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立秋は、小さな秋を探すころ。

    「立秋」と聞くたびに、毎年思っていました。

    「いやいや、こんなに暑いのに?」

    今年も最高気温35℃を超える日が続き、とても秋とは思えないときにはじまった立秋。

    この体感と暦の差は、今の異常気象だからこそ感じることなのか、それとも昔からそうなのか。


    気になって、二十四節気について少し調べてみました。

    二十四節気では、「大暑」は一年でもっとも暑さが厳しい頃。その次にやってくるのが立秋です。

    立秋は、「秋らしい気候になりました」という日ではなく、暑さの極みを越え、少しずつ秋へ向かい始める頃。

    そう考えると、なんだか見え方が変わってきました。


    本格的な秋になれば、簡単に秋に触れることができます。

    でも立秋の頃はそうではありません。

    見つけようとしなければ、季節の小さな鱗片は、夏の景色にそっと紛れてしまう。もしかすると、一番見つけるのが難しいのは、今のような季節の境目なのかもしれません。

    だからこそ、感覚を少しだけ研ぎ澄ませて、自分なりの気づきを楽しむにはぴったりの季節とも言えそうです。


    私も、リアル版「小さい秋みーつけた」を楽しむことにしました。

    真っ赤だった天気予報が、ほんの少し落ち着いてきたこと。

    空の色や、雲の形が少し変わったように感じること。

    そして畑では、ローズマリー「トスカーナブルー」に、小さな花が咲いているのを見つけました。


    まだたった一輪。
    でも、だからこそ始まりを感じます。

    調べてみると、この品種は秋頃から花を咲かせ始めることもあるそうです。

    少しあわてんぼうの、フライング気味の一輪。

    それでも、植物は私たちより先に、次の季節の気配を感じ取っているのかもしれません。

    人間にはまだ「真夏」にしか見えない景色の中で、季節はもう、ほんの少しずつ動き始めている。


    二十四節気は、季節を知るための知識というより、

    「今日はどこに次の季節が顔を出し始めてるのだろう」

    そんなふうに、いつもの景色を見直すきっかけをくれるものなのかもしれません。


    今年の立秋のはじまり

    私はローズマリーに、小さな秋を教えてもらいました。引き続き、見つけてみたいと思います。


    さて、あなたの周りでは、次の季節はもう始まっていますか。


    はしさんの企画されている、#私の二十四節気 にゆるっと参加させていただいています。ありがとうございます!



    今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

    あなたの今日にも、小さな発見がありますように。


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    また、景色の中で。

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    50代半ば。植物、絵葉書、物語や身近な発見が好き。 自分が感じた「ん?」を、素通りしないで眺める日々。 ひとつ見方が増えるだけで、世界はもっとおもしろい。 *Amazonアソシエイト参加中

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