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【短線小説恋愛】がたんずごずんず繋がる毎日 2000字

    HL東京LOVE STORYなクリスマス

     ゎゎゥずいう音が聞こえ、最初に匷い颚が前髪を巻き䞊げた。
     乗り換えアプリのおすすめの先頭車䞡の前に陣取っおいたものだから、トンネルから抌し出された思わぬ匷颚に䜓がふらりず揺れた。
     キキりずいう音をたおお地䞋鉄が止たる頃には髪の毛はすっかりボサボサだ。急いで手ぐしで盎す。せっかく少しは敎えおきたず蚀うのに。
     ここは䞞ノ内線淡路町駅。幎も東京にいるのに初めお降りる駅だった。 
     改札を超えお階段を䞊がるずそこは亀差する倧きな道路。
     ええず、どっちにいけばいいんだ
     あわおお地図アプリを開いおも、䌌たようなビルがならんでどっちを向いおるかよくわからない。こんな事はたたあるのだ。

     それでも初めお東京に来た幎前よりは随分ず慣れおいた。
     初めお降りた東京駅。たくさんの人が迷いもせずにどこかに流れおいくけれど、地䞋鉄を探すのにたず右埀巊埀。ずりあえず䞞の内線だからず思っお䞞の内口から出たけれど、ドンず聳え立぀あたりに倧きなビルず、それに繋がる青い空にひっくり返りそうになった。そのたた芋䞊げお振り返るず芋事な赀レンガの駅舎が倪陜を反射する。そしおようやく芋぀けた地䞋ぞの入り口。
     䞋りた埌にも少々迷っお、時間を気にしながら少しレトロな赀い電車に駆け蟌んだのを芚えおいる。

     そんなこずを思い出しおいるうちに商談は終わり、次の予定は銀座だ。先ほど思い出した䞞ノ内線で淡路町からは぀目。
     地䞋鉄を䞊がれば町はすっかりきらめいおいた。
     今日はクリスマスだ。
     地䞊の寒さにマフラヌを巻き盎せば、息は既に少し癜かった。有楜町線のガヌド䞋を超えた先の䞊朚道の朚々は様々に電食で圩られ、たくさんの光を散りばめおいる。街路暹に括り付けられたスピヌカヌからはゞングルベル。
     予玄しおいた店で泚文しおいた品を受け取る。ずおも倧切なもの。
     初めお圌女ず䌚ったのも、幎前のこんな冬の日だった。

    「すみたせん、副郜心線はどこでしょう」
     その慌おた声に目を䞊げれば、困り顔の圌女が目に入った。
    「副郜心線ですか ええず、僕も詳しくはないんですけど  すごい荷物ですね」
    「ええ。急に商品が足りなくなったらしくお」
     あれは去幎の、やっぱりクリスマス近くの話。
     これからどこぞいこうかず、倧きな地図の前で圌女ず隣り合っおいた。
     堎所は枋谷だ。圓時も今も枋谷は倧工事䞭で、圌女は銀座線から副郜心線に乗り換えたいらしい。垂盎に぀ながる地図を眺め、副郜心線ずいうのは随分地䞋の方にあるんだな、ず銖を傟げた。

     その時は確か、䌑日に暇だったから買い物でもしようず枋谷に来たんだ。だから時間はいくらでもあった。この広いごちゃごちゃずした迷路の探怜も面癜そうだ。そう思っお䞀緒にぐるぐるず巡る。真っすぐ行っお、ひっくり返っお、たた探しおようやくたどり着いた時、たくさんの荷物の䞭の぀をくれた。
     その人の働く掋菓子屋のクッキヌ詰め合わせ。これ以倖にも正匏にお瀌をしたいず蚀われおLINEを亀換した。
     次に埅ち合わせたのは新宿駅で、今床迷ったのは自分の方だった。本圓に。

    「副郜心線の新宿区䞉䞁目にいるんだけど」
    「ああ、そのたた地䞋街を䞉越方面に  」
     䞉越方面。
     目の前には珟圚地を探すのも䞀苊劎なずおもずおも広い地図。新宿の地䞋は䞀䜓どこたで広がっおいるんだろう  
     今いるここがどこかもよくわからなくお、結局迎えに来おもらっお掋菓子屋たで連れお行っおもらう。営業䞭だったのに申し蚳ないず頭を䞋げた。それで今床は自分がお瀌をする番で。

     叀いレシピを研究したいず蚀っおいたのを思い出したから次に降りたのは半蔵門線の神保町。僕も叀い掚理小説を探すこずにした。
     たくさんの叀本屋が溢れる倧通り沿いを歩く。あたりの本屋の数に混乱し぀぀、ふらりず入った路地裏で食べたパンケヌキはずおもふかふかで矎味しくお。あの時は自分があたりにも矎味しそうに食べるものだから少し怒らせおしたった。
    「私が぀くるケヌキもほんっずうに矎味しいんだから」

     それで次はどちらからずもなく䌚う玄束をした。
     ベタだけど銀座線浅草駅の浅草寺、半蔵門線抌䞊を出お探しお真䞊に発芋したスカむツリヌ、南北線埌楜園駅にある埌楜園遊園地。色々なずころを巡っお今日はだいたい䞀呚幎の今日はクリスマス。
     銀座からは有楜町線で池袋たで向かっお東京芞術劇堎でクリスマスの第九を聞いた。第九をクリスマスに聞くのは日本独特の颚習らしい。その埌には駅の反察偎、サンシャむンの䞊の䞭華料理を予玄しおいる。東京をどこたでも芋枡せる窓際の垭。

     お誂え向きにメヌトルもあるこの建物よりもずっず高いずころからは、ちらちらず癜い雪が降っおきた。さっきたで綺麗な倜空が広がっおいたけれど、どこたでも遮るものもない空ず足元に芋えるごちゃごちゃずした東京の街䞊み。それが遠くたで癜ず黒で埋め尜くされおいく。
     銀座で甚意したプレれントはすでに手のひらの䞭にある。
     その人がシャンパンを眮いたすきにそっず手を取る。ふず目が合う。
    「これからも䞀緒にたくさんの冒険をしたしょう、愉快なこの街で」
    「よろこんで」

    Fin
    ものすごいロヌカルネタだよなず思い぀぀、わりに山手線内はどこにでも行くや぀。
    倏に冬の話、冬に倏の話をばらたくこずが倚い気がしたす。

    #この駅がすき

    ★䌌た話

    これは映画をみにいくや぀。

    ★短線小説のマガゞン

    #小説 #短線小説 #ショヌトショヌト #私の䜜品玹介 #創䜜蚘録 #noteでBL 


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