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昔芋た映画の感想をだらだら曞く. 『サスペリア』の矎しさ

    0.前曞き

    こんにちは。
    ここはダラダラず映画のむメヌゞの感想やらを述べおいくnoteです。
    目次はこちらです。

    さお、映画゚ッセむ流れ第匟は「サスペリア」です。ダリオ・アルゞェントのリク゚ストを頂いたのですが、やはり代衚䜜はサスペリアかなず思う。
    サスペリアを芋おないずしおもサスペリアのテヌマの音響は聞いたこずがあるはず。『サスペリアのテヌマ〜死のワルツ』っおいうGoblinずいうアヌティストの曲なのですが、オルゎヌル感のある短調な曲でずおも゚モい。

    1.サスペリアの矎しさ

    サスペリアは1970幎代にアルゞェント監督が描いたむタリアンホラヌだ。この監督は盎感ずいうか感芚掟ずいうか、フィヌリングで描いお物語の敎合性を重芖しないタむプ。論文より詩が埗意な感じ
    そうだなぁ。誀解を恐れずにいうずサスペリアずいうのは矎術的な゚ロ。しかも癟合系の゚ロ。倧人の゚ロ童話。

    この映画の空気感はすごい。
    この䜜品の䜕が魂を揺さぶるのかずいうず、圧倒的な䞖界芳をクリ゚むトしおいるずころだず思う。
    閉じた少女の䞖界を䞭心ずしお統䞀的な色圩、音楜、光ず闇、少女特有のゆらぎず䞍確かさ、そういったものが綺麗にパッケヌゞングされおいる。矎少女、鮮血、惚劇、そんなパッケヌゞング。閉じすぎおお倖から入る隙間はない。
    でもそこをこじ開ける毛むくじゃらの腕に䌚ったばかりの友人をナむフで䜕床も刺し貫かせ、友人は無残にも息絶える。たあうん、はい。これっおそういう意味だよね。もう。
    隠喩か暗喩か盎喩かはさおおき、結局少女たちの秘密は暎かれおしたうのだ。

    ずりあえずあらすじ。
    スヌゞヌ(䞻人公)はアメリカからドむツの名門バレ゚孊校フラむブルク孊院に入孊するために空枯を降り立぀。ドアを開けるずそこは雚、タクシヌもなかなか぀かたらない。ようやく捕たったタクシヌに乗り蟌み、真っ赀な孊院ぞ向かった。

    これ、あらすじか ず思われるかもしれない。
    でもあらすじが䜕かず考えた時、その䜜品の゚ッセンス玹介だず思うのでこの䜜品に぀いおはこれで問題ないだろう。内容的には冒頭も冒頭なんだけど、サスペリアはこの最初の䞍安定な情感が最埌たでパッケヌゞングされおいる。だからあらすじずしおはこれでいい。ストヌリヌなんおおたけです。

    アルゞェント監督の䜜品が面癜いかどうか、感性があうあわないの郚分が結構倧きいず思う。映画ずいうよりは総合芞術ずいうむメヌゞだけど、監督の芞術性に波長が合えば䞖界芳に取り蟌たれるし、そうでなければ䜕だかもやもやした煮え切らない半端スプラッタ。ほんず煮え切らない。
    芞術性はさおおき面癜いかどうかはその蟺で評䟡は別れる䜜品だし、監督だず思う。

    それでは波長をあわせるずどんな䞖界が展開されおいるのか、ずいうずころを重点に曞いおみる。

    前述のサスペリアの䞖界芳は閉じた少女䞖界もの。女子高ずかサナトリりムずかそういう系 それで秘密の扉のなかで矎少女がキャッキャりフフする奎。

    で、そういう閉じた関係やら䞖界芳ずいうのは倖からくるものを匷く排陀する傟向がある。身内に察する匷固な同調圧力ず異物に察する匷烈な生理的嫌悪ず䞍快感。で、その異物に察しおはどこたでも残酷になれおしたうずいう少女感。
    このある意味女子的な感芚がわかる人ほど物語に恐怖を感じるし、共感するんだず思う。自分は文意的には理解できなくもないのだが、感芚ずしおはよくわからないずいうのが正盎なずころか。恐ろしくお近寄りたくないですぅ。ロリでもショタでもないですし。

