力感は1977年にバンデューラという心理学者が提唱したもので、Self-Efficacy(セルフエフィカシー)とそのまま使用されることもあります。

    その意味は「ある結果を生み出すために必要な行動をどの程度うまく行うことができるか」という個人の確信です。

    ポイントは”するかどうか”ではなく”できると思えるかどうか”。

    行動を起こすには知識や技能が必要なことはもちろんですが、そこに高い自己効力感が合わさると「自分の能力をうまく働かせて困難に立ち向かい、より一層努力していくようになる」とされています。

    何か始めるときや続けるとき、さらには乗り越えないといけないときに背中を押してくれるとても大きな力ですね!


    では、どうやって自己効力感を伸ばすのか?

    そのポイントは以下の4点です。

    1)遂行行動の達成
     実際に行って“できた”という成功体験を積むこと
    2)代理経験
     周りを観察して他者が課題を遂行する場面を見ること
    3)言語的説得
     本人自身あるいは周囲が本人の行動に対する努力を認め、能力があることを言葉や態度で支援し、同時に精神的にも信じ認め支援すること
    4)生理的情動的状態
     身体的な変化と気持ちの変化は互いに関連しているので、状態を整えること。(例:疲労や疼痛は自己効力感を弱め、リラックスは自己効力感を高めると言われています)

    これらのポイントから自分で経験を重ねることはもちろん、周囲との協力も大切だということが見えてきますね。

    実際グループエフィカシーという言葉もあり、周囲との相乗効果も重要とされています。

    他者との関わりにおいては、3)言語的説得の”信じ認め支援すること”が何よりの基礎になるのではないでしょうか。


    そして、僕自身の経験としても自己効力感と自律性(自分で選択をする感覚)の相性が良いので、支援をするときには相手を信じ、本人が行動を選択、本人の力で実行してもらう流れを意識してきました。

    この概念を測定しながらの支援では、自己効力感が向上するにつれて本人の活動範囲や目標が広がり、何より表情が豊かになっていったのを思い出します。

    自己効力感は個人から集団まで広く応用できる考えなので、医療・福祉だけではなく職場や教育場面でももっと活用されるように活動するのがこれからの目標です!


    お互いを信じて共に歩み、時に失敗しても支え合いながら前に進むことで”できる!”と思えるチカラを伸ばしていきませんか?

     
     
    生きているといつもハッピーではいられないですよね。 つらいことがあっても、“また前を向いてみようかな”と思えるような記事をお届けします。

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