『チャンクで積み上げ英作文』 Advanced 類例ワークシート ⑤
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2026年10月部分修正版
名詞のないところに名詞のかたまりをつくる what / 前置詞 + what(CEFR B1–C1)
拙著『チャンクで積み上げ英作文』の Standard 編で取り上げた、「名詞のないところに名詞のかたまりをつくる what」(四角化ドリル 22〜24)に対応する類例ワークシートです。
既存ドリルが扱う三層
• ① what 節そのもの
• ② 節内の構造が複雑な what 節
• ③ 前置詞 + what 節
を、CEFR のレベル分けと解説を伴う形に組み替え、ほぼ全て新規のチャンクで構成しました。拙著の既存ドリルと合わせて用いれば、同一の型を異なる語彙・時制・動詞型で二巡することになります。
セクション A で what 節そのもの
セット 1 (身近なテーマ/CEFR B1以下相当)
4 私がどうしても捨てられないもの
what I just can’t throw away
セット 2 (CEFR B2相当)
11 いまだ解決されていない問題
what remains unresolved
セット3 (CEFR C1 相当)
6 有権者が長年見て見ぬふりをしてきたこと
what voters have long turned a blind eye to
セクション B・C では〈前置詞 + what 節〉を扱います。
まずは典型例のinに続くもの、
セット 1
1 今はショッピングモールになっている場所で
in what is now a shopping mall
セット 2
12 まだ正式な合意には至っていない段階で
in what is not yet a formal agreement
セット3
9 事実上の一党支配となっている体制の下で
in what is effectively one-party rule
続いて、他の前置詞を用いるもの
4 妥当と思われる値段で
at what seems to be a fair price
8 些細に思えることをめぐって
over what seems to be a trivial matter
群前置詞を用いるもの
5 わずかばかりの補償と引き換えに
in exchange for what little compensation was offered
を扱います。
学習者がつまずきやすい点:
• ① what 節の中は必ずどこか一箇所が「欠けて」いる(主語・目的語・前置詞の目的語のいずれか)。日本語からは見えないため、特に前置詞の残留(look for / expect of / be left with)を落としやすい。
• ② what 節は名詞節なので、副詞節と違って節内に will も仮定法も助動詞完了形も自由に使える。「類例ワークシート①」のセクション A・B(時・条件の副詞節では未来でも現在形)と正反対の原理であり、ここを混同しやすい。
• ③ チャンク全体はあくまで一個の名詞句であって文ではない。特に〈前置詞 + what + S + V〉は、what 以下の S+V を新しい文の始まりと誤読しやすい。
• ④ what には 〈what + 名詞〉(関係形容詞)の用法があり、what little money I have のように「少ないながらもすべての」を表すものがある。
• ⑤ 「まだない・もうない・結局なかった」を表す動詞型(remain / go / be left + 過去分詞、have yet to、fail to など)は日本語の「〜ていない」から直訳できず、型ごと覚える必要がある。
A4で約15ページ。チャンクのみでこの手の英語表現を扱う類書は恐らくありません。
この機会に是非、ご活用を。
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