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🎸おじさんギタリストシリーズ ⑥ おじさんギタリストという生き物の話 

    おじさんギタリストがやりがちなこと(共感120%?)

    おじさんギタリストというのは、
    ギターよりも味が出てくる存在だ。
    弦を替える頻度や、ピックの持ち方、アンプのつまみのクセまで、
    全部が“年輪”みたいなものになってくる。

    そんな50代ギタリストの世界には、
    間違いなく「共感」を呼ぶ事象がいくつもある。


    ■① 弦を替えるとき、なぜか人生を振り返る

    若い頃は3分で替えていた弦も、
    今では30分〜1時間かかる。

    しかも途中で遠い目になる。

    「このギター買ったの90年代か…」
    「初ライブこれで出たな…」
    「BOØWYのコピーしてた頃は勢いだけで弾いてたな…」

    弦じゃなくて記憶を巻き替えてるだけの日もある。


    ■② ギターの重さに“年齢”を感じる

    20代:「レスポール最高!重いけど音太い!」
    50代:「レスポール…?今日肩こるからストラトで…」

    いや、分かる。
    もうヘッド落ちするギターなんて、
    地味に首がもげるほどしんどい。

    でも楽器屋ではなぜか弾く。

    “持ち帰る未来”だけ拒否する。


    ■③ 昔コピーしたバンドを弾くと、必ず顔がニヤつく

    ZIGGY、BOØWY、ジュンスカ、ブルーハーツ…。
    あの頃、学祭をぶっ壊す勢いで弾いた曲。

    今弾くと、
    当時の若さだけ脳内再生されて、体はついてこない。

    でもそのギャップが妙に愛おしい。


    ■④ エフェクターを並べてるときが一番楽しい

    踏んだ瞬間より、
    並べてる“準備段階”のほうがワクワクする。

    まるで子どもがプラモデルの箱を開けるときの気持ち。

    おじさんギタリストの公式:
    エフェクター = 大人のおもちゃ(健全)


    ■⑤ 気づくとYouTubeで“昔のライブ映像”を追いかけてる

    検索履歴がこうなる:

    ・1986 1987 洋楽ヒット
    ・布袋 88 ギター
    ・CROWDED HOUSE 1987
    ・Walk This Way ギター
    …などなど

    もうこれは立派な“タイムトラベル”。
    気づくと2時間経っている。

    ギターより長く持つのはマウス(スクロール)だけ。


    ■⑥ 若いバンドの音作りを見ると素直に尊敬する

    昔は「最近の若いのは…」と言いがちだったが、
    50代になると、妙に素直になってくる。

    「最近の子、みんな上手いな…」
    「エフェクターこんな種類あるんか」
    「え、ギターAIで診断できるの?」

    若い世代をディスるより、吸収しようとする自分にちょっと驚く。


    ■⑦ でも最終的に戻るのは“自分の音”

    どれだけ新しい機材を試しても、
    どれだけ若い頃の曲に戻っても、
    どれだけ泣いたり笑ったりしても、

    最終的には
    「あ、やっぱ俺はこの音だ」
    に戻ってくる。

    50代になるとそれが分かる。
    そして、それがちょっと誇らしい。


    ■⑧ そして最後は必ず“笑い”に落ち着く

    弦を切っても、間違えても、
    泣きそうになっても、
    体が痛くても、

    その全部を笑えるようになる。

    おじさんギタリストの真の境地とはこうだ:

    「弾けなくても、笑えば勝ち。」


    ……


    弾けるけどなっ!!笑



     
     
    音楽ライターとして、主に音楽レビューを書いています。 穏やかに、優しく生きていければと思ってます。 ギターと共に、長く楽しみながら歩き続ける日々。 翻訳や通訳も手がけてます。 無言フォローご容赦ください。可能な範囲でフォローバックもさせていただきます。

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