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理想とソロバンを天秤にかけて、理想を取ってしまった。

    先日「屋上シェア菜園&喫茶店つき新築マンションを建てた」ことについて書いたnoteの、裏話です。

    実は本文に書いたけど、消した段落があります。
    それは、お金のこと。

    切っても切り離せないお金の問題。
    特に不動産は動く金額が大きく、決断ひとつひとつにかなり悩みます。
    自分からはあまり書かない話題なのですが、よく地域コミュニティを作ろうとしている方や、大家さん仲間に質問されるテーマですし、未熟な私なりに考え抜いたこともあるので、まとめてみました。


    さて、私はこの新築マンション建設にあたり、「理想」と「ソロバン」を天秤にかけて、理想を取ってしまいました。決して経済的に余裕があったわけではないのに。

    思い返せばその背景には、祖母から学んだ「人との付き合い方」があるように思います。

    建設会社に止められた「屋上作り」

    新築マンションで、屋上シェア菜園を始めるときのこと。「理想」と「現実(=お金)」の間で大きく揺れました。

    建物に屋上を作るために、多額の費用がかかるのです。
    ただの屋根ではなく、人が滞在でき、かつ菜園を行うための防水加工が必要です。
    さらに防火に厳しい地域のため、資材や工法にも制約があり、その分コストも嵩みました。

    実は、建設前に相談した複数の会社からは、屋上を作ることに反対されました。「屋上を作っても費用が回収できるとは限らない」と。


    「関わりしろのある賃貸をつくる」という理想のために、ここまでお金をかけていいのか?
    もし菜園がうまくいかなかったら、ただの無駄遣いになってしまうのでは……。

    悩みに悩みましたが、最終的に私は理想を取りました。

    その判断には、私なりの理由があります。以下の3点です。

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