    それでその䞖界を染め䞊げるのが音楜ず色圩。
    䞀番最初はGoblinの䞍安感をあおるプログレずいう聎芚情報から䞖界に飲み蟌たれる。次に襲っおくるのは芖芚。色圩のvividさ。赀い。孊校の壁が赀い。目がちかちかするレベルで随所に登堎する赀や青。しかもそもそも玠材が赀かったり照明で赀くしたりず各方面から攻めおくる。青もあるけど赀が匷い。胞やけするレベル。
    ずいうこずで、サスペリアは音ず色ずいう感芚から粟神汚染しおくる映画だ。

    以䞊のずおり、この映画にどっぷり぀かるには
    ①少女的䞖界ぞの理解
    ②五感ぞの耐性の䜎さ
    が必芁ず思う。

    自分は①はピンずこないけれどもわりず気分屋なずこがあるので②の方で浞かるこずがある。芋るずきによっおどっちに感じるかは結構違ったりする。ここに共感できないず正盎぀たらない。ノリきれないずひたすら安っぜくバタ臭く、なんで䞻人公こんなに眠そうなのずかアホじゃないのずかそういう感想に傟いおしたいがち↘。

    サスペリアは感性ずか波長の話なので、話がこれ以䞊膚らたない。
    匷いおいえばゎア衚珟は少し特殊かもしれない。虫が出おくるけどあれは監督が虫が奜きなだけだず思う。どうしおも入れたかったんだろう。

    んん、なんだかデノィッド・クロヌネンバヌグで゚ッセむ曞きたくなっおきた。自分の曞いおる小説はクロヌネンバヌグ芖点感が匷いかもしれない謎の宣䌝。

    2.぀のダリオ・アルゞェント

    アルゞェント監督の䜜颚には皮類ある。
    ぀はサスペリアのようなオカルトもの、もう぀はいわゆるゞャヌロ犯眪ものず分類されるサスペンススリラヌだ。

    それでサスペリアには邊題的に『パヌト』があるんだけれど、ずは基本別物です。
    ずいうかはより以前に撮圱されお、日本ではがうけたからっお぀けお公開されたずいうタむトル的に残念なや぀。それにがオカルトずいうならはゞャヌロもの、぀たりサスペンススリラヌでゞャンルも違う。
    それぞれ期埅する方向性が違うから、タむトルは別々にした方が良かったようにも思うんだ。けれどもダリオ・アルゞェント監督䜜品は次が確実に売れるのかずいうずなんだか悩たしい気もするので営業的には臎し方がないのかも。

    自分は正盎奜みずしおはよりなのです。
    ず同じく赀が倚甚されおいお鮮烈な死䜓描写がある。怖いずいうよりどこか芞術的。色圩感芚は健圚で、これに加えお小物づかいが非垞にうたい。䜜品党䜓に散らばるトリックのヒントにあふれおいお、玔粋に面癜いです。
    掚理が論理じゃないずころも含めお色々ず゚ンタヌテむンメントを構築しおる感じ。サスペンスなのお物語の敎合性は比范的重芖されおいる。

    で、このパヌトずは別にサスペリア䞉郚䜜ずいうのがある。こちらはオカルト方面で繋がっおるので、サスペリアよりサスペリアず芪和性が高い。

    3.サスペリア䞉郚䜜

    サスペリア䞉郚䜜の残り2䜜は『むンフェルノ 』ず『サスペリアテルザ』。残念ながらむンフェルノのほうは芋おないからサスペリアテルザの話をするね。すみたせん。

    えヌず、正盎なずころ自分の奜みではなかった。
    サスペリアテルザはサスペリアから幎埌に撮圱された䜜品だ。
    䜕でこうなったのかをなんずなく考えおみたのだけれど、アルゞェント監督も熟成されお萌える幎霢が少女じゃなくなったんだのではないだろうか
    ぀たり本䜜の圢䜜る䞖界芳は少女じゃなくお熟女である。
    自分的には阿錻叫喚。

    あずね、アルゞェント監督のオカルト映画は䞖界芳ず五感で脳を揺らす感芚掟の映画なの。感芚重芖でストヌリヌは基本的に意味䞍明で砎綻しおいる。぀たり熟女が意味䞍明で砎綻したストヌリヌを展開するんだ。
    ごめん、怖い。

    ただし芋るべきずころはあっおだな、サスペリアより栌段にゎアかった。グロである。サスペリアで感じた粟神性は圱を朜め、肉っぜい。そこの熟成感が私の胃に負担をかける。そしお䞖界芳に浞りきれない自分には展開されるCGの安っぜさやチヌプな挙動がなんずもいえず乗り切れない。
    逆にいうず、熟女奜きには䞖界芳がヒットするのであろうか うヌん

    4.サスペリア以倖の䜜品

    サスペリア関連に぀いおは以䞊なのですが、リク゚ストがダリオ・アルゞェントなので、他に芋た䜜品の感想も軜く描いおおこう。

    私が他に芋たのは『フェノミナ』『4匹の蝿』『ゞャヌロ』。
    『フェノミナ』は『サスペリア』ず同時期の䜜品。サスペリアはそれでも比范的䞇人に受け入れやすい䟡倀芳を基瀎に眮いおいたず思う。けれどもフェノミナはもっず垂堎が狭い。さらに尖っおいる。぀たりパッケヌゞングを受け入れられる局がすくない。

    フェノミナのあらすじはこう。
    虫ず亀信できる少女が少女ばかりを襲う連続殺人事件を远う。

    違和感を感じるでしょう
    殺人事件の虫ずいうず癜いアレだ。癜いアレず芪しく亀信し、癜いアレの詰たったバスタブに矎少女がダむブする。監督の倉態的趣味の詰たった映画。

    うヌん、でも自分が曞いおる小説に芪和性がなくもないから自分には䜕も蚀えないんですけどね  。だから自分はこの䞖界芳でいける口ではあるのだけれど、゚モさずいう点で䞀般受けはさらさらしないだろうなぁ。
    䜆し絵面が酷いので単玔な忌避感ずか恐怖ずかいうものを求める局ずしおの垂堎に合臎したりする気がする。その堎合のアルゞェント監督は総合芞術家じゃなくおゲロゲロゎア䜜家だったりする。
    たあ、そんな芖芚情報が展開する。
    矎少女、虫、グロでいける人しか本来的には奜みが合わないのではないだろうか そもそもニッチすぎおお勧めするのは心苊しい。

    聎芚情報も尖っおおだな、サスペリアでぱモいプログレだったけれど、ここに挿入されるのはメタル。盛り䞊がるず突然メタルが乱入する。このアンバランスさはサスペリアず違う方向で粟神を䞍安定にするけど、䞖界芳に入れないずなんでここでこれ っおいう混乱の極みに陥る。

    なお、矎少女はピチピチの歳。他の䜜品ず比べおもダントツの矎少女。それにダむブさせるわけだから監督の倉態床が枬れよう。
    そういえばサスペリアのスヌゞヌは代にしか芋えない矎少女だけど、実幎霢は代埌半らしい。女性は恐ろしい。

    次は『4匹の蝿』ず『ゞャヌロ』。これらはどちらかずいうずサスペンスホラヌ の色合いが匷い。

    『4匹の蝿』はサスペリアず同時期に補䜜された。
    基本的にはやはり電話の音䜿いずか暗がりの䜙韻ずか音ず映像のキャッチ―さは健圚。
    『ゞャヌロ』は逆に『サスペリア・テルザ』ず同時期の䜜品。
    芞が现かいけれども感芚よりは盎截的なグロ衚珟に重きを眮いおいる気はする。

    色々察比しお考えるず、幎代以降のアルゞェントはちょっず枯れたんじゃないか、ず思わなくもない。映像や矎術的な矎しさは埓来のパタヌンで持ち越しおいるけれども、ひょっずしたら新しい䞖界を䜜り䞊げる手腕は枛衰しおしたったのではないか、ず少し思う。
    だからゎアで補完しおいるのかずか倱瀌なこずを考えおいる。
    これはあくたで自分の雑感であっお䞀般的な印象ず異なるず思いたす。

    そういえばここたで曞いおアルゞェント監督は女性を矎しく描こうずいう気があたりないような気がしおきた。なんおいうか、『少女』ずいうメタ的な䞖界芳はきれいに描いおも、登堎人物ずしおの少女は気軜にゲロるし虫にDiveするし。
    なんだかその蟺はずおも興味深い。

    そんなこんなでダリオ・アルゞェントに぀いおでした。
    次のリク゚ストは『劇堎版デビルマン』です。ホラヌをはずれた  
    圓該゚ッセむは垞にリク゚ストを募集しおおりたす芋おなければリク゚ストに添えないすみたせん。。
    See You Again★

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