
複合関係代名詞
現在、今年最後の出張授業です。
明日は前半最後の授業。
生徒の個別対応にて関係詞全般の質問があったため、好評だった東京での関係詞の授業内容をそのまま流用。出張授業先の生徒も、高校で一通り関係詞の授業を終えていたため、スムーズに内容を入れてくれたようで何よりでした。
●好評だった英文法の授業
現在担当している高校生から関係詞の授業が好評だった理由は、特別なことは何も教えてはいません。むしろ、御崎エデュケーションの受験対策方針は「王道の受験勉強」であり、進学校の場合は受験対策がそのまま定期テスト対策になるからです。
したがって、「受験対策の基礎知識、基本的な英文法のルール、重要単語、覚えるべき熟語・慣用表現とその順位付け」などを丁寧に説明し、生徒自身が適切な時間、適切に勉強することで高得点を取ることができました(ちなみに、1学期期末30点代から2学期中間70点代まで、倍近くアップできました)。
●複合関係代名詞の位置づけ
以前の記事のように、「関係詞=関係代名詞+関係副詞」ですが、今回の複合関係代名詞は関係代名詞の一つであり、「先行詞付きの関係代名詞」といった呼ばれ方もします。
そして、その種類として一つは「what」で、もう一つは「疑問詞+ever」です。
●複合関係代名詞の「what」
覚えておくべきポイントは
・「what= the thing which」であること
※「which」は関係代名詞
・「~こと、~もの」と訳すこと
・「what~」の単語のかたまりがS、O、Cのいずれかになること
・文中の「what」は疑問詞ではなく、複合関係代名詞であること
です。
多いように感じるかもしれませんが、慣れれば簡単に見分けがつきまし、上記4つを連動して覚えて使えるようになるので、まずは重要ポイントを正確に理解することが必要です。
●複合関係代名詞の「疑問詞+ever」
写真にもあるように、覚えるべき重要ポイントは
・訳が①強調の「~でも」、②譲歩の「たとえ~だったとしても」の二つであること
※「~」には疑問詞に応じた訳を当ててください
・文法的に、①名詞節、②副詞節としての、二通りの使い方があること
です。
「疑問詞+ever」には、種類に応じて名詞節、副詞節の使い方のポイントがありますが、これは実践問題や過去問を通して覚えるのが良いでしょう。
ここで、文法問題を解くときに重要であるにもかかわらず、一般的な高校で習わないコツは、「疑問詞+ever」は「文法的には疑問詞の使い方と全く同じであること」です。この理解があれば、これまでの学習した知識をそのまま用いれば正解を選べますが、多くの受験生がこの理解をしておらず、教わってもいません。
もっとも、「文法的に同じ」ということは、「疑問文」、「間接疑問文」、「感嘆文」、「接続詞」などの文法分野の知識が必要であることを意味するので、勉強に行き詰った場合は、これらの文法分野を復習することをお勧めします。