
人は、光と影でできている――“悪い顔”を抱きしめるということ
「人は誰しも、いくつもの顔をもっている」
――“いい顔”だけじゃなく、“悪い顔”も、自分の一部だという話。
私たちは日々、いろんな自分を生きている。
笑っているときの顔。
怒っているときの顔。
誰かを励ますときの顔。
ひとりで泣いているときの顔。
取り繕うように平静を装う顔。
そして、誰にも見せたくないような、後ろめたい顔も。
こう書き出してみると、私たちがいかに多面体のような存在であるかがわかる。
けれども、多くの人は「いい顔」だけを大切にし、「悪い顔」をなかったことにしようとしてしまう。
けれど、本当にそれでいいのだろうか?