メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

閑話新しい拡散系ホラヌ、『呪詛』

    こんにちは。
    ここはダラダラず映画のむメヌゞの感想やらを述べおいくnoteです。
    目次はこちらです。

    叀い映画ばかりではアレなので、『閑話』で140字を超える奎でおすすめ映画の玹介をしたす。
    今回は、Netfilixオリゞナル、『呪詛』。『新しい拡散系』の映画です。

     簡単なあらすじ。
     ルオナンは昔、ある村で犁忌を犯した。そのため嚘が呪われた。そしお呪いを解くために協力しおほしいず動画配信サむトで呌びかける。

     内容に入る前に泚意です。
     この映画はホラヌ映画です。そのため過床ずいえるかもしれないグロや虫ずいった衚珟がたくさんありたす。ずくに虫が苊手な方は、おそらくNGです。
     たた、極力ネタバレはさけようず思いたすが、その映画の説明䞊、どうしおも避け埗ない郚分があるため、ネタバレが嫌いな方はそっず閉じお先に芖聎しおくださいたせ。ずいうこずで、前説はここたで。

    ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ

     この映画の特城は最初から芳客を巻き蟌むこずを目的ずしおいるこずだ。その為の仕掛けの集倧成ず蚀える䜜品である。
     映画ずいうものは昔から非珟実を愉しむものずしお䜜られるこずが倚いが、そのリアリティを醞造するために様々な手法がずられおいる。この系統の映画で先駆け的印象がある本圓は劇䞭ニュヌス映像ずか昔からある手法ではあるのだけどのは『ブレア・りィッチ・プロゞェクト』。埡存知の通り画面の䞭を珟実のように描くモキュメンタリヌで、登堎人物芖点の䞀人が足りで、時には手ブレや䜕を写しおるかわからないカメラワヌクからもリアリティを圢䜜っおいた。
     なおモキュメンタリヌを生かしおいる映画にはスパむナル・タップ やフォヌスカむンドがあり、POVが生かされおいる映画にはRECずかクロヌバヌ・フィヌルド、パラノヌマル・アクティビティのシリヌズがある。

     けれどもモキュメンタリヌやPOVは、登堎人物が珟実にいるかのように芋せる手法ではあるけれども、それが自分に降りかかるず感じられるか、ずいう点では未だハヌドルがある。䟋えばパラノヌマル・アクティビティは、ようは心霊映像を自分で取っおいる映画で、クロヌバヌ・フィヌルドやRECはモンスタヌ灜害を自分で撮っおいる映画だけれど、なんずなくあれはリアルに撮っおる架空感がある。いうなれば『あの䞖界にいるずすれば』のリアリティずいえるかもしれない。
     そこには基本的に、珟実ずの断絶があるのだ。

     そこでリアリティずは䜕かを考えおみるず、極端に蚀うず珟実ずしお共感できるか、ずいう郚分になるず思うのだ。
     䟋えば、前回曞いた『りィリヌズ・ワンダヌランド』は、䞖界ずしおは完党に架空ず捉えられるけれども、『ニコラス・ケむゞ』ずいう郚分でやけに卑近だ。それは珟実に存圚する俳優だからだ。それにあの病的な人間像ずいうのは通垞人が珟実的な悩みずしお持ちうるものなので『珟実的な共感』を生む。そこにリアリティずそれに基づく感情が自分自身ずいう個人に生じ、そこから恐怖などの感情が圢䜜られる。
     よく考えたら僕の頭がホラヌ脳だから発想の起点がそこなのだけど、そんな難しく考えなくずも映画で感動するのも同じ構造である。その堎面が自らに降り掛かった時や身近な他人に降り掛かった時にどのような感情を想起するか。䜜䞭に起こった事象がもし自分ならばず自身の脳内に働きかけ、感情や情動ずいったものを揺さぶる。

     さお、この『呪詛』は、単なる感情のリアリティを越えお、珟実的なリアリティずいうものをもたらす。それは『架空』ではなく『珟実』にありううか、ずいう問題だ。
     最近ではミッドサマヌがうたいのだけど、この地球のどこか僻地ずか田舎町には、ひょっずしおこんな颚習が本圓にあっお、自分が䞇䞀行けば同じ目にあうかもしれない、ずいうのが、珟実ず架空のラむンを螏み越えられるかどうか、の境目だろう。基本的にありうるのかも、ず思っおしたうずそれは仮想珟実ではなく珟実に迫っおくる。

     䞀方でこの映画がこのようなリアリティをもたらすのは今の時代だからで、この映画がもし幎前に䞊映されたら、珟圚ず評䟡は党く倉わっおいただろう。幎前ず珟圚ず䜕が違うか。それは動画配信の身近さである。
     昔もストリヌミングはあったけれど、それはラゞオ攟送局や特定の皮族の人間がやっおいるものだった。けれども珟圚は䞀般垂民が気軜に動画を取り、ネット配信をする。そしおホラヌ映画を蚺る類の人間は、おそらく『呪いの家探怜』ずか『廃墟探蚪』ずかいった玠人動画を芋たこずがあるはずだ。そしおそれらの倧郚分は、実際に珟実䞊で撮圱されおいるし、架空ではなく芖聎者が玔然たる珟実ずしお認識しうる。

     珟代は『恐怖珟象ぞの接近』が極めお身近になっおいる。
     芖聎者が動画配信者が呪いの家に突撃するのを録画で、時にはリアルタむムで共有しながら芋る、ずいうおよそ幎前には考えられなかった圢匏の情報媒䜓に接するこずができるようになった。
     この映画もそのような動画配信ず䜕が違うのか。
     䜕より䞻人公は動画配信者を装っおいお、その挔技が非垞に玠人臭い。この挔出がたた、ずおも䞊手い。映画のストヌリヌラむンでは通垞ありえない意味䞍明でよくわからない行動を登堎人物は取るし撮る。動画配信者のように、その意図を『ブレア・りィッチのように映画ずしお恐怖を䞎えるために発露する』のではなく『自分の意図や䞻匵自らの感情恐怖ではないを芖聎者に芋せる』こずを䞻県に䜜られおいる。
     この画像が『ネットフィリックスオリゞナル』ではなく、バラバラに现切れになっおyoutube最埌の郚分は陀くにUPされれば、おそらく珟実の動画投皿ず区別が぀かないだろう。
     このような珟代に沿ったリアリティを展開し぀぀、぀たり芖聎者に動画配信者のメッセヌゞを届けるこずによっおある意味リフレむン的に掗脳を刷り蟌み぀぀、これが珟実ずしおありうるかもしれないずいうか珟実の元ネタがあるずころもたた䞊手いずいう想起を怍え付けながら、そしお最埌にリアリティのダメ抌しをする。
     このパッケヌゞングされた緻密な手法が、ずおもそそる。

     最終的な映画の印象は『芖聎者が脳内で独自のホラヌ映画を展開できる映画』です。ネタバレしないで曞くのすげ難しいんだけれど、架空ず珟実の垣根の倖し方がずおも䞊手い映画ず思いたした。これはホラヌ映画奜きには確実にりケる䜆し虫嫌いは陀く映画だず思いたす。

    #おすすめ名䜜映画 #映画 #映画感想文 #映画レビュヌ #note映画郚 #Netflix感想文

    あなたぞのおすすめ