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10年ぶりにアメリカにやってきた

    2026年4月から約10年ぶりにアメリカで仕事をすることになった。これまでNYに1年、OCに5年、就職するまで海外に行ったこともなかった自分が気がついたらアメリカで通算6年間生活し、その後10年の日本で仕事をした後、またアメリカ、NYに転勤することになった。NYに住むのは20年ぶりになる。

    どちらかというと直接的なコミュニケーションの方が好きだし、その良さに慣れてしまうと日本の職場での仕事はとてももどかしい。人前で意見を表明することすらちょっと浮いてしまうこと自体が、OCから帰国後の10年間、日々ストレスになっていたのかもしれない。さらには露骨な年功序列。明らかに能力主義とは異なる状況は続いていて、仕事に楽しさを見出すような機会も明らかに減った。

    一方で、過去のアメリカ生活で得た経験というのは、"世界にはこんな考え方やライフスタイルがある"という新しい視野を自分に与えてくれた。そのおかげでなんとなく自分に自信がついたのか、珍しい話に興味を持ってもらえたのか、前回帰国後の日本での10年間は40代になっても会社外の友達が増え、実質子育ても終わりに近づいている自分はとんでもなく楽しい私生活を送っていたと思う。

    なんとなくチャレンジングな要素がなくなってしまった仕事と楽しすぎる私生活。そのまま続けても何の問題もないように思えたけど、この状態 = Confortt Zoneを抜け出すチャンスはこれからの人生あまりないと思って、再度の海外勤務に手を上げたら選抜された…という流れでNYに行くことになった。色々事情もあって単身での渡米。

    10年間日本国内中心の仕事で、出張でもほとんど来ることがなかったけど、慣れ親しんで勝手知ったるはずのアメリカ。大丈夫でしょ? という社内関係者の雰囲気とまあそうだよね、という思いでやってきたNYで感じたことをちょっと残しておきたい、そう思う日々がそこにあった。

    先日、大橋未歩さんの"ニューヨークの林檎をむいて食べたい"を読んでみたら、自分が過去のアメリカ生活も含めて同じような経験をされたことが書いてあったのだけど、きちんと文章にまとめられていて、これは良いなと思ったのがきっかけ。そんな多くの人に読んでもらうような身分でも内容でもないけど、まずは自分自身の記録として、書いてみようと思った。



     
     
    在NY。会社員をやりながら、音楽、ファッション、カルチャー、サブカルチャーを愛する。企業人人生とカルチャーが交わる視点から、仕事、NY、そしてこれからの人生を見つめ直すnote。

